過去の新聞記事に見る「災難から生還した猫」たち その脅威の生存能力が「お見事!」 英国  

過去の新聞記事に見る「災難から生還した猫」たち その脅威の生存能力が「お見事!」 英国  

好奇心旺盛な猫は、その無謀な行動によって命の危機に遭遇することがあります。そんな危機をたぐいまれな生存能力で乗り切ってきた猫たちがいます。英国の過去の新聞記録から、2つの「猫のサバイバル」記事をご紹介します。

「はずみ車」で5時間も回転した猫

昔の新聞のイメージ

画像はイメージです

1904 年 5 月に「Oxfordshire Weekly News」紙上で紹介されているのは、ランカシャー州のBlackburn Corporation電気工場の発電所に住みついていた猫の「災難体験」です。

発電所に住んでいる猫が、フライホイール(はずみ車)の縁で、のんびり昼寝をしていました。ところが急にエンジンが始動し、このフライホイールは猫を乗せたまま時速60マイルの速度で5時間も回転し続けたのです。人々はこの災難にまったく気付きませんでした。

ついにエンジンが止まったとき、猫はそこから跳び降り、数秒間は混乱したままよろめいていました。そしてしばらくたつと静かに隅のほうへ歩いていきました。驚いたことに、猫はかすり傷1つ負っていなかったのです。

それにしても、この6時間は猫にとって恐怖の体験だったことでしょう。「9つあるといわれる猫の命」のうちの1つを使い果たしたのは、間違いありませんね。

冷蔵庫の中で7時間も

冷蔵庫に入った猫

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82年後の1986年1月、「驚くべき猫Victaのサバイバル体験」のニュースがBristol Evening Post紙に掲載されました。

ブリストルのトローブリッジに住むWozniakさん一家は、7匹の猫を飼っています。このうちの1匹であるメス猫Victaは、どういうわけか自宅の外に置かれた冷蔵庫の中に7時間も閉じ込められてしまったのです。

飼い主のDorothy Wozniakさん(当時22歳)がVictaを見つけたとき、「体は板のように硬直していて、口から舌を出していました」と話しています。

「愛猫が凍死してしまった」と悲しんだ彼女ですが、念のためすぐに獣医へと運んだのです。

「最悪の低体温症状」だった猫が回復

獣医に抱かれる猫

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当時治療に当たった獣医師のDennis Archerさんは、同紙の取材に次のように話しています。

「Victaは非常に深い昏睡状態にあり、来院したときは心音もまったく聞こえず、体温は測ることができないほど低かったのです。1945年から獣医をしていますが、わたしがこれまでに見た低体温症の最悪のケースでしたね。だからこの猫が動き出して、牛乳の入った皿を舐めだしたときはびっくりしました」

幸運なことに、Victaはそのまま快方に向かったということでした。Victaには、並外れた生存能力があったことは確かですね。

出典:14 Remarkable Cat Tales From The Archive

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