猫に思いを伝えたいときの方法3つ

実は猫の思いを伝えるのは、意外と簡単です。伝え方のコツさえ押さえれば、愛情だけでなく、安心感やちょっとした「ルール」もしっかり届けることができます。
ポイントは「猫同士でのやり方」です。詳しい方法を見ていきましょう。
1.「大好き」を伝える
多くの飼い主さんが一番伝えたいのは、愛猫への「大好き」という思いではないでしょうか。
猫同士では、お互いに目が合った際にゆっくりと瞬きをすることがあります。これは、相手に対して「私はあなたに対して敵意がありません」という平和の提示と、「あなたを信頼しています」という信頼や愛情の表現です。3秒ほどかけてゆっくりと目を閉じると、愛猫にも大好きが伝わります。
また、仲良しの猫同士は、頭をこすりつけて親愛の挨拶をします。猫がこちらに寄って来たタイミングで猫と同じ高さの目線になり、自分の頭やおでこをゆっくり近づけてみましょう。上手にゴチンとできたら愛猫にも「大好き」が伝わります。
2.「仲良くしよう」を伝える
人慣れしていない猫やお迎えしたばかりでまだ緊張している猫を含め、愛猫に「仲良くしよう」という思いを伝えるために、「一緒に遊ぶこと」や「遊びに誘うこと」はおやつを与えるよりも重要なコミュニケーションの方法になります。
猫の遊びは、狩猟本能を満たすことにつながるため、一緒に遊ぶことはポジティブな感情を共有できるのです。撫でたり抱っこしたりは猫によって好みがありますが、釣り竿風のおもちゃやじゃらしを使って遊ぶことで、まだ直接触れられない猫でも遊びのお誘いができるのがメリットです。
猫の性格によっては、気になるけど遊ばないという猫もいますが、人を怖がるほど警戒していなければ「この人と過ごす時間は楽しい」と学習させることができ、距離を縮める方法には最適なのです。
3.「やめてほしい」を伝える
飼い主として伝えたい思いの中には、「ちょっとそれ、やめて」という断りの気持ちもありますよね。ポジティブではない思いもしっかりと愛猫に伝えましょう。特に、遊びの延長ではじまる噛み癖などは、いけないことだと伝える必要があります。
猫にダメを伝えるときには、猫がやっていることに対して、あえて期待する反応を与えないようにします。たとえば、噛んできたときには、無言で部屋から立ち去り遊ぶのをやめます。また、乗ってはいけない場所に乗っているときも、黙ったまま抱き上げて下ろし、猫の行動をやめさせます。
強く叱っても猫には理解できませんが、飼い主が完全に無視することで「この行動をしても楽しくない」「楽しいことが終わる」と伝えることができるのです。
愛猫に思いを伝えるためのコツ

上手に愛猫に思いを伝えるためには、日ごろからの関係性は重要です。社会性のある動物は、仲間内とそうでない者に対してコミュニケーションの性質が異なります。これは猫にとって飼い主の信頼度が関係してきます。
頻繁にコミュニケーションを取っている方が相手のことを理解しやすくなり、信頼関係が結びやすくなります。つまり、愛猫に何かを伝えようとするときに「この人は何がいいたいのかな?」という関心を持ってもらいやすくなるのです。
猫は人間がふだん過ごしている行動パターンや話し方、声のトーンなどから飼い主の存在を学習しています。そのため、どんなときも同じ口調で声をかけ、猫が嫌がるイレギュラーなことをしないなど一貫性を保つことが信頼につながります。
毎日同じように接することで、飼い主が気持ちを伝えようとした際にも関心を持ってもらえるのです。
まとめ

誰かに思いを伝えるときは、相手が理解しやすい方法を意識することが多いでしょう。同じように猫にも猫のわかりやすい方法で伝えることが大切です。そして、伝わりやすさを支えるのが、ふだんからの信頼関係です。
まだ慣れていないうちは、一貫したルーティンで遊びを繰り返すことで信頼関係が築かれていきます。そして、「大好き」や「ダメだよ」を繰り返していくうちに、だんだんと複雑な意思疎通もできるようになっていきます。
今回紹介した3つの方法は、日常的にいつでもできるパターンです。ぜひ参考にしながら、愛猫とのコミュニケーションに取り入れてみてください。