新しくする際の注意点3つ

1.これまでと同じ場所に置く
猫は環境の変化に敏感な動物。トイレの置き場所や形、砂の種類などが急に変わると、強い違和感やストレスを感じることがあります。
猫のストレスを極力減らすために、トイレを新しくしてもこれまでと同じ場所に設置してあげるようにしましょう。
2.古いトイレも一緒に置く
古いトイレがあった場所に新しいものを置いても、警戒して排泄をしようとしない猫もいます。古いトイレはすぐに片付けずに、新しいトイレと一緒に置いておくことをおすすめします。
猫が新しいトイレに慣れて問題なく使えるようになってから、古いものを完全に撤去することで、「せっかく新しくしたのに使ってくれない!」といったトラブルを避けることができます。
3.猫砂は少しずつ新しくする
トイレ本体だけでなく、猫砂を新しくしたり、種類を変えたりする場合も注意が必要です。猫はにおいで自分のトイレを認識するといわれています。
一気に新しい猫砂にしてしまうのではなく、もともと使っていた猫砂に徐々に新しい猫砂を混ぜていくとよいでしょう。
起こりやすいトラブルと切り替えのコツ

注意点を意識しながら新しいトイレにしたものの、使ってくれなかったり違う場所に排泄をしてしまったりといったトラブルが起こることもあります。
以下のようなポイントをチェックして、猫が安心して新しいトイレを利用できる環境を作りましょう。
- トイレが小さすぎないか(体長の1.5倍が目安)
- 出入りしやすい高さか(子猫やシニア猫は低めがおすすめ)
- 落ち着ける場所に置く(静かで暑すぎたり寒すぎたりしないことや人の動線の近くでないかどうか)
さらに大切なのが、トイレの切り替えがうまくいかなくても無理強いをしたり、叱ったりしないことです。警戒心やストレスが増して、ますます新しいトイレを使わないようになる恐れがあります。
また、「排泄そのものが悪いこと」と勘違いして、隠れて排泄するようになったり、排泄を我慢して膀胱炎や腎不全などを引き起こす原因となったりしてしまいます。
まとめ

トイレを新しくすること自体は、猫との暮らしをより快適にするチャンスとなります。しかし、急な変更はストレスや排泄の失敗といったトラブルにつながる恐れもあります。
トイレの置き場所を変えない、古いものと併用する、猫砂は徐々に切り替える―といった工夫が重要です。
猫にとってトイレの買い替えは一大事。思うように新しいトイレを使ってくれなくても、無理強いをしたり叱ったりするのはご法度です。
安心してトイレを使ってもらえるよう、環境を整えるとともに長い目で見守ってあげてくださいね。