『猫アレルギー』の症状5つ

猫好きさんにとって『猫アレルギー』ほど酷なトラブルはありません。ましてや既に猫がいるとなると、今後の暮らしについて不安に思うでしょう。
なぜなら、一昔前であれば"猫を手放せ"と医者や周囲の人々に言われるのが目に見えていたから。でもご安心ください。現代は『正しく知ること』『対処すること』をメインにサポートしてくれる医療機関が増えています。
今回は、犬アレルギー持ちの筆者が実際に愛犬と暮らすために実践していることや、受けたアドバイスも絡めながら猫暮しを維持するための対処法について紹介していきます。
まずは猫アレルギーの症状を5つ紹介いたします。正しく知って受け入れることが大切なので、ご自身に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
1.目のトラブル
まず自覚しやすい症状として"目のトラブル"が挙げられます。具体的には次のような症状が現れます。
- かゆみ(まぶた及びまぶたの裏を含む)
- 充血が続く
- 目がゴロゴロする
- 涙目になりショボショボする
比較的、軽度のアレルギーの方が感じやすい症状です。花粉症の症状に似ているため、シーズン中は気づきにくいかもしれません。
2.鼻炎
目のトラブルに次いで多いのが鼻炎です。具体的な症状は以下の通りです。
- 連発するくしゃみ
- 透明な水っぽい鼻水が大量に出る
- 逆に鼻が詰まって息苦しい
- 鼻周辺が熱っぽくなる
- 鼻炎に伴って頭痛がする
これもまた花粉症や風邪と混同しやすい症状です。筆者は風邪と識別する手段としてマスクを活用しています。
マスクを用いることで症状が軽減する場合はアレルギー、それでも変わらない場合は風邪や感染症を疑うようにしています。
3.皮膚トラブル
アレルギー症状は皮膚にも影響を及ぼすことがあります。
- 噛まれたり引っかかれたりした箇所が赤くなり痒みが出る
- 同じ空間にいるとじんましんが出る
そもそも猫アレルギーは、『Fel d 1(フェルディワン)』というタンパク質に対するアレルギーになります。
これは唾液の他、フケや尿などにも含まれます。したがって症状の現れ方には個体差があり、目の痒みが目立つ人もいれば、その他の症状に苦しむ人もいるのです。
4.全身に及ぶ不調
『猫アレルギー』に属する人の中でも比較的、重症になると全身に及ぶ不調に見舞われることがあります。具体的な症状をピックアップいたします。
- 37°C台の微熱
- 倦怠感が続く
- 頭がボーッとするなど
一見すると風邪の症状に似ていますが、猫と物理的な距離を取ることで軽減するのであれば『猫アレルギー』の疑いが強いでしょう。
5.呼吸器系のトラブル
猫アレルギーを放置すると、最終的には喘息発作やアナフィラキシーショックなどを発症することがあります。次のような症状が現れた際は、必ず医療機関を受診してください。
- 喉のイガイガが続く
- 咳が止まらず『ゼェゼェ』する
- 呼吸が苦しくなる
- 呼吸困難になる
以上の症状は猫アレルギーの中でも比較的、重度の症状です。
『猫との暮らし』を維持するためにすべきこと

ここからは、筆者も実践している対策法を紹介いたします。
対処療法を取り入れる
目の痒みには点眼薬、鼻づまりには点鼻薬、皮膚トラブルには痒み止めの軟膏を塗るなど、その都度辛い症状に対して対処療法を取り入れてください。我慢は禁物です。
ただし点鼻薬に関しては過剰摂取にならないように気をつけましょう。かえって鼻腔を狭めることになります。
空気清浄機を活用する
アレルゲンを含む抜け毛やフケ、ダニは空気清浄機を取り入れることで除去することが可能です。これは筆者もかかりつけ医のアドバイスの元、実際に取り入れています。
もちろん完全に症状が消失するわけではありませんが、喉のイガイガや痒み、咳の症状を抑える効果はあると実感しています。
室内を清潔にする
先ほども紹介したようにアレルゲンとなるFel d 1は尿にも含まれています。室内はもちろんのこと、猫トイレも常に清潔にしておくことで症状の悪化を防ぐことができるでしょう。
掃除をする際はマスクを着用すると楽になります。
猫自体を清潔にする
猫そのものの清潔感を保つことも重要です。とはいえ猫は毛繕いができる分、基本的には常に綺麗な状態が整っています。
そこをさらに補うために、ブラッシングをこまめに行ってください。余分な抜け毛を除去することでフケを除去することができます。
水が得意な猫の場合は、定期的にシャンプーをすることも効果的です。ケアをする際は、必ずマスクを着用してください。
一緒に寝ない
猫の温もりを感じながら眠るのは至福のひとときといえるのですが、アレルギーがある場合は別です。
可能な限り物理的な距離を置くことが大切なので、就寝時はアレルゲンの干渉を受けにくい環境でぐっすり眠るようにしてください。
ワンルームの場合は、猫をケージに入れる形で距離を取ると良いでしょう。既に一緒に寝る習慣がある場合はマスクを着用して眠るようにしてみてください。その場合は寝室となる空間にも空気清浄機があると安心です。
まとめ

今は猫アレルギーになったら猫を手放すのではなく、"安全を確保して共存する"ことを目指すという考え方が主流となっています。
そのため、理解を示してくれる医療機関の協力を得ながら生活を維持することが大切です。今回紹介したような症状が出てしまった場合は我慢せず、必ず診察を受けるようにしてください。
とはいえアレルギーは半永久的に続くものです。最初からアレルギーがあるとわかっている場合は、猫のお迎え自体を慎重にすべきです。
一部アレルゲンが少ない猫種がいるといわれていますが、含有量には個体差があります。さらに発症自体も個人差があるので鵜呑みにしないほうがいいです。
筆者宅にいる愛犬も"比較的アレルギーが出にくい"といわれている犬種ですが、日々の生活の中で対策を取らなければ共存が困難なほど症状が顕著になっています。
そんな筆者の生活も含め、少しでもお役に立てれば嬉しいです。