猫が思わず反応する『オノマトペ』3選 喜んでくれるワケや考えられる心理まで

猫が思わず反応する『オノマトペ』3選 喜んでくれるワケや考えられる心理まで

「オノマトペ」とは、状態や音を言葉にして表したものです。猫に関して使われるオノマトペでいうと、2000年ころから使われ始めた「もふもふ」などがあります。猫は、オノマトペを聞いてもイメージすることはできませんが、飼い主さんの使う言葉なら、何を指しているのか覚えているでしょう。今回は、猫が喜ぶ人の言葉・オノマトペを紹介していきます。

猫が反応するオノマトペ3選

おしりトントンされる猫

猫が人の言葉を記憶する割合は、飼い主さんの使う頻度に比例して高くなります。実際に、猫がよく反応するオノマトペを見てみると、多くの飼い主さんが共通して使っているものばかりです。

ここでは、猫が聞いて喜ぶオノマトペを紹介します。

1.カリカリ

ドライフードのことを「カリカリ」と呼ぶようになったのは、日本でキャットフードが普及しはじめた1970〜80年頃だといわれています。いまでもドライフードをカリカリと呼ぶのは定番ですよね。乾燥したフードを猫が噛み砕く様子から、呼ばれるようになったそうです。

飼い主がふだんからドライフードを「カリカリ」と呼んでいると、猫もカリカリ=「ごはん」のことだと学習します。そのため、カリカリと聞けば喜んで寄ってくるようになるのです。

2.なでなで

スキンシップが大好きな猫は、飼い主の姿が見えるとすぐに近くに寄って行き構ってもらおうとするでしょう。「なでなでする?」と優しく聞かれて嫌がる理由はありません。

顔を突き出して顎の下を撫でてもらったり、足元に立ち止まり背中を撫でてもらったりして、猫も自ら「なでなで」してもらえるように寄り添ってしまうのです。

ちなみに、筆者のうちでは優しいなでなでよりもブラシの「ゴシゴシ」の方が人気です。みなさんのお宅はどうですか?

3.トントン

猫のしっぽの付け根は神経の通り道で敏感なだけでなく、自分のニオイを出す臭腺がある場所です。そのため、猫はこの部位をリズムよくトントンと叩くと軽い刺激が心地よく感じられるのです。

飼い主が「おしりトントン、好きだね~」「トントンしようか?」と話しかける機会が多いと、猫もやってくれると学習し、おしりを高くして思わずスタンバイしてしまうのです。

トントンと同様に「ポンポン」と呼ばれることもあります。

猫はなぜオノマトペの意味がわかるの?

猫と話す女性

日本語のオノマトペは、同じ音の繰り返しが多く、音節も単純でリズムのよい言葉ばかりです。複雑な人の言葉は理解できない猫でも、2音節程度の短いオノマトペなら覚えられます。そして、猫にとってメリットのある出来事や行動(食べ物やスキンシップ)と結び付くと「この言葉を聞くと次にこうなる」と学習するのです。

自分の名前をはじめ、「ごはん」や「おいで」などの言葉も理解できる猫は、飼い主の話すオノマトペも覚えやすいでしょう。

何回くらい言えば猫が言葉を覚えるかは、個体差や状況によって異なりますが、良い記憶・楽しい記憶が積み重なることで覚えやすくなるという傾向はあります。

もし、猫の言葉を教えたいときには、ご褒美とセットにすると効果的です。ポイントは、言葉の直後にご褒美を与えること。時間が空いてしまうと、音と出来事の結びつきが難しくなるためです。猫が聞いて嬉しい言葉をたくさん増やしてあげましょう。

まとめ

指のニオイを嗅ぐ猫

猫に関係するオノマトペは、ほかにもたくさんありますが、飼い主がふだんから使っている言葉は、猫の記憶に残りやすく反応することも多いでしょう。

同じオノマトペでも、猫は自分にとってネガティブな要素のある言葉には無視することもあります。たとえば、壁紙やソファなどに爪とぎをしてしまう猫に対して「そこでバリバリしないで!」と日常的に叱っていた場合、猫は「バリバリ」には反応しないことが多いのです。

ちょっとした猫の反応から、飼い主自身の言葉の使い方が見えてしまうかもしれません。愛猫には良い言葉を使って、たくさん楽しい記憶を与えられるよう気をつけてお話しするようにしましょう。

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