1.猫種の数
世界には様々な種類の猫が存在しており、そのうち世界最大級の猫種登録機関「TICA(The International Cat Association)」に公認されているものだけでも70種類以上にのぼります。
しかし、公認されていない種類も含めると、その数は300種類を超えるのではないかと言われています。
猫の品種は、長い時間をかけて進化し、生まれ育った環境に適応して誕生したものや、突然変異によって偶然生まれたものもあります。
また、純血種同士を交配して人工的に作り出された品種も存在します。そうした歴史の積み重ねがあり、こうして多種多様な猫種が誕生したのです。
2.猫の名前に秘められた特徴
実は猫種の名前は出身地や特徴にちなんでいるケースが多め。例えば下記のようなケースが挙げられます。
- 原産国がアメリカ:「アメリカン」:アメリカンカールやアメリカンショートヘアーなど
- 原産国がノルウェー:「ノルウェー」:ノルウェージャンフォレストキャット
- 短毛種:「ショートヘアー」:ブリティッシュショートヘアーなど
- 尾が短い:「ボブテイル(ボブ)」:ジャパニーズボブテイル、トイボブなど
- 巻き毛:「レックス」:コーニッシュレックス、セルカークレックスなど
猫種の名前の意味を知ることで、その猫の特徴やどこで誕生した猫種なのかが分かります。
3.世界最大級の猫種登録機関はアメリカにある
猫種の登録機関は世界にいくつかありますが、その中でも特に大きく有名なのが、「TICA(The International Cat Association)」と「CFA(The Cat Fanciers’ Association)」です。
どちらもアメリカに本部を置いており、血統登録の他、キャットショーや動物愛護活動なども行っています。
TICAやCFAといった猫種登録機関に認められることで、その猫は正式に品種として登録されるのです。
まとめ
猫の品種はTICAに公認されているものだけでも70種類以上。さらに広く見れば300種類以上存在するといわれています。
そして、今日のこの瞬間にも新しい猫たちは生まれ、猫種もどんどん増えていっています。猫の世界は、とても奥深いですよね。
今回ご紹介した純血種にまつわる豆知識をきっかけに、さらに猫について知識を深めてみてください。