猫が部屋の『ドアを開けたがる』ときの理由5つ 思わぬトラブルを防ぐための対策術まで

猫が部屋の『ドアを開けたがる』ときの理由5つ 思わぬトラブルを防ぐための対策術まで

「猫はドアを開けたがり、飼い主さんはドアを閉めたがる」エアコンが欠かせない時期になるほど、そんな攻防戦をしていませんか。でも実は、猫にも猫なりの理由があります。この記事では、ドアを開けたがる5つの理由と、トラブルを防ぐための対策まで解説していきます。読み終える頃には「だからそんなにドアを開けたがるのか!」と、きっと納得できるはずです。

猫がドアを開けたがるときの理由5つ

ドアに手をかける猫

1.見回りをしたいから

「ここを見回りしたいのに、ドアが閉まっているんだけど!」そんな訴えから、猫がドアを開けようとすることがあります。

家中の安全を自分の目で確認することは、縄張りを大切にする猫には欠かせない日課なのです。行動パターンには個体差がありますが、猫が活発になる朝起きてすぐや夕方頃に見られることが多いでしょう。

ちなみに筆者の愛猫は、昼間はパトロールが落ち着くタイプです。その時間帯だけは、ようやくドアをしっかり閉め切ることができています。

2.入れない場所ほど気になるから

飼い主さんによっては、書斎や寝室などの空間の立ち入りを制限している人もいるのではないでしょうか。しかし、好奇心いっぱいの猫にとって、立ち入りできないところほど「どんなところなの?」と気になってしまうのです。

ドア越しにPCのキーボード音が聞こえてきたり、飼い主さんがそこからなかなか出てこなかったりする状況だと、なおさら猫が不思議がるのも無理はありません。

やっと入れた猫は、ベッドなどの下に隠れて抵抗してくることもあるでしょう。

3.何か伝えたいことがあるから

ドアをカリカリするのは、そのときの要求を飼い主さんに伝えようとしているサインかもしれません。

筆者の愛猫がよくするのは「ごはんが食べたい」のサインです。キャットフードが保管されているパントリーの前まで移動して、まずは鳴き声でアピールします。それでもごはんが出てこないと、今度は困らせるかのようにドアをこじ開けようとしてくるのです。

猫によっては、飼い主さんが根負けして動いてくれるまであきらめない姿勢を見せてくることもあるでしょう。

4.大好きな人のそばにずっといたいから

飼い主さんのそばにいたいという思いがあふれて、ドアを開けようとする猫もいます。姿が見えないことに不安も感じているのです。

そんな健気な愛猫の姿に胸がいっぱいになる一方で「ひとり時間が十分過ごせないな・・・」と感じる飼い主さんもいるかもしれません。

猫があまりにも強く不安を示す場合は「分離不安」と呼ばれる状態の可能性もありますので、ご注意ください。激しく鳴き続けたり、粗相をしたりする行動が見られる場合は、動物病院に相談してみましょう。

5.心地いい場所を探しているから

猫が寝る場所は、その日の気温や季節ごとに変わります。例えば、日差しが出ている日は日向ぼっこがしやすい窓際に移動したがり、蒸し暑い日は廊下などの床の上で寝たがります。

そんな猫の行く手をふさぐのが、閉め切ったドアなのです。猫が心地よく過ごすためにも、状況に応じて移動できる環境をつくってあげましょう。

思わぬトラブルを防ぐための対策術

猫用ドアから出てくる猫

ここまで聞くと「そんなにドアを開けたがるなら、常に開けておけばよいのでは?」と思う人もいるかもしれません。

とはいえ、ただ開放するだけでは、冷暖房効率の低下や生活リズムの乱れといったトラブルを招くことがあります。

いつまでも部屋が暖まらなくて寒い思いをしたり、仕事部屋に入られて作業に集中できなかったりすれば、飼い主さんのストレスも溜まってしまうでしょう。

立ち入りを制限したい部屋にはストッパーを取り付けるなど、猫が簡単に開けられない工夫が必要です。猫用のドアを取り付ける方法もあり、ロックの切り替えができるタイプやドアの開閉音が静かなタイプを選ぶと使い勝手がよいでしょう。

要求のためにドアをカリカリしてくる場合は、ドアを保護するためにも引っかき防止シートを貼ることをおすすめします。

まとめ

ドアの前で寝転ぶ猫

猫が部屋のドアを開けたがるのは、単なるいたずらとは限りません。縄張り意識や好奇心、そして飼い主さんと関わりたいといった猫なりの理由があります。

ドアを開けておいても問題ない場所と、立ち入りを制限したい場所を整理しながら、お互いにとって心地よいバランスを見つけていきましょう。

ストッパーや猫用ドアを取り付けたり、引っかき防止シートで関心をそらしたりといった工夫も有効です。

猫がパトロールしたい欲求を満たしつつ、飼い主さんの生活リズムや仕事にも支障が出ない環境を整えていくことが、お互いの快適な暮らしを守る一歩になるでしょう。

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