2026年「猫の大臣」が選出される 国会議員の家庭を仕切る「陰のボス猫」14歳に 英国

2026年「猫の大臣」が選出される 国会議員の家庭を仕切る「陰のボス猫」14歳に 英国

このたび英国で、14歳の猫が「大臣」に選出されました。飼い主は国会議員です。この猫は「猫の働き方改革」「通貨の刷新」「午前3時の即応体制」など、ユニークな公約を掲げて一般投票で選ばれたものです。

877票を集めて、猫の大臣に

手を挙げる猫

画像はイメージです

このたび14歳の猫Bella が、2026年の「Purr Minister」(猫の大臣)に選出されました。

この称号は、動物保護団体「Battersea Cats and Dogs Home」が一般投票を呼びかけて候補猫のなかから決定しているもので、2014年から続いています。猫の福祉へ人々の関心を高めることを目的とした行事なのです。毎年、ロンドン中心部で暮らす飼い猫たちがこの名誉ある称号を競い合っており、過去には下院議長Lindsay Hoyle卿の愛猫Patrickや、首相官邸(ダウニング街10番地)のネズミ捕り主任猫Larryなどが選出されています。

Bellaは、サフォーク・ノーフォーク地区選出の国会議員Adrian Ramsayさんの愛猫です。一般投票で877票を獲得し、741票を集めたニューカッスル主教の猫Ebbaを抑えて勝利を得ました。

喜びの飼い主のコメントは…

選挙看板の横に座る猫

画像はイメージです

「緑の党」の前共同代表でもあるAdrianさんは「わが家の影のボスであるBellaが、英国のPurr Ministerに選ばれたことを大変うれしく、とても誇らしく感じています」とコメントしています。

「わたしたちは動物たちを愛する国民です。英国議会においても、動物に関する課題に積極的に取り組んできたことを誇りに思います。動物保護は決して小さな問題ではありません。それはわたしたちがめざす国のあり方の根幹をなすものであり、国民のみなさんも当然ながら、わたしたち議会が行動を起こすことを期待しているのです」というAdrianさんです。

Battersea Cats and Dogs Homeは、次のように述べています。
「競争心を持って積極的に参加してくださった、猫を飼っている国会議員や貴族院議員のみなさま、そして投票してくださった一般市民の方々に、深く感謝申し上げます。Bellaの勝利を祝福します。彼女はきっとすばらしい猫の大臣になってくれることでしょう!」

幅広い内容の「猫の公約」

叫んでるような猫

画像はイメージです

ちなみにBellaが今回の選挙に先立って掲げた「マにゃんフェスト」(猫の公約)は、次のようなものでした。

内政とインフラ

「ドア開放」の義務化:室内のドアは常に開けておくこと。猫には、人間に説明なしに出入りしたり、再入室したり、はたまた考え直す権利があります。
午前3時の即応体制:夜間の「ズーミー」(突然の猛ダッシュ)と鳴き叫びは、国家安全保障に不可欠です。
所有権:そこにあるものはすべて我々のものです。テーブルの端にあるものは、床に落とされるべきものです。
犬への権利:猫は、犬と所有権が争われているあらゆる柔らかい家具(犬用ベッドなど)に対し、絶対的な権限を持ちます。

経済・労働

働き方の改革:キーボード作業は人間と猫の共同作業です。ノートパソコンは常に温かい状態でなければなりません。
通貨の刷新:紙幣はツナ缶やおやつ、高級キャットニップに置き換えます。
労働時間:落ち込んでいる人間に寄り添ってゴロゴロと喉を鳴らすことは労働であり、報酬が支払われるべきです。猫には1日18時間の睡眠をとる権利があり、週末は働きません。

健康・公共の安全

食事の基準:フード容器の底が見えてはいけません。底が見えることは国家非常事態とみなされます。 「濡れるのは禁止」法:入浴、スプレー、不審な水しぶきは禁止です。

膝に関する法:人間の膝はすべて猫の所有物であり、ここに落ち着いている猫を動かすことは違反行為です。

カーペットへの嘔吐権:すべての猫には、緊急時のために柔らかく明るい色のカーペットが必要です。硬くて拭き掃除が簡単な床で吐くことを強いられる猫をなくします。

出典:
・MP's moggy is crowned Westminster's Top Cat
・Purr Minister 2026

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