猫が『炊飯器に乗ろうとする理由』4つ

我が家の猫たちは家電に全く興味がありません。洗濯機はもちろんケトルや炊飯器が作動していても見向きもしないほどです。強いて言うなら停止中の掃除機に恐る恐る近づく程度です。
しかし、世の中には『炊飯器』に興味津々の猫たちがいます。知人もよく"猫が乗ってしまう"と嘆いており、我が家の愛猫を不思議がっています。
ところで、なぜ炊飯器に乗ろうとする猫がいるのでしょうか。ここではそのヒントとなる理由を4つ紹介いたします。
1.温かいから
おそらく多くの飼い主さんが推測しているものと思いますが、やはり『温かいから』という理由も動機の1つになります。
特に寒い冬場や寒がりな猫は、暖を取る手段として炊飯器を活用することがあるようです。
2.静かな家電だから
炊飯器は洗濯機や掃除機のように騒がしく稼働する家電ではありません。
もちろん猫は聴覚が優れた動物なので、人間の耳では感じない音を拾っている可能性はあります。それでも気にならないレベルの騒音なのでしょう。それ以上に魅力が勝る存在なのかもしれません。
3.形状がちょうどいい
大きすぎず小さすぎない炊飯器。程よい丸みも相まって、サイズ感がちょうどいいのもまた魅力の1つなのでしょう。
最近では四角いタイプの炊飯器もありますが、"上に乗る"という意味ではさらに乗り心地が良くなるかもしれません。
4.飼い主さんが触れるものだから
猫は他者に無関心なようで、実は密かに関心を寄せています。炊飯器も飼い主さんが触れるものなので、興味を持つきっかけになる場合があります。
最初は『毎日何をしているの?』『確かこの辺をいじっていたよね!?』というチェックから始まり、最終的にはお気に入りになってしまったという猫も多いはず。
ただ1つ懸念点を挙げるとするならば、炊飯中は温度が上昇することではないでしょうか。そこで後半では、乗らないほうが良い理由と、効果的な対処法について詳しく解説いたします。
炊飯器に乗るリスクと乗らせないための対処法

ここまでは、猫が『炊飯器に乗ろうとする理由』について紹介いたしました。その主だったものが"炊飯器の温度感"や"形状"にありましたよね。
さらに『ご飯(炊飯中のお米)の匂い』が気になる猫もいるようです。特に食いしん坊な猫には魅惑の香りなのでしょうね。
いずれにしても、飼い主さんからするとちょっぴり困惑する行動でしょう。ストレスなくやめさせる方法があるのなら禁止したいという方もいらっしゃるかもしれません。
そこでここからは、猫が炊飯器に乗るリスクと対処法について紹介していきます。
やけどのリスクがある
先ほども少し触れましたが、炊飯中の炊飯器は温度が上昇します。
安全面を考慮し蓋の上面は55℃以下、側面は50℃以下になるよう設計されてはいるものの、上に乗ることを想定して作られたものではありません。
同じく保温中も40℃〜60℃程度になります。その場に乗り続けることでやけど、もしくは低温やけどのリスクがあります。
蒸気によるやけど
本体に触れるリスクはもちろんのこと、炊飯中に出る蒸気もまた危険が伴います。
直接出る蒸気の温度はほぼ100℃、『高温蒸気対策』の機能が付いたものでも28℃〜31℃程度になります。
さすがの猫も100℃の蒸気に接近する可能性は低いと思われますが、低温の場合はその場に居座ってしまう可能性があります。
やはり『やけど』や『低温やけど』には注意が必要です。特に猫の場合は全身が毛で覆われているので発見が遅れることがあります。
愛猫に炊飯器に乗る習慣がある場合は、こまめに皮膚の様子をチェックしてあげてくださいね。
不衛生
また率直に言って、炊飯器に乗る行動は不衛生です。炊き上がったお米は最終的には人間が食べるものなので、猫が接近しないに越したことはありません。
猫をキッチンに入れない
猫側が負いかねないやけどのリスク、そして人間側が被る不衛生というリスクを回避するには、猫が炊飯器に接近できない環境を整える必要があります。
その方法の1つとして、まずはキッチンに入れさせないことが大切です。特にまだ炊飯器の存在が気になっていない猫や、キッチン自体が縄張りではない猫には有効な手段となります。
キッチン自体に興味がない猫であれば率先して入れさせないようにしてください。興味を示している場合は柵の設置を検討してみてください。
炊飯器を隠す
既に何度もキッチンに侵入済みの猫は、キッチンが縄張りと化しています。柵を置いて侵入を防ぐのも有効な手立てではあるものの、突破されるリスクも高いです。
その場合は炊飯器を隠すようにしてみてください。例えばスライド式の収納スペースの活用です。
チャイルドロック・コンセントのOFF
猫は賢い動物なので、案外簡単にボタン操作を覚えてしまいます。その結果空焚きをしてしまったり、炊飯中に電源を落としてしまうというアクシデントに見舞われる恐れがあります。
猫が怪我をするのはもちろんのこと、誤作動が原因で故障することを予防するためにも『チャイルドロック』や『コンセントOFF』などをしておくと良いですね。
程よく暖かい居心地の良い場所を作る
また、炊飯器に代わる居心地の良い場所を作ることも重要です。
例えば、ひなたぼっこができる場所にキャットタワーを設置する・ダンボールを置く・ペット用のホットカーペットを敷くなどです。
このように"程よく暖かい居心地の良い環境"があれば炊飯器に執着する必要性はなくなります。
まとめ

猫が『炊飯器に乗ろうとする理由』を4つ紹介いたしました。温もりを求めているという動機はもちろんのこと、それ以外にも興味深い理由が潜んでいましたね。
猫がお気に入りの場所でくつろぐ姿は最高の癒しです。とはいえ、炊飯器は本来人間の食事を作るもの。衛生面や猫側の安全面を考慮するならばやめさせたほうが良いものです。興味を他に逸らしながら対策してみてください。