『大きくなりにくい』と言われている小柄な猫種4選 それぞれの性格や特徴から飼い方のポイントまで

『大きくなりにくい』と言われている小柄な猫種4選 それぞれの性格や特徴から飼い方のポイントまで

メインクーンやノルウェージャンフォレストキャットなど大型の猫がしばしば話題になりますが、小さな体を持つ可愛らしい猫たちがいることを知っていますか?今回は「大きくなりにくい」と言われる4つの猫種を取り上げ、それぞれの魅力をたっぷりとお届けします!

大きくなりにくい猫種4選

キャトタワーでくつろぐデボンレックス

小柄な猫種とひと口に言っても、その理由や背景はさまざまです。生まれつき体が小さい猫種もあれば、手足の短さが特徴的な猫種、交配によって小型化された猫種もいます。ここでは、そんな小さな猫たちの性格や特徴について紹介します。

1.シンガプーラ

前足を交差させているシンガプーラ

シンガプーラは世界最小の猫で「小さな妖精」とも呼ばれています。体重は「オス2.7〜3.6kg」メスは「2.3〜2.7kg」と、平均的な猫よりひとまわり以上小さいです。

アイラインを引いたようなキリッとしたアーモンド型の目と大きな耳が目を引きます。被毛はセピアアグーティのみで、セピア色に輝くシルクのような手触りが特徴です。

性格は好奇心旺盛で、飼い主さんと常に一緒に行動をしたがる甘えん坊な猫も多いです。そのため、ヤキモチ焼きで神経質な一面もあり、多頭飼いよりも1匹で暮らすほうが向いているといわれることも多いようです。

2.マンチカン

マンチカンの子猫

短い脚でよちよちと歩く姿がなんとも可愛らしいマンチカン。平均体重は「オスが3〜4.5kg」「メスが2〜4kg」と一般的な猫よりも少し小さめです。マンチカンは短足のイメージが強いのですが、実は短足のマンチカンは全体の2~3割程度で、短足ではないマンチカン(長足)のほうが多いといわれています。

短足ではありますが、筋肉が発達しており、好奇心旺盛で遊び好きなこともあって、一般的な体型の猫と同様、おもちゃを追いかけたりジャンプしたりととても活発です。

また社交性が高く、人や同居のほかのペットとも上手に接することができるため、多頭飼いにも向いています。

3. デボンレックス

正面を見つめるデボンレックス

くさび型の小さな顔に細い首、大きな耳と大きな目が特徴の猫です。標準的な体重は「2.5〜4kg」とやや小型です。特徴的な巻き毛は触ると柔らかく、巻き具合には個体差があります。

1960年にイギリスのデボン州で偶然発見された縮れ毛の猫がルーツで、その縮れ毛と活発な姿がプードルを思わせることから「プードルキャット」とも呼ばれています。

性格は社交的で明るく、いたずら好き。人とのコミュニケーションが大好きで、遊びやスキンシップに時間をたっぷりと取れる人向きの猫といえるでしょう。そのため、ひとりで長時間留守番するのは苦手な傾向です。

4. ミヌエット

お座りしているミヌエットの子猫

ミヌエットの体長は40cmほどで、体重は「2〜4kg」と小さめです。マンチカンのようにがっしりとした体型、ペルシャのようなやわらかくフワフワした被毛が特徴です。丸い頭に小さめの耳と大きくて真ん丸の目が、まるでぬいぐるみのような印象を与えます。

1996年にマンチカンとペルシャを掛け合わせて誕生した比較的新しい猫種で、以前は「ナポレオン」と呼ばれていましたが、2015年にミヌエットに改名されました。

性格はペルシャの人懐っこさとマンチカンの活発さを受け継いでおり、人に対して非常にフレンドリーで、警戒心が少ない傾向です。甘えん坊なところがありますが、過度にベタベタすることはなく、ほどよい距離感を大切にする猫です。

小柄な猫の飼い方

斜め上をジッと見つめるシンガプーラ

小柄な猫種には「飼いやすいのでは?」と思われがちですが、小さいからこその注意点もあります。

たとえば、体重管理には注意が必要です。マンチカンやミヌエットのように足の短い猫種は、関節に負担がかかりやすいため、とくに食事管理をしっかりとおこなう必要があります。

また、小型の猫は体温調節が苦手な傾向です。とくに、シンガプーラやデボンレックスは寒さが苦手だといわれています。どちらも被毛が薄く、体が小さいぶん体温が奪われやすい傾向です。冬の温度管理が大変重要になります。

まとめ

ヘソ天で毛づくろいをするマンチカン

今回紹介した4種は、いずれも小柄な体格が特徴ですが、性格や特徴はそれぞれ異なります。

シンガプーラは一対一の関係を好む面があり、マンチカンは体重管理と関節ケアが鍵になります。デボンレックスはスキンシップが欠かせず、ミヌエットのフワフワな被毛を保つには毎日のブラッシングが必須です。

「小さくてかわいい」という見た目の印象だけで選ぶのではなく、猫種ごとの特性をきちんと理解したうえでお迎えすることが大切です。

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