猫の社会には『上下関係』って存在する?立場を示す3つのサインからトラブルの予防策まで

猫の社会には『上下関係』って存在する?立場を示す3つのサインからトラブルの予防策まで

猫の『上下関係』は犬ほどシビアではない?それでも厳しく見えてしまうのはなぜ?飼い主さんはどう対処するのが正解?詳しく解説いたします。

猫にも『上下関係』はあるの?

猫の集団

犬の社会には厳格な上下関係があります。ボスの言うことは絶対であり、それに背くことは許されません。ひとたびリーダーに見放された犬は群れに戻ることができなくなるため、命の保証がなくなります。

一方猫はというと、上下関係が極めて曖昧です。基本的には単独で生活する動物なので、リーダーを立てたり従ったりするという概念を持ち合わせていません。猫を手懐けることが困難なのはそのせいです。

『上下関係』があるように見えるのはなぜ?

見合う猫

先ほど"猫社会における上下関係は極めて曖昧なもの"と紹介いたしました。おそらく多くの飼い主さんがそこに疑問を感じたはずです。

『複数の人間+猫1匹』という家族構成では、特定の相手の指示に従うような素振りを見せますし、『多頭飼育』の場面においてはボス猫のような存在がいます。

ということでここからは、境界線が曖昧なはずの猫同士の関係性について解説いたします。『上下関係』を示すサインとストレスの有無、適切な対処法を3つ紹介いたします。

1.常に堂々としている

家の中で常に堂々としている猫がいれば、その猫は比較的優位な立場にいます。少なくとも恐れる存在がないため、警戒心のアンテナが緩い状態です。

この場合、他の猫に威圧感を与えたり、明らかにいじめるような仕草がなければ見守るだけで大丈夫です。下手に人間が出しゃばると、猫同士の関係性にヒビが入ります。

2.遠慮がちに動く

逆に周囲を警戒しビクビクしている猫がいれば、少々不利な立場にいると思ってください。お気に入りの場所はいつ奪われるかわからず、ご飯も人知れず横取りされているかもしれません。

このようなケースでは、程よい距離感をキープできるような工夫が必要です。例えば食事のスペースを仕切る、他の猫と動線が被ることなくトイレに行ける環境を整えてあげましょう。

ただし、猫同士の関係性に口を挟みすぎるのはご法度です。更なる関係悪化を生むきっかけを与えてしまいます。

3."先に動き出す猫"が固定されている

何事においても先に動き出す猫はその家のリーダー格のような存在です。まずはその猫なのか確認してみましょう。それが必ずしも古株さんとは限りません。

猫界では顔が大きい猫・高い場所を制覇した猫が優位に立ちがちです。もしもその猫が後輩猫だった場合は、配慮が必要です。

猫同士の関係性を尊重しつつも、さりげなく先住猫を立ててみてください。ご飯の準備や遊ぶ順番を先住猫からとし、なるべく角が立たないように気をつけます。

まとめ

仲良しの猫たち

猫は本来、単独で生きる動物です。群れを作ることがないので、犬のような『上下関係』や『主従関係』がありません。

とはいえ多頭飼育をしていると、日々の生活の中で上下関係のようなものが垣間見えるはずです。まずは状況をしっかり掴むようにしてください。

怯えるあまり日常生活に支障をきたしている猫がいないかどうか、先住猫の立場が崩壊していないかどうかに注目してみましょう。

ここで飼い主さんが取るべき態度は中立です。家の中の動線を整えたり、先住猫に配慮しつつも、特別扱いはしないように気をつけましょう。

ということで今回は、猫の『上下関係』について紹介いたしました。この情報が、少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。

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