地元で人気の「駅猫」を救え! 高額な治療費のため募金活動が始まる 英国

地元で人気の「駅猫」を救え! 高額な治療費のため募金活動が始まる 英国

鉄道駅で人々を出迎え、商店にも出入りしていた地元の人気猫が、深刻な病気を患っていることがわかりました。この猫のファンは、さっそく治療費を賄うための「募金活動」を初めています。

地元を徘徊する「おなじみの猫」

駅で休む猫

画像はイメージです

英国ヨークシャー地方にある駅では、ここ数年通勤客を出迎えてくれるかわいらしいトラ猫が評判になっています。ところが最近、この人気猫が深刻な病気を抱えていることがわかりました。猫のファンたちは、さっそく高額な獣医費用を賄うための募金活動を始めています。

トラ猫Cocoは、地元のキースリー駅だけでなく、近隣の大学、タクシー乗り場、スーパーマーケットや商店にもよく出入りしており、町では「おなじみの顔」でした。オフィス用の家具店を経営するAndrea Greenさんも、そんな猫に会うのを楽しみにしていたひとりです。

ところが最近になってCocoが来なくなったため、彼女は飼い主に連絡を取りました。そして「膵炎と猫伝染性腹膜炎(FIP)だと診断された」ことを知らされたのです。Cocoの命を救うための治療には、3000ポンド(約65万円)がかかるといいます。

さっそくAndreaさんはオンラインで募金活動を開始しました。

多くの名前で呼ばれる人気ぶり

街を歩くトラ猫

画像はイメージです

「3年半ほど前からCocoが毎朝うちの店に来るようになりました。最初は餌をあげなかったのですが、その後おやつをあげるようになりました。そのうちこの猫をDaveと呼ぶようになったのです」とAndreaさん。

「その後Facebookで投稿を見つけたんです。駅で働いているTamaraさんが『いつもやってくるこの猫を知らないか』と尋ねていました。たぶん野良猫だと思ったのでしょう。駅ではTrain Station Catと呼ばれていたそうです」

AndreaさんはCocoが首輪をしているのを見つけ、付いていたQRコードをスキャンしたところ、この猫にはNazia Nadirさんという飼い主がいることがわかりました。さっそく連絡を取り、以来AndreaさんとNaziaさんは仲の良い友人同士になったのです。

Naziaさんは、愛猫がDaveやTrain Station Catのほか、タクシー会社では「Ryder」というニックネームがつけられていたことを知って驚いたといいます。

「たくさんの名前で呼ばれていたんですね。この猫はとても人懐っこく、外で遊ぶのが大好きな、冒険大好き猫なんです。わたしにとってはただの猫以上の存在で、親友であり、家族ですね」とNaziaさんはいいます。

高額の治療費のために、募金を開始

店の外にたたずむ猫

画像はイメージです

Cocoを見かけなくなったため、不審に思ってNaziaさんに連絡を取ったAndreaさんは、この猫が何度も動物病院に通っていて、体調が悪いのだと知りました。

「Cocoは膵炎を患い、この数週間は何度も動物病院に通っていました。血液検査やレントゲン検査など、治療費はどんどんかさんでいることでしょう。しかも最近になってFIP(猫伝染性腹膜炎)とも診断されました。猫にとってコロナウイルスのような病気で、治療費は3000ポンド。大変な金額です」とAndreaさんは説明します。

「みんなが大好きな猫のため、すでにオンラインで345ポンド(約7万5千円)が集まっており、現金での寄付もいただいています。Cocoの家族が治療費を支払えるよう、ぜひ3000ポンドを達成したいと願っています」とAndreaさん。

Naziaさんも「Cocoの具合がこんなに悪くなったのを見るのは、本当に辛いです。地域の人々が力を合わせて支援してくれるまで、この猫がどれほど多くの人々の人生に影響を与えていたのか、まったく気づいていませんでした。助けてくださるすべての方々にどれほど感謝しているか、言葉では言い表せません」と話してくれました。

出典:Appeal to fund railway station cat's vet bill

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