猫を飼うなら知っておくべき『終生飼養』の心得5つ 飼い主が守るべき責任や約束とは

猫を飼うなら知っておくべき『終生飼養』の心得5つ 飼い主が守るべき責任や約束とは

今回は、猫を飼ううえで知っておいてほしい『終生飼養』について紹介いたします。必要な覚悟とは?守るべき責任とは?できるだけ具体的に、包み隠さず解説いたします。

意識してほしい『終生飼養』の心構え5つ

たくさんの子猫

今や10歳を超える猫の存在は珍しくなく、15歳を超える猫が増えています。現に完全室内飼育の猫の平均寿命はおよそ16歳。

さらに今後、猫の宿敵である腎臓病が完治する時代が来れば30歳まで生きられるという仮説まで登場しています。猫を愛する人であれば夢のような話ですよね。

でも冷静に考えると、手放しで喜べることばかりではありません。なぜなら、人間のライフスタイルには必ず変化があるからです。

"この子と最期まで"という思いを貫き通すのは当たり前でありながらも、実はかなりハードルが高いものなのです。

そこで今回は、これから猫のお迎えを検討している方に向けて、『終生飼養における心構え』を5つ紹介いたします。

1.猫のための『生活費』を確保すること

猫を育てていくには『猫の生活費』が必須になります。

具体的には猫1匹の生涯にかかる費用の平均が約150万〜300万円ほど。多頭飼育ともなればその分がさらに上乗せされていきます。

少々下世話な話にはなりますが、猫のためにこれだけの費用がかけられるかどうか、また工面できるかどうか、よく検討してみることが大切です。

2.プライベートが犠牲になる覚悟を持つ

猫の体調不良は待ったなしにやって来ることがあります。その際、プライベートを犠牲にしてでも猫の通院を優先しなければなりません。

その覚悟は持てそうですか?また周囲の人の理解は得られそうですか?

3.危機管理能力を持つ

猫と暮らしていくためには、危機管理能力も必要になります。猫にとって危険なものを予め撤去しておく、些細な行動の変化から体調不良を見極めるなどの気配りはできそうですか?

4.日頃のケアを怠らないこと

猫は手がかからない動物といわれていますが、それは幻想です。実際には多くの手間がかかるもので、強いていえば、楽なのは散歩がいらないことくらいかもしれません。

トイレ掃除・食事の準備・爪切り・ブラッシングなど、日頃のお世話はできそうですか?長毛種の場合は特にブラッシングが重要になります。そこも根気強く続けなければなりません。

5.『もしも』に備え"協力者"を探すこと

冒頭でも紹介したように、猫との暮らしは平均で15〜16年続きます。その過程で多くの飼い主さんのライフスタイルが変化します。例えば就職・転勤・結婚・育児や介護など。

これらの変化にも柔軟に対応できそうですか?また"もしも"の時に協力してくる人は周りにいらっしゃるでしょうか?

基本的には『最期まで』が終生飼養における義務です。しかしながら、人間の身にはいつ何が起こるか分かりません。

最悪の状況を鑑みて、お世話を手伝ってくれる人・代わりに育ててくれる人の候補をピックアップしておくことが大切です。

飼い主が守るべき責任と約束

鼻を舐める猫

ここまでの内容を加味したうえで、ここからは飼い主が守るべき『責任』と『約束』について紹介いたします。

近隣トラブルを招かないこと

まずは近隣トラブルを招かないことです。騒音やにおいの問題など、周辺の人達に迷惑がかからないように配慮してください。

完全室内飼育をする

今の世の中は『完全室内飼育』が主流となっています。猫は外に出さずに、家の中で楽しく過ごせるように工夫してあげてください。

猫を見捨てない

やむを得ない事情から飼育の継続が困難になった場合でも、愛猫を見捨ててはなりません。まずは自力で里親さんを探す努力をし、それでも見つからない場合は保護団体に助けを求めましょう。

まとめ

黄昏れる猫

猫がいる生活は癒しであり、時に生きる原動力になる存在です。筆者はもう23年間、猫がいる生活を送っています。この過程において、実に様々な変化がありました。

だからこそ今回は、少々重い内容になっています。やはりそれだけの覚悟を持たなければ続けられないからです。

猫のお迎えを検討している方にお願いがあります。猫も心を持った生き物です。無機質なロボットとは異なり、しっかりとした感情があります。

どうか、あたたかい言葉をたくさんかけてあげてください。根気強くわがままに付き合ってあげてください。

猫も年齢を重ねるごとに身体が弱っていくものです。容姿も変わってしまいます。最期は介護が必要になるかもしれません。それでも見捨てずに、周囲の協力を得ながら寄り添ってあげてください。

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