猫と目が合う頻度が高いときの理由3つ

気持ちと視線が一致するのは人間だけではありません。もし猫とよく目が合うなら、きっと猫は何かを伝えようとしているかも。
一見、ただ見ているだけのように思えても、その理由がわかると対応の仕方も変わります。
ここでは、代表的な3つのパターンを見ていきましょう。
1.お願いしたいことがある
チラチラと猫を見るたびにこちらを見ている。そんなときは「お腹が空いた」「おもちゃで遊んで」「トイレを掃除してほしい」など、飼い主に何かをしてもらいたいことがあるのかもしれません。直接鳴いて訴えるよりも、まずは気づいてほしいという気持ちです。
食事の時間が近づいて空腹を感じているときや、トイレから戻ってきたあとなどは、「訴えかけ」が増える傾向があります。
また、意図が伝わっていないことで目を見てくることもあります。猫がトイレ掃除をお願いしたのに飼い主がおもちゃを取り出したときなどは要注意です。
2.飼い主を観察している
猫は好奇心旺盛な動物なので、自分のテリトリー内で暮らす人間が、いま何をしているのか、どこへ行くのかなどをよく観察していることがあります。ふと気づくと猫がコチラを見ていて、何度も目が合うときがあるでしょう。
猫は飼い主が家の中を歩き回り、道具を使ったりする様子を見て、それをどうやって使うと何が起きるのかなどを探求するのです。猫はあいまいな状況ほど、飼い主を見るという結果が研究でも示されています。
ドアの開け方やおやつを入れてある戸棚がわかるのも、猫が飼い主の行動パターンをよく学習しているからなのですね。
3.気になる音がしているから
飼い主の方から聞こえる音は、猫にとってもなんだか気になるものです。スマホからの音楽や服の上から背中を掻く音、あるいはお菓子の包装の音まで、人間はいろんな音を出していますね。
中でも「袋の音」や「スナック菓子の音」などは、猫が想像できるシーンの中でも自分にメリットがありそうだと感じ、思わずジロジロと見てしまうのでしょう。もしかしたら、大好きなあのおやつかもしれないのですから。
これらは猫にとって「気になる音がする方向=飼い主のいる方向」になることから、視線が向く回数も多くなり、頻繁に目が合ってしまうというシンプルな話です。
猫の視線に正しく応えるには?

猫と目が合う理由がわかったところで、では次にどう応えるかを考えていきましょう。これまで通り「どうしたの?」「なあに?」だけでなく、猫との関係をより良くするためのポイントを押さえておきましょう。
大前提として、猫と目が合っても見つめ返さないことが基本です。ジッと見つめる行為は、猫に警戒心を抱かせて心理的に距離を作ってしまう原因になります。もちろん一瞬、チラッと目が合うくらいは大丈夫です。
そして、目が合った猫への対応として、ゆっくりとまばたきをします。すると、猫がまばたきをして返すか、自分から近づいてくることが多くなり、コミュニケーション開始の合図になります。
猫が見つめてきた理由は、姿勢や動きで探りましょう。何か「要求がある」ときは、猫は自分から近づいてくることが多くなります。その場でスリスリと甘えてきても、トイレ掃除を要求している可能性もあります。念のため、トイレも確認しましょう。
また、猫がその場でリラックスして見ているなら「飼い主の観察」や「音などの状況確認」のときは、耳を前向きにピンと立てて興味深そうにしているはずです。そのときは、いろんな音を試して正解を探してみてください。
まとめ

猫がジッと見てきて目が合ってしまう理由には、「要求」「観察」「音への反応」という3つが挙げられます。いずれも、飼い主に伝えたいから頻繁に目が合ってしまうという背景があります。愛猫が見ているからといって、不用意に見つめ返して警戒心を与えないよう注意しましょう。
ゆっくりまばたきでコミュニケーションのきっかけをつかんだら、猫がなぜ見ていたのかを探してみましょう。そのときの距離感や身体的な動きを総合して見ていくと、猫の気持ちが理解しやすくなります。
猫の小さな行動から気持ちをわかってあげられると、愛猫からの信頼関係の向上につながります。