猫が急に『グルーミングしなくなった』ときに考えられる理由3選 注意すべきケースや取るべき対処法

猫が急に『グルーミングしなくなった』ときに考えられる理由3選 注意すべきケースや取るべき対処法

猫は頻繁に自分で体を舐めてグルーミングをしています。それが、急にグルーミングをしなくなったら気になりますね。猫がグルーミングをしなくなるのには、どんな理由が考えられるでしょうか?

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記事の監修

日本では獣医師。世界では旅人。”旅する獣医師”として世界各国を巡り、海外で見てきた”動物と人との共生の様子”を、執筆や写真展を通して皆さんと共有する活動をしています。

猫がグルーミングをしなくなった理由3選

グルーミング途中で顔を上げる猫

猫のグルーミングには、被毛を清潔に保つのはもちろん、体温調節やリラックス効果があるなど様々な意味があります。猫にとって大切なグルーミングをしなくなるのには、次のような理由が考えられます。

1.高齢で体力が落ちた

高齢になると、猫はグルーミングの回数が減ります。体力が衰えることによって、グルーミングだけでなく爪とぎなどの日常的な行動が減少していきます。食事の量も減り、寝ていることが多くなるでしょう。

また、高齢によって関節に痛みがあるとグルーミングができなくなります。認知症を発症している場合も、グルーミングをしなくなることがあります。

2.肥満でグルーミングしづらい

猫がグルーミングしている姿を見ると、体のやわらかさにびっくりしますね。でも、体重が増えて体が大きくなると、柔軟性が失われ、動きも制限されるために、グルーミングしづらくなります。特に背中やお腹、お尻のあたりは口が届きにくくなってしまうのです。

3.ストレスや病気を抱えている

猫はストレスに弱い動物です。環境の変化、家族やペットが増えた、生活リズムが変わったなどでストレスを抱えてしまうことがあります。

ストレスサインは行動に現れ、そのひとつがグルーミングの減少です。逆に強いストレスによって過剰にグルーミングすることもあります。

後述しますが、身体的な病気によってグルーミングが減ることもあり、この場合は特に注意が必要です。

猫がグルーミングをしなくなったときに注意すべきケース

寝転びながら前足を舐める猫

猫がグルーミングをしなくなったときに気をつけたいのが、体調不良によるものです。痛みや不快感があってできないのかも知れません。

口内炎や歯周病など口の中にトラブルがある場合や、内臓や関節に痛みを感じている場合もグルーミングをいやがります。

元気がない、食欲が落ちているなど気になることがあれば動物病院を受診しましょう。猫は体調不良を隠そうとする動物です。飼い主さんが異変に早く気づいてあげることが大切になります。

猫がグルーミングをしなくなったときの対処法

ブラッシングしてもらう猫

高齢などでグルーミングしたくても自分でできない場合は、飼い主さんが手伝ってあげましょう。皮膚トラブルを防ぐためにも、こまめにブラッシングをしてあげて下さい。

汚れやにおいが気になるときは、ぬるま湯で濡らしたタオルやシャンプータオルで体を拭いてあげましょう。

においに敏感でストレスを感じてしまう猫もいるため、必ずペット用、できれば無香料のものを選びましょう。

体重管理には気をつけ、ストレスをためない環境作りも大切です。

まとめ

体を舐める猫

猫にとってグルーミングは欠かせないもの。自分でグルーミングができなくなったときは、飼い主さんがお手入れしてあげる必要があります。猫がリラックスしているときに毛の流れにそって優しくブラッシングしてあげて下さいね。

グルーミングができないのは、体調不良のこともあります。様子がおかしいと感じたら動物病院で診てもらいましょう。

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