愛猫の老後に向けて備えたい『介護用品』5選

皆様のお家の愛猫は何歳ですか?我が家には13歳と9歳のメス猫がいます。幸い2匹とも若々しく元気に過ごしていますが、本格的なシニアに移行した後のことを時々考えることがあります。
ということで今回は、愛猫の老後のために備えたい『介護用品』を5つ紹介いたします。
あわせて必要になる場面や、活用するポイントについても詳しく解説いたします。
1.ペットサークル
猫も加齢に伴い認知機能が低下することがあります。いわゆる認知症のような症状が出た場合、徘徊したり室内で迷子になる恐れがあります。
そこで役立つのが『ペットサークル』です。サークルであれば飼い主さんが直接中に入ってケアをすることができます。
若い猫のように飛び越える可能性が極めて低い状況であれば、ケージよりも使い勝手が良いでしょう。
2.高さのある器
高齢の猫は若い猫と比べ、関節が硬くなります。そうすると今までのような低い姿勢では飲食がしにくくなり、体全体に負荷がかかるようになります。
そこで役立つのが『高さのある器』です。自然なお座りの体勢で食べられる食器であれば関節への負担の軽減はもちろんのこと、食べたものが逆流することも同時に防ぐことができます。
なお食器へのこだわりが強く、器の変更が難しい場合はテーブルタイプがおすすめです。
ちなみに高さのある器は、年齢を問わず推奨したいグッズです。食道が潰れやすい姿勢や前足に負荷のかかる体勢は、若い猫にとってもリスクがあります。
若いうちから導入することで、関節炎や逆流の予防はもちろんのこと、使用感に慣れることが期待できます。
3.ステップ・スロープ
足腰が弱った猫はトイレの入り口をまたいだり、お気に入りの場所(例えばソファーやベッドなど)に飛び移ることが困難になります。
これは猫にとっては相当なストレスです。それを解消すべく役立つのが『ステップ』や『スロープ』です。必要な補助はしつつも動ける喜びを維持することは大切です。
日頃の行動を観察する中で、登りにくい場所があれば導入を検討してみてください。
4.入口が低いトイレ・ペットシート
ステップやスロープすら困難になってきた場合は、入口が低くなったタイプのトイレに変更してみてください。
それすらも難しくなってきた際は、ペットシートを敷いてあげると排泄しやすくなります。最初はトイレを置いていた位置に置き、歩行が困難になったら寝床の近くに敷き詰めるようにしてみてください。
猫にも自尊心があるので、自力で排泄ができるうちはオムツよりもペットシートのほうがストレスなく使うことができるでしょう。
オムツに切り替えるタイミングは、いよいよ排泄のコントロールを失った時です。それまではなるべく自然な形で排泄ができるように見守ってあげてください。
5.床擦れ防止のマット
愛猫が寝たきりに近い生活になったら、床擦れ防止のマットを用意してあげてください。耐圧分散ができ、より快適に横たわることができるでしょう。
寝返りが困難になった場合はマットを活用しつつ、定期的に寝返りの補助をしてあげてください。
まとめ

今や猫の平均寿命は、完全室内飼育の場合でおよそ16歳。20代に突入する猫も珍しくない時代になりました。
愛猫と長く過ごせる喜びを噛み締めると同時に、『介護』も身近な存在であることを忘れてはなりません。老いは必ずやってきます。
事前に備えられるもの・年齢を問わず導入できるものをピックアップしておけば安心でしょう。我が家も、器に関しては高さのあるものに変更しました。
シニアという年齢がまだまだ先というご家庭にとってはあまり想像したくないこともあると思います。そこを"楽しく長生きできる未来を見据える"と捉えれば明るい気持ちになれるのではないでしょうか。
猫の介護用品は、大型のホームセンターやネットで取り扱っています。気になるグッズがあれば実物を見たり、検索しながらよりイメージを膨らませることができるので参考にしてみてください。