愛猫を守るための『応急処置』5つ ケガや事故など緊急時の対処法を解説

愛猫を守るための『応急処置』5つ ケガや事故など緊急時の対処法を解説

いざというとき、猫の応急処置ができますか?思わぬケガや事故に直面すると慌ててしまうかも知れません。しかし、落ち着いて対処することが猫の命を守ることにつながるのです。ここでは、愛猫を守るために必要な応急処置について解説します。

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記事の監修

麻布大学獣医学部獣医学科卒業後、神奈川県内の動物病院にて勤務。獣医師の電話相談窓口やペットショップの巡回を経て、横浜市に自身の動物病院を開院。開院後、ASC永田の皮膚科塾を修了。皮膚科や小児科、産科分野に興味があり、日々の診療で力を入れさせていただいています。

猫のための応急処置5つ

包帯を巻いてベッドで寝る猫

猫の突然の異変には、冷静に対処することが大切です。それには、何をしたらいいのでしょうか?症状別に解説します。

1.出血している場合の止血

ケガで出血をしている場合は、すぐに止血をする必要があります。清潔なガーゼやタオルで傷口を圧迫して5分以上止血しましょう。

出血が止まらない場合は、傷口を圧迫したまま動物病院へ連れて行ってください。

2.やけどをしたときの冷やし方

やけどをしたときは、すぐに患部を冷やします。冷水で10~20分ほど冷やしましょう。

ただ、猫は水を苦手とすることが多いです。その場合は、冷水にひたしたタオルで患部を冷やしてください。

3.誤飲・誤食をしたとき

室内にはネギ類やチョコレート、人間用の薬など、猫が口にすると危険なものがたくさんあります。万が一、それらを飲み込んでしまった場合は、無理に吐かせず、何をどれくらい食べてしまったのか落ち着いて確認し、すみやかに受診をする段取りを組みましょう。そして動物病院の指示を仰いでください。

受診の際は、口にしたものの残骸やパッケージがあればそれを持参しましょう。

4.骨折・脱臼が疑われるとき

骨折や脱臼が疑われるときは、患部にはさわらないようにし、猫を清潔なタオルなどで包みます。段ボール箱などにそっと入れて動物病院へ連れて行きましょう。

このとき飼い主さんが患部を固定する必要はありません。獣医師に任せましょう。

5.痙攣が起きたとき

痙攣が起きたときは、まず猫のまわりから危険物を取り除き、周囲の安全を確保します。痙攣がどれくらい起きているのか、時間を確認しましょう。撮影が可能な場合は動画を撮って獣医師に見せてください。

痙攣が起きると慌ててしまいがちですが、揺り動かしたり、押さえつけるのはやめましょう。また、その場合、猫も自身の動きをコントロールできずに飼い主さんのことを噛んでしまうなど傷つけてしまうこともあります。口元に手を置かないなどの配慮が必要です。

こんなときはすぐに連絡を

猫に聴診器を当てる獣医師

猫の意識がなかったり、ぐったりしている、呼吸が荒いなどの場合は、すぐに動物病院に連絡をして指示を仰いでください。出血が多い場合や、誤飲の疑いがある場合も動物病院に連絡し、すぐに連れて行きましょう。

飼い主さんが慌てていると猫も興奮して暴れることがあります。落ち着いて対処することが大切です。

あると助かる応急処置グッズ

猫と応急処置グッズ

いざというとき、すぐに対処できるよう次のものをまとめて用意しておきましょう。

  • ガーゼ
  • 包帯
  • 綿棒
  • ピンセット
  • ハサミ
  • ペット用消毒液
  • ペット用体温計
  • タオル
  • 使い捨て手袋
  • 診察券
  • ペット保険証

また、かかりつけの動物病院や夜間救急病院、ペット保険会社の連絡先などを記したものも一緒にしておくとスムーズに受診ができます。連絡先はスマートフォンにも登録しておきましょう。

まとめ

キャットタワーの上の包帯を巻いた猫

ケガや事故はいつ起こるかわかりません。そのときにパニックにならないためにも、応急処置用品を備え、どのように使用するのかシミュレーションしておきましょう。

動物病院へ行くためのキャリーも慣れていないといざというときに入ってくれません。日頃からキャリーに入る練習をしておくことをおすすめします。

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