猫ストレッチや筋トレを邪魔してくる理由4つ

1.安心できる環境に見えるから
自宅でストレッチや筋トレをする際、ヨガマットを敷く人も多いはずです。ヨガマットの上はやわらかくて乗り心地がよく、しかも暖かいので猫の居場所としては快適。しかも、これに大好きなカイヌシさんのニオイや、人の体温もプラスされるので、猫にとって特別な場所となりうるのです。
もし愛猫がヨガマットの上で、くつろいだり寝ころんだりしているなら、その場所を気に入っている証拠でしょう。
2.単純にかまってもらいたいから
単純に「かまってもらいたい」という心理のときにも、猫はストレッチや筋トレ中のカイヌシさんに寄ってくることがあります。なぜなら床に座ると、飼い主さんとの距離がぐっと近くなるからです。
特に甘えん坊タイプの猫や、人との距離が近いことで安心するタイプの猫は、このタイミングを「チャンス」ととらえます。「今ならかまってくれるかな?」「きっと反応してくれる」と感じて、そばに寄ってきたり、動きを妨げるような行動をとることもあるのです。
3.遊びスイッチがONになるから
飼い主さんが体を動かすときの動きは、猫にとって「遊びのきっかけ」になることもあります。ゆっくりとした反復運動や手足を揺らす動きは「何かはじまったのか?」という刺激になることがあるからです。
特に3歳くらいまでの若い猫ですと、まだまだ遊びたい盛り。動くものへの反応が強い猫であれば、飼い主さんの手足を「遊びの合図」として受け取り、じゃれついたりすることもあるでしょう。
4.普段とは違う動きをチェックするから
猫は変化に敏感な動物です。飼い主さんがいつもと違う行動をはじめると「なんだろう?」と気になります。
しかも、猫は観察や確認をルーティーンとします。気になることがあれば、近くに寄ってにおいを嗅いだり、周りを歩き回ったり、そばに座ってじっと見つめるように観察するなど、チェック作業のような行動をとります。これを「ジャマしてくる」ととらえる人もいることでしょう。
注意したいこと

ストレッチや筋トレ中に猫が近寄ってくると、ジャマをされないようにどかしたくなる人もいるようです。しかし、先述したように、猫がジャマをしてくる理由は「飼い主さんのことが好きな気持ち」「安心している状態」のあらわれです。無理に引き離すと、ストレスや執着をあたえてしまうこともあります。
また、運動中は足元に猫が入りこむことで、思わぬケガにつながる可能性があることをお忘れなく。特にスクワットやヨガのようにバランスを取る動きでは、転倒のリスクもあります。「股の間を潜り抜けてカワイイな」といった安易な気持ちでは、万一のときにケガをさせてしまうことがあるので注意しましょう。
事前の工夫としては、飼い主さんが運動を開始する前に、愛猫をしっかりと遊ばせてエネルギーを発散させておくことや、運動時間だけ、猫を別の部屋に移動させることなどがあげられます。
猫がジャマしてくると感じたときは、叱るよりも、事前に対応するか、静かに安全な場所へそっと移動させる対応の方が、リスクは少ないでしょう。
まとめ

猫がストレッチや筋トレ中に近寄ってくる行動は、一見すると”邪魔しているだけ”に見えますが、実際には安心感・好奇心・遊び・確認行動・飼い主さんへの好意といった、猫なりの自然の反応が重なって起きています。
性格や年齢によっても反応は大きく変わりますが、こうした行動を無理に否定するのではなく、猫の特性として理解する方向性がおすすめです。生活のなかでうまく折り合いがつけられるように、飼い主さんの中で「運動の時間・場所」「自宅で過ごすいつもの時間・場所」を線引きして考えるようにするとよいでしょう。
ストレッチや筋トレを毎日の課題とし、きちんと集中したいタイプの飼い主さんは、「猫がなぜ今ここに来るのか」を知っておくことで、小さなストレスを軽く感じられるようになるはずですよ。