猫が『飼い主のマネをしている』ように見える瞬間4選

1.同じポーズで寝ているとき
飼い主さんと似たようなポーズでくつろいでいると「もしかしてマネしているの?」と思ってしまいます。なかには、足を真っすぐピンと伸ばし、仰向けになった姿勢でくつろぐ猫もいて、まるで人のようです。
飼い主さんが寝ているときの姿勢や寝る場所を観察していくなかで「この場所が快適」「こうすれば気持ちよく眠れる」と学んだ結果なのかもしれません。
飼い主さんとしても、自分と同じように愛猫がくつろいでくれるのは喜ばしいもの。お互いの深い信頼関係が感じられる瞬間ともいえるでしょう。
2.食事のタイミングを合わせてくるとき
あなたが食事を始めた瞬間に、猫がいそいそとごはんを食べ始めるのを見て「あれ、さっきごはんを食べたはずだよね?」と感じた経験はありませんか。
これはマネをしたいというより「飼い主さんと一緒に行動したい」と慕う気持ちの表れでしょう。
もともと猫には、母猫や兄弟猫と行動のタイミングを合わせる傾向があります。そのため、飼い主さんが食事を始めると、それにつられて猫自身も食べ始めることがあるのです。
3. 飼い主さんの鳴きマネに鳴き返してくれるとき
猫が可愛すぎるあまり、つい鳴き声をマネしてしまう飼い主さんもいるのではないでしょうか。筆者もそのうちの1人です。
愛猫がよくする「ハッハッ」という小刻みな鳴き声をマネすることがあるのですが、それに対して愛猫も同じように鳴き返してくることがあり、思わず笑ってしまいます。
本当にマネをしているのかは分かりませんが、同じように鳴き返すと飼い主さんが喜ぶことを知っていて、応えてくれているのかもしれません。
4.引き出しやドアを開けているとき
猫にマネをされて正直困ったと感じるのは、引き出しやドアを器用に開けている姿を目撃したときでしょう。
教えたわけでもないのに開け方を覚えてしまうのは、あなたの日頃の行動をよく観察しているからです。それを実践してしまう猫の賢さには感心させられます。
開けて終わりではなく、そのなかを念入りに物色してくることもあります。ストッパーをつけたり、蓋つきの入れ物に保管したりといった対策をしておくと安心です。
実は偶然ではない?科学的な根拠も

猫は飼い主さんのマネをしているのでしょうか。そのヒントになるのが、ハンガリーの大学の研究者と日本のドッグトレーナーが共同で行った実験です。
実験に参加した猫の1匹が、ドッグトレーナーと暮らすメス猫のエビス。人の手本を見て行動を学習する「Do as I Do」という訓練法が用いられました。
マネをしてもらったのは、くるりとまわったり、プラスチックの引き出しを開けたりといった動作です。
人が手本を見せた後「同じようにして」と合図を出し、成功したらおやつを与えるという流れで、日を分けて16回実施されたのだとか。
その結果、なんとエビスは13回もマネに成功。こうした研究例は珍しいものの、猫が私たちの行動をよく見て学んでいることを感じさせる結果といえるでしょう。
まとめ

猫は飼い主さんを母猫のように慕っているからこそ、あなたをよく観察し、自分の行動の参考にしているのでしょう。
引き出しや扉を開けるなど、ときどきマネしてほしくないことまで覚えてしまいますが、それも含めて猫の賢さが垣間見える瞬間です。
今回ご紹介したエビスのような能力が、あなたの愛猫にも隠れているかもしれません。だからこそ、これからもたくさんの時間を一緒に過ごし、できたことを褒めたり、その成長を喜んだりしてあげましょう。