猫はなぜ『お風呂場をのぞきたがる』?考えられる4つの心理 風呂場では気をつけるべき点も

猫はなぜ『お風呂場をのぞきたがる』?考えられる4つの心理 風呂場では気をつけるべき点も

猫がお風呂場をのぞこうとしたり、行きたがったりする姿を見た飼い主さんは多いのではないでしょうか。猫がお風呂場をのぞきたがるのはなぜなのか、お風呂場で気をつけるべきことをご紹介します。

猫がお風呂場をのぞきたがるのはなぜ?

お風呂に入っている人を見てる猫

1.気になる場所

猫は縄張りを持つ動物なので、家の中に自分のにおいがついていない場所があるのが気になるのです。猫は好奇心が強いので、お風呂場のにおいをチェックしながら探検をしたくなってしまいます。また、飼い主さんがお風呂の中で何をしているのかも気になっています。水の音がして、でも中が見えないので気になってしまうのです。

2.あたたかい

お湯を張った浴槽のふたの上があたたかいことや、浴室乾燥機で洗濯物を乾燥させていてあたたかいことなどを知っていてお風呂場をのぞく猫もいます。猫は快適な場所を見つけるのが上手と言われていて、お風呂場で待機して飼い主さんに浴室乾燥機の催促をする猫もいるそうです。

3.飼い主さんと一緒にいたい

飼い主さんがお風呂に入っているときは必ず相手をしてくれると学習していて、お風呂をのぞく猫もいます。また、飼い主さんと離れると不安になってしまい、お風呂までついてくる猫もいます。

4.水を飲みたい

猫の水の飲み方は、猫によってこだわりがあることが多いです。浴槽のお湯を飲みたがる猫や、お風呂場の床の水滴をなめるのが好きという猫がいるのです。猫は積極的に水を飲まないため、水分補給してくれるならとお風呂場に飲水を置いている飼い主さんもいます。

お風呂場で気をつけるべきこと

浴槽の縁に座る茶トラ猫

浴槽に落ちないように

浴槽の縁で滑って落ちてしまうおそれがあります。浴槽に水を張っていれば溺れたり、落下してけがをしたりする可能性があります。ツルツル滑って浴槽から出られなくなったり、パニックを起こしたりすることもあるのです。浴槽に水が入っているときは猫をお風呂場に入れない、お風呂場に猫を入れるときは目を離さないなどしましょう。

使わないときは浴槽の水を抜く

浴槽にふたをしていても、猫が乗ったときにふたが落ちてしまう可能性はゼロではありません。お風呂を使わないときは浴槽の水を抜いて、事故が起こらないようにしましょう。

猫立入禁止にする

お風呂場や洗面所は、洗剤や洗濯機、小物も多いので猫が入れないようにしているおうちもあります。猫をずっと見ているわけにもいかず、猫が足音を立てずにお風呂場に行ってしまったり、飼い主さんの留守中にお風呂場や洗面所で遊んでいたりすることもあります。入れないようにすることも猫を守る方法のひとつです。

まとめ

浴槽の中にいる猫

猫がお風呂場をのぞきたがるのは、好奇心や飼い主さんに構ってもらいたいという理由があるからです。お風呂場があたたかいから、お湯を飲みたいからという理由でお風呂場にやってくる猫もいます。猫が浴槽に落ちるなど事故が起こらないように十分に注意しましょう。

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