猫が入らずにはいられない『猫転送装置』って何? 思わず寄ってくる理由や心理を解説

猫が入らずにはいられない『猫転送装置』って何? 思わず寄ってくる理由や心理を解説

猫が入らずにはいられないと噂の「猫転送装置」という言葉を聞いたことはありますか?おやつやオモチャを用意しなくても、なぜか猫が自ら入ってしまう不思議な囲い・・・。今回は、猫転送装置とはいったい何なのか、猫が思わず入りたくなる理由や心理も詳しく解説します。

猫が入らずにはいられない『猫転送装置』とは

フラフープのなかに座り込む猫

猫が自ら入っていく、床につくった丸や四角形の囲いのことを「猫転送装置」といいます。他にも「猫ホイホイ」という愛称で呼ばれることもあり、海外では「cat in circle」と呼ばれて親しまれているのだそう。

あくまでも囲いがあるだけで、猫を誘い出す特別な仕掛けを用意するわけでもありません。

愛猫に試してみたいときは、床にテープで枠を作るか、フラフープや四角いジョイントマットを敷くだけでもOKです。

猫が囲いのなかで堂々と座る姿を見ていると「もしかして、本当にどこかへ転送されるのでは?」と、飼い主さんまでワクワクしてしまうかもしれません。

なぜ猫転送装置に入る?考えられる理由と心理

青い円のなかに座る猫

狭くて囲まれた場所が好きだから

猫はもともと、狭くて囲まれた場所に入るのを好む動物です。すっぽり収まる場所に入ると温かくなったり、身を隠せることで安心できたりします。

猫転送装置も囲まれた場所ではあるので、猫の習性に関係している可能性があるでしょう。

ただ、基本的に猫転送装置の場合は、平面の床をテープで囲んだだけ。体が埋まるという感覚を味わうのは難しいように見えます。

専門家でも、なぜ猫が平らな枠に入るのか、本当の理由はまだ分かっていないそうです。

錯覚?平面の枠を「立体的な囲い」と勘違いしているから

猫は、猫転送装置を平らなものではなく「立体的な囲い」のように思い込んでいるのかもしれません。

というのも、猫は動くものを見るのが得意な一方で、静止しているものを見るのは少し苦手です。床に描かれた枠を見て「ここに囲いがある!」と感じても不思議ではないのです。

そう考えると、猫転送装置は、目の錯覚を利用したトリックアートのような存在といえるでしょう。

正体が気になるから

部屋のなかに突然現れたテープや紐に対して「これはいったい何だろう?」と、チェックしようとする猫も少なくないでしょう。

ただ遠くから見ているだけでは、安全かどうかは分かりません。好奇心旺盛な性格の猫なら、実際に入ってニオイや感覚を調べることもあるでしょう。

あれこれ確認しているうちに「なんだか落ち着く・・・」と、そのまま枠のなかでくつろいでしまうことが考えられます。

全ての猫が入るわけではない?

猫転送装置に入るか悩んでいる猫

猫転送装置をつくれば、必ず猫が枠のなかに入るとはかぎりません。枠に入ってくれなかったときは「転送失敗」と表現することもあるのだとか。

今回、筆者も愛猫に試してみたところ、両方の前足を入れて、ニオイまでは熱心に嗅いでくれたのですが、そこから進展はありませんでした・・・。少し臆病な性格をしているので、好奇心よりも警戒心が勝ってしまったのかもしれません。

1回でうまくいかなくても、囲いをつくる場所や使うものを変えて、再度試してみるのもよいでしょう。

せっかく興味を示していても、飼い主さんからの視線を感じて、入るのをやめてしまうことも。囲いをつくったら、そっと見守ってください。

まとめ

ジョイントマットの上に佇む猫

猫転送装置に興味を示す猫が多いのは、狭くて囲まれた場所を好む猫の習性や目の錯覚、好奇心が理由と考えられています。

枠のなかにちょこんと収まる姿は、なんとも愛らしいもの。身近なものだけで簡単につくれるので、愛猫のために1度つくってみてはいかがでしょうか?

とはいえ、どの猫でも必ず入ってくれるとはかぎりません。愛猫のペースを尊重しながら、自分から入ってくれる日を気長に待ちましょう。

スポンサーリンク