猫が『あくび』をするときの理由3つ 眠気のサインではないことも?隠れている心理とは

猫が『あくび』をするときの理由3つ 眠気のサインではないことも?隠れている心理とは

猫がふわっと口を開けてあくびをする姿は、なんとも愛らしいもの。眠いときにすると思いがちですが、実はそれだけではありません。あくびに隠された猫の心理を知れば、愛猫との絆をもっと深めることができますよ。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

猫があくびをする理由3つ

あくびをする子猫

1.リラックスしている

安心できる空間でくつろいでいるときに、あくびをすることがあります。

飼い主になでてもらう、お気に入りの場所で日向ぼっこをしているなど、リラックスしているときには、幸せホルモンが出たり、副交感神経が優位になったりして、あくびが出やすくなります。

ストレスがなく、心地よいと感じている証拠ともいえます。静かに話しかけたり、なでたりして優しく見守ってあげましょう。

2.気持ちを切り替えている

気持ちや行動を切り替えるときにあくびをすることもあります。

身体を休めていたときや眠りから覚めたときにあくびをすることで、脳を覚醒させて休息モードから覚醒モードへと切り替えています。

また、ジャンプに失敗したり驚いたときなどにあくびをする様子が見られることがあるかもしれません。これらは、動揺や緊張といった気持ちを落ち着かせる「転位行動」と呼ばれています。

3.緊張している

あくびがいつもと違う場合には、体調不良が隠れている可能性もあります。

人もそうですが、猫も緊張するとあくびをすることがあります。

例えば病院などのあまりなじみのない場所に連れていかれたときや、ストレスなどがかかるような状況であくびをする場合があります。

その時は同時に、耳が「イカ耳」になっていたり、他の緊張を示すような体の変化も一緒にみられるはずです。

眠気のサインではない?隠れている心理とは

あくびをする猫たち

猫は、人間と同じように眠気からあくびをすることがありますが、一方で失敗や緊張、興奮などを落ち着かせるためにあくびをして気持ちを切り替えることもあります。

単純に「あくび=眠い」と考えるのではなく、あくびの前後に取る行動を踏まえて猫の心理を読み取りましょう。

たとえば、来客があった直後にあくびをして、耳を後ろに倒したり、体を低くしたりするのであれば、緊張や不安を抱いている可能性があります。

さらに、あくび以外にも食欲が落ちた、元気がない、過剰に毛づくろいをするなど、普段と違う行動をしている場合は注意が必要です。

環境の変化などによってストレスが過度にかかっていたり、不調や病気が隠れていることも考えられます。気になる状態が続く場合は、早めに獣医師へ相談することをおすすめします。

まとめ

なでられながらあくびをする猫

猫のあくびは、眠気のサインである一方、リラックスしている、行動を切り替えている、緊張しているなど、さまざまなシーンでもみられます。

さらに、あくび以外にも普段と違う様子が見られるときには、体が不調を訴えている可能性もありますので、注意が必要です。

表情や姿勢、耳・しっぽの動きなど、何気ない仕草や行動を丁寧に観察することで、愛猫の気持ちや体調の変化を知る手がかりになりますよ。

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