愛猫が脱走したときにやるべきこと3つ

愛猫が脱走してしまった際に飼い主が取るべき行動を、順番に3つ紹介します。
猫がいないことで焦ってしまいそうですが、順番に確実に行うことが、早期発見につながります。
1.自宅周辺の捜索
室内で飼われている猫が脱走した直後は、あまり遠くまで移動せず、すぐ近くの隠れやすい場所に潜んでいることがとても多いです。家のまわり、ベランダの下、物置の中や裏、車の下、植え込みの奥など、暗くて狭い場所を中心にていねいに探すことが大切です。
はじめて外に出た猫は、物陰に緊張して固まっていることがあるので、大きな声で呼ぶと、さらに警戒して隠れてしまうことがあります。目で見るだけでなくライトで奥の方まで照らして、できるだけ静かに探すようにしましょう。
また、あたりが静まる夜間や早朝には、猫が移動することがあるため、周辺を重点的に探すと発見できる可能性が高まります。ニオイで猫を誘導するために、家の入口近くにいつものフードやトイレ砂などを置いておくのもよいでしょう。必要に応じて、捕獲器の設置も検討しましょう。
2.関係機関へ連絡
猫を探すのと同時に、早めに関係機関にも連絡しておきましょう。
連絡する先は次の通りです。
- 警察署(遺失物として届け出)
- 動物愛護センター/保健所
- 近所の動物病院
これらに連絡しておくと、誰かに保護されたときにつながりやすくなります。
警察での遺失物届は、自治体によってオンラインで申請が可能です。特徴を記載する欄や画像を添付できるため、できるだけ詳細に入力する必要があります。情報に不足があると「遺失物:猫」としか記載されず、情報がつながりにくくなります。
動物愛護センターや動物病院でも、猫の特徴をできるだけくわしく伝えましょう。保護された猫が持ち込まれた場合に気づいてもらいやすくなります。
3.迷子情報の拡散
猫の迷子情報は、広く知らせる方が情報は集まりやすくなります。迷子猫のチラシを作って近所にポスティングしたり、地元のお店の掲示板を利用させてもらったりして多くの目を使って探しましょう。インターネット上の迷子猫専用の掲示板やSNSでの拡散も有効です。
猫を見た人がパッとわかるように、猫の顔や毛柄、特徴がハッキリとわかる写真を使い、似たような毛柄の多い単色の猫、茶トラやサビなども、ほかの猫との違いを記載するのがポイントです。「見つけても追いかけず連絡だけしてほしい」と伝えると安全です。
個人情報の安全面が気になる場合、連絡専用のメールアドレスは新規作成し、SNSのDMなどを窓口にして、住所や電話番号は直接記載しない方がよいでしょう。
猫の捜索で初動が大切な理由

猫が脱走したときには、最初の数時間の行動が発見率を左右するといわれています。室内飼いの猫が外に出た場合、最初の2〜3日は、移動距離が比較的短く、自宅周辺の半径50〜100m以内にとどまるケースが多いとされています。このタイミングであれば、集中捜索で発見できる確率が非常に高くなります。
しかし、初動が遅れて猫が移動をはじめてしまうと、探し出すのが急激に難しくなります。1週間経つと半径200〜500mほど移動するといわれます。住宅街でこれだけ広範囲になると、近隣住宅の敷地内までくまなく探すのは困難となるでしょう。
そのためにも、まずは身近な場所を探しながら、並行して関係機関への連絡や迷子猫の情報拡散をしていきましょう。最近では、迷子猫を探して捕獲してくれるプロの猫探偵も増えています。脱走後は、なるべく早めに検討するのも猫を安全に戻せる方法のひとつです。
まとめ

愛猫の脱走に気づいたときには、精神的にパニックになってしまいますが、一番大切なのは、落ち着いて猫を安全に取り戻すことに集中することです。
猫は最初のうちはあまり遠くへ行かないので、まずは自宅敷地内や身近な場所で入れるところを捜索し、見つからなければ、そのまま各所に連絡して迷子情報を流しましょう。猫探偵に頼むのも、できるだけ早い方が効果的とされています。
避けたいことは、いつまでも帰ってくるのを待ってしまうことです。特に集合住宅では、複数の出入口があるため、自力で元の部屋まで戻るのは難しい場合があります。見つかるまで諦めずに探すようにしてください。