そっとしておいて!猫に『近づいてはいけない』5つのタイミング 猫が安心できなくなる心配が

そっとしておいて!猫に『近づいてはいけない』5つのタイミング 猫が安心できなくなる心配が

元々猫は単独で生活する動物。だから"そっとしておいて!"と感じることがしばしば。ここでは『近づいてはいけない』5つのタイミングについて、徹底解説いたします!

猫に近づいてはいけない5つのタイミング

威嚇する猫

なぜか愛猫に避けられている、もしくはよく威嚇される。そんな悩みを持つ人は、"そっとしておいて!"のサインが掴めていないのかもしれません。

ここでは、『猫に近づいてはいけない』タイミングを5つ紹介いたします。

1.パニックに陥っている時

驚いている猫

常に冷静沈着なイメージのある猫ですが、意外にも些細なことでパニック状態に陥ります。特に『音』にまつわるアクシデントには敏感です。

例えば飼い主さんのくしゃみや笑い声など。突発的かつ大きな音になりやすいものが苦手で、驚きのあまりドタバタと走り回ることがあります。

このようなタイミングで声をかけたり、抱きしめて落ち着かせようとするのは逆効果です。近づくことでさらにパニック状態が悪化する可能性が高いので、猫自身がクールダウンする時を待ちましょう。

ここで飼い主さんにしてほしいことは、窓や玄関が施錠されているか確認することです。慌てふためく猫は咄嗟に外へ飛び出す恐れがあります。

2.不機嫌なとき・怯えているとき

警戒中の猫

パニック時の心境と同様に、不機嫌なときや怯えているときもそっとしておかなければなりません。

虫の居所が悪いタイミングや、恐怖心が増している猫は攻撃性が高まります。たとえ相手が飼い主さんでも例外はなく、自身の身の安全を守るために噛み付いたり引っ掻いたりする恐れがあります。

無理になだめようとするのではなく、静かにそっと見守ること、そして恐怖の対象になったものの除去などに努めてください。

3.食事中

食事中の猫

警戒心が強い性格の猫や、まだお家になれていない猫などは、食事中に接近されることを嫌がる傾向にあります。

食べることに集中していると無防備になり、外敵にから身を守ることが難しくなるからです。家猫にも野生の本能はのこるため、このような現象が起こります。

"おひとり様"のもぐもぐタイムを満喫したい猫が安心して食べられる環境を整えてあげてください。なるべく撮影も控え、離れた位置からさり気なく観察するように心がけましょう。

ただし、中には見守ってほしいと要求する猫もいます。あくまでもケースバイケースとして、それぞれの個性に合わせた対応を取ってください。

4.トイレ中

トイレ中の猫

トイレ中は食事のタイミング以上に無防備になる瞬間です。恐らく大半の猫は、近づいて来られると困惑します。

健康状態を把握するために様子を見るのであれば排泄中は距離を置き、その後でチェックするようにしてください。

愛猫がトイレに行く度に接近するとストレスから排泄を我慢してしまう恐れがあります。これが膀胱炎や尿路結石に発展すると治療が必要になるため、気をつけましょう。

5.睡眠中・リラックス時

眠る猫

すやすやと気持ちよさそうに寝ているときや、まったりモードで寛いでいるときも、やはり近づくべきではありません。

猫は浅い眠りを繰り返す動物で、その間に接近されると眠りの妨げになってしまいます。リラックス時も同様で、自分の世界観に浸っている最中は極力邪魔をしないように配慮してあげましょう。

ここで構いすぎると警戒心が増し、飼い主さんに対して心を許せなくなってしまいます。結果的に猫が全く安心できない環境になってしまうため、撫でたい衝動を抑えてください。

まとめ

隠れる猫

猫に近づいてはいけないタイミングを5つ紹介いたしました。良かれと思って取った行動が事態を悪化させたり、安心できなくさせてしまうので気をつけたいですね。

最後にもう1つ、来客中の対応にも注意が必要です。猫は慣れない人との対面を嫌がります。サッと隠れてしまった際は、自ら姿を現すその時まで待ってあげましょう。近づくとストレスになります。

以上のようなポイントを踏まえて接することで、愛猫との絆や好感度が上がるはず。微妙な関係性が続いている人も根気強く、程よい距離感を目指していけると良いですね。

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