猫と暮らす部屋に『ゴキブリ』がでたときの対処法

ゴキブリを見つけた瞬間に愛猫が夢中で追いかけ始めることがあります。しかし、対処方法によっては猫に危険が及ぶ場合もあるため注意が必要です。まずは猫の安全を確保しながら、落ち着いて対処することが大切です。
1.ハエたたきや丸めた新聞紙などで叩く
まず紹介するのは、ハエたたきや丸めた新聞紙などで物理的にゴキブリを退治する方法。昔ながらの方法で難易度は高めですが、薬剤を使わずに対処できるため、猫がいる家庭では比較的安心な方法です。
ただし、猫が興奮して追いかけている最中は注意が必要です。勢いよく叩こうとして猫に当たってしまったり、驚いた猫が逃げ回ったりすることがあります。まずは猫を少し離れた場所へ誘導してから行うと安全です。
また、叩いたあとにゴキブリの破片が散らばることもあります。猫が舐めたり触ったりしないよう、すぐに片づけて周辺を掃除しましょう。
2.冷却スプレーの使用
近年では、害虫駆除用の冷却スプレーなども販売されています。冷却スプレーは薬剤ではなく冷気で動きを止めるタイプなので、猫がいる家庭でも使いやすいです。殺虫成分を含まない商品であれば、使用後も安心して過ごせます。
ただし、勢いよく噴射するため、猫が驚いてパニックになる場合があります。また、スプレーを直接猫に向けるのも危険。使用するときは、猫を別室に避難させましょう。
商品や状況にもよりますが、冷却スプレーだけではゴキブリを仕留めきれない可能性もあります。殺虫成分を含まないものが多いため、決定打に欠けるのです。冷却後、動かなくなったゴキブリはすぐに回収し、袋などに密閉しましょう。
3.捕獲して外に逃がす
ゴキブリを殺すのが苦手な場合や、殺生はなるべく避けたい場合は、容器などを使って捕獲し、そのまま外へ逃がすのも一つの手です。薬剤を使わないため、猫への影響を心配しなくて済む点もメリットです。
ただし、捕獲に時間がかかると、その間に猫が飛びついてしまうことがあります。ゴキブリを追いかけるうちに家具の裏へ入り込み、猫が興奮し続けるケースも少なくありません。
また、外へ逃がす際は、しっかり離れた場所へ移動させることも大切。玄関先など近い場所に逃がすと、再び室内へ入ってくる可能性があります。猫が近くにいる状態で作業すると脱走の危険もあるため、扉の開閉時にも注意してください。
4.ガムテープにくっつけて袋に入れて捨てる
ガムテープを使う方法も比較的安全に処理しやすい手段です。ゴキブリをテープで固定してしまえば動き回らず、そのまま袋へ入れて処分できます。薬剤を使わないため、猫がいる環境でも使いやすいです。
壁や床に止まっている場合は、上からテープを貼ることで素早く動きを止めやすくなります。そのまま袋に入れ、外から見えない状態で捨てると処理もしやすくなります。
猫がいる家でのゴキブリ対処で気を付けるべきポイント

猫がいる家庭で最も注意したいのは、殺虫剤や毒エサの誤食です。人には問題ない成分でも、猫にとっては毒である可能性があります。薬剤が付着した場所を歩いたあとに毛づくろいしてしまい、間接的に薬剤を摂取してしまう恐れもあります。
猫がゴキブリを食べてしまう場合も注意が必要です。1匹食べたからといってすぐに重大な問題になるとは限りませんが、殺虫剤が付着していたり、ウイルスや病原菌、寄生虫などを保持していたりする懸念があります。
普段から部屋を清潔に保ち、食べ残しやゴミを放置しないことがゴキブリ予防において大切。ゴキブリ対策は、駆除だけでなく「出にくい環境づくり」も重要です。
まとめ

猫がいる部屋でゴキブリが出た場合は、駆除方法にも注意が必要です。薬剤による影響だけでなく、猫が追いかけたり食べたりする危険もあります。安全を優先するなら、薬剤を使わない方法を選び、処理後もすぐ片づけることが大切です。愛猫を守るためにも、普段から安全なゴキブリ対策を意識しておきましょう。
今回の記事を参考に、万が一、ゴキブリが発生したときは冷静に対処してみてください。