猫と『車に乗せる』ときに注意すべきこと4つ 思わぬトラブルの可能性や安全を保つポイント

猫と『車に乗せる』ときに注意すべきこと4つ 思わぬトラブルの可能性や安全を保つポイント

動物病院へ行くときなど、猫を車に乗せる場合、どんなことに気をつけたらいいでしょうか?帰省や引っ越しで長時間移動することもあるかも知れません。そんなときに起こり得るトラブルや、安全を保つポイントと合わせて、猫を車に乗せる際の注意点をご紹介します。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.キャリーケースに入れて固定する

猫の入ったキャリーを車に乗せる人の手

猫は必ずキャリーケースに入れて固定します。猫が車内を自由に歩き回っていると、運転の妨げになり、事故を引き起こす恐れがあるからです。固定するのは助手席の足元、あるいは座席に置いてシートベルトで固定します。

キャリーケースは、日頃から慣らしておくと、いざ移動が必要になったときにスムーズに入ってくれるでしょう。キャリーケースは、普段から猫の目に触れる場所に置いておくと警戒心が薄れます。おやつやおもちゃを使って、キャリーケースに入るといいことがあると覚えてもらいましょう。

長時間の移動を予定している場合は、当日までに短距離の移動で少しずつ車に慣らしておくと安心です。

2.車内の温度やにおいに気をつける

車の中のキャリーから顔を出す猫

車内のにおいは、嗅覚の優れた猫にとってストレスの元です。車の芳香剤などは取り除いておきましょう。

また、車内の温度管理にも気をつける必要があります。特に夏場の車内は高温になりがちです。適度に冷房を使用し、熱中症に気をつけましょう。暑い時期に猫を車内に放置するのは絶対にやめて下さい。エアコンを使用する場合は、風がキャリーケースに直接当たらないよう注意が必要です。

3.こまめな休憩をとる

車の窓から顔を出す猫

長時間移動する場合は、こまめに休憩をとりましょう。車の揺れやエンジンの音は、猫にとって大きなストレスです。時々エンジンを止めて、静かな落ち着ける時間を確保してあげて下さい。

休憩中は水分補給もさせましょう。トイレは出発前に済ませておきますが、簡易トイレやペットシートも用意しておいて下さいね。

4.安全運転で

車の中で前を見ている猫

これはあたりまえのことですが、安全運転を心がけましょう。車の揺れが苦手な猫も多く、スピードが出ていると、車酔いも起こしやすくなります。急ブレーキや急発進も猫を怖がらせてしまうので気をつけて下さいね。

車酔いがひどい猫の場合、獣医師と相談して事前に酔い止めを処方してもらいましょう。
移動中は、猫の体調を気にかけてあげて下さい。

まとめ

おもちゃの車に乗っている2匹の猫

車での移動に慣れていない猫には、車に乗るということが大きな負担です。キャリーケースにお気に入りのブランケットなど、いつも使っているものを入れてあげるだけでも安心感を与えます。

飼い主さんも、神経質にならずにいつも通りに接してあげて下さいね。安全で快適に、目的地までたどり着けるよう、しっかり準備しておきましょう。

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