愛猫を亡くした悲しみを和らげる『セルフケア』の方法4つ ペットロスとの向き合い方や無理をしない過ごし方

愛猫を亡くした悲しみを和らげる『セルフケア』の方法4つ ペットロスとの向き合い方や無理をしない過ごし方

猫の飼い主さんの宿命ともいえるペットロス。今回は悲しみを和らげるためにできる『セルフケア』や、上手な向き合い方について紹介いたします。

愛猫を失った悲しみを和らげるための4つの『セルフケア』

猫の遺影と遺骨

かつての"『飼う』という概念から『共に暮らす』へ"猫の人の関係性は大きく変わりました。猫はもはや立派な家族の一員です。

皆様にとって愛猫はどのような存在でしょうか。親友?それともパートナー?子どものような存在と感じる方もいらっしゃるでしょう。

思い入れが強ければ強いほど、失う悲しみは想像を絶するものがあります。今やペットロスは、猫と暮らす人であれば誰もが経験しうるもの。決して珍しいものではありません。

今回は少しでも前に進みたい飼い主さんのために、悲しみを和らげる『セルフケア』の方法を4つ紹介いたします。

1.自分の気持ちに正直になる

愛猫が亡くなった直後は些細なことで涙が溢れたり、泣き崩れてしまうことがあるでしょう。まず大切なのは滲み出る感情に素直になることです。

ここで無理やり感情を封じ込めてしまうと、その都度感じる思いが意識の枠を超え"漠然とした憂うつ感"や"言い知れぬ不安"といった曖昧なものへと変換されてしまいます。

これは決して都合の良いものばかりではありません。立ち直るどころか本格的なうつ状態に発展する恐れがある厄介な現象なのです。

だからこそ『悲しむべき時は思う存分悲しむ』ことが前に進む第一歩となります。仕事中は気丈に振る舞いつつ、帰宅後は一旦素直な自分と向き合ってみてください。

2.『素直な気持ち』と『冷静な見立て』を書き出す

悲しみと対峙する中で湧き起こった気持ちは、ノートやスマホのメモなどに書き出してみてください。文章としてまとめてもいいですし、箇条書きでも思い浮かんだ絵でも何でも構いません。

そして後日、改めて振り返った後にコメントをつけてみてください。当時の気持ちとはまた別の気持ちが湧いて来るはずです。

ここで追加する文言は自分自身のものでも良いですし、"愛猫ならどんな言葉をかけてくれるだろうか"という推察でも構いません。

これは『ロールレタリング』という実在する手法の応用です。よく思春期の子どもがモヤモヤした気持ちと向き合うために用いられたりしています。

ここでのポイントは"必ず冷静な感情"が乗ることです。コメントとして残す部分は俯瞰したものになるので、当時の思いを大切にしつつも少しずつ前に進んでいることが実感できるはずです。

もちろんトントン拍子に進むとは限りません。焦らず追い込まず、気長に綴るようにしてみてください。

3.遺品整理をする

これは少々勇気がいる行動になるかもしれませんが、思い切って遺品整理をしてみるのもステップアップとしては重要な過程になります。

部屋中に転がった思い出を集めながら振り返り、整理してみてください。何もかも処分する必要はありません。一旦箱に詰めて収納するだけでも大丈夫です。

ただし、汚れ物をそのまましまい込むのはやめておきましょう。必ず綺麗な状態にして収納してください。(カビや虫の発生につながる恐れがあり)

4.ポジティブな思い出を振り返る

愛猫を亡くした後は、どうしても死の直前のことを振り返りがちです。

『あの日のあの選択は正しかったのか』『もっとできることがあったのでは』そんなネガティブな思いが浮かんではループしてしまうかもしれませんね。

実は猫という動物はプラス思考の塊なのです。いかなる困難も失敗も悔いたり悩んだりすることはないそうです。猫社会はシビアなのでクヨクヨしているうちに獲物を横取りされたり、敵に命を狙われたりする危険があるため、常に前を向くのだとか。

猫好きとしては見習いたい習性ですよね。愛猫も猫ですから、おそらく飼い主さんには再び笑顔になってほしいはずです。

その一歩として愛猫との楽しかった思い出や、はじめての猫ライフならではの初々しい失敗談、愛猫がやらかしたドジっ子エピソードなど、悲しみの中でもクスッと笑える出来事にフォーカスを当ててみてください。

ペットロスと向き合うということ〜無理をしない過ごし方〜

窓を眺める猫

大切な愛猫を亡くした人に対して時々、『人間より寿命が短いことくらいわかっていたでしょう』『早く忘れなよ』『新しい猫を迎えたら』という言葉をかける方がいます。

そこに悪意はないはずなのに、鋭い刃のごとく刺さるのは筆者だけでしょうか。実は筆者自身も、そんなことを言いそうにない意外な人物からご指摘いただきました。当時は複雑な心境になり、押し黙るしかありませんでした。

前置きが長くなりましたが、ペットロスとはそう簡単に癒えるものではありません。そこでここからは無理をしない過ごし方について触れていきたいと思います。

アドバイスは参考程度に受け流す

過去にペットロスを経験した方は、少なくとも悪意のない無神経な一言は言わないはずです。だからこそ、反論したところで傷口がさらに大きくなる可能性があります。

人からいただいたアドバイスは参考程度に、場合によっては受け流すくらいのスタンスでいても問題はありません。『まぁ、それはそうですけど…』『はぁ…』など腑に落ちていないながらも衝突しない無難な返しをするようにしてみてください。

自分のペースを大切にする

悲しみから這い上がるのに要する時間は人それぞれです。誰かと比較するものではありませんし、期限があるものでもありません。

ペットロスになったときは自分のペースを大切にしてください。例えが適切かは分かりませんが持久走をするような感覚に似ているかもしれません。

持久走において重要なのは一定のペースをキープすることです。ある程度の目標は持ちつつも、周囲に惑わされたり振り回されたりしないことが鍵になります。

ペットロスにおいても同様に、誰かのように振る舞う必要などありません。強い気持ちが持てずとも、崩壊しない努力を続ければそれでいいのです。

気分転換をしてみる

フリーズした時が少し進みはじめたと感じるようになれたら、気分転換をしてみるのも良いでしょう。

朝日を浴びて深呼吸をするのも良いですし、散歩に出かけるのも良いですね。猫とは全く関係のない趣味を持ったり、動物以外の書籍に触れてみるのも良いかもしれません。

こうしてリフレッシュをする中で"また猫と触れ合いたい"と心の底から思える日が来たら、保護猫カフェに足を運ぶのも良いですね。

無理やり何かをするというよりは、自然とやりたいことをやってみることが大切です。

まとめ

愛猫に似た雲

個人的な話で恐縮ですが、筆者はこれまでに4匹の猫や犬たちを看取りました。中には未だに古傷の如くジワジワと痛みが襲い来る最期もあります。

この記事を読んでくださっている方の中には、悲しみの絶頂期にいる方もいらっしゃるでしょう。

そんな飼い主さんに締めくくりとしてかけたいメッセージがあります。それは『苦しみはいつの日か必ず癒える』ということです。たとえ一生涯にわたる傷となったとしても、感じる痛みの度合いや胸が締め付けられる感覚は、時間をかけて少しずつ和らぐものです。

今日という日が辛くても苦しくても、数ヶ月後にはあるいは数年後にはマシになっているはずです。そんな未来を信じて無理なく過ごしてください。

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