7人目の首相を歓迎

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15年以上前に首相官邸の廊下をパトロールし始めて以来、いまや英国でもっとも有名な猫になったLarryが、このたび7人目の同居人(=首相)を迎えました。
アンディ・バーナム新首相の到着を待つ間、LarryのSNSの公式アカウントには「政治家は入れ替わりますが、猫は永遠に住み続けます」と投稿されています。さらに「Larryは午前9時に朝食、午前10時半にブランチ、正午に昼食、そしてその間にたっぷりとおやつを食べるのが好きです。残りの仕事は楽勝でこなしますよ」と紹介されています。
ネズミ駆除のために雇われたラリーは、当時のデビッド・キャメロン首相のときに首相官邸にやってきました。2011年2月15日のことです。そのとき4歳くらいで、ロンドンの動物保護施設から引き取られたトラ猫でした。
すぐにダウニング街のウェブサイトで「内閣府首席ネズミ駆除係」として紹介され、以来Larryは「英国でもっとも多く撮影される場所であるダウニング街10番地」(首相官邸)の入り口に陣取って勤務を続けています。
Larryはネズミ駆除の仕事以外に「毎日来客を出迎え、警備体制を点検し、官邸のアンティーク家具が昼寝に適しているかどうかをこまめに試している」(公式SNSアカウント)ということです。
みんなに愛される「官邸猫」

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これまでLarryはキャメロン元首相からスターマー前首相まで「6人の首相の時代」を生き抜いてきました。そして今回、バーナム新首相の下でもその職を続けることになりました。
推定19歳とみられるLarryは多くのメディアから愛されていて、しばしば官邸を訪問中の外国首脳をさしおいて注目されるほどの人気者です。2025年12月には、ウクライナのゼレンスキー大統領を玄関先で堂々と出迎えたこともありました。
LarryのXアカウントには、90万人以上のフォロワーがいます。2011年には就任当初の数ヵ月間をつづった「The Larry Diaries」という本も出版されています。
スターマー前首相一家には飼い猫が2匹いましたが、Larryはこの2匹とも平和的に空間を共有しており、その職にふさわしい品位と優雅さも持ち合わせているのです。
新首相の飼い犬は、あつれきを避けて「別居」へ

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ところで、バーナム新首相には飼い犬Axelがいます。でも彼は「愛犬を首相官邸に移すつもりはない」といいます。その理由は、「Larryとたぶんうまくやっていけないから」だといいます。Axelは私邸のあるイングランド北部に留まる予定だそうです。
「Axelは北部に住むしかないと思うね。プードルの血が混じっているプーチョンという犬種で、ちょっと怒りっぽい性格だから。Larryとは気が合わないだろうし、もしAxelを連れてきてLarryの世界をかき乱したりしたら、国民はわたしのことを大嫌いになるに違いないからね」
新首相にここまで尊重されているLarry。これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。
出典:
・New human, same food: Larry the Downing St cat welcomes 7th Prime Minister
・Andy Burnham's 'angry' dog Axel banned from No 10 to protect Larry the cat