1.目を細める
猫同士にもボディランゲージのようなものがあります。目を細めたり、ゆっくりまばたきをしたりして「敵意がない」ことを伝え、友好の気持ちを表しています。
飼い主さんが猫に対して目を細めてニコッと微笑むなどしたとき、猫は「飼い主さんがメッセージを送っている」と感じてマネをすることがあるのです。
猫は飼い主さんからの気持ちを受け取り、同じように目を細めたりゆっくりまばたきしたりして愛情表現をしています。猫と目があったときは目を細めたりゆっくりまばたきしたりして、猫に愛情表現をしてみましょう。
2.同じようにくつろぐ
飼い主さんが横になってくつろぐと、猫も近くで同じように横になってくつろぐことがあります。同じようにくつろいでいたことで、飼い主さんにほめられたり、なでられたりしたことがあったのかもしれません。
このように、「飼い主さんと同じ動きをするといいことがある」「構ってもらえる」と学習し、マネをするようになります。
筆者の猫も、タッチを覚えてほしくて、私が猫の体をタッチしながら名前を呼ぶということを繰り返していたところ、猫が私の顔をタッチすることをマネをしてくれました。ほめられたことでタッチを覚えたようです。
3.一緒にごはんを食べる
飼い主さんが食事をするタイミングで、猫もごはんを食べ始めることがあります。
飼い主さんが食事する姿や、食べる音、においなどで猫もごはんを食べたくなるのかもしれません。
前述したように、同じタイミングでごはんを食べたことを飼い主さんが喜んでいたのを覚えていた可能性もあります。
4.話しかけると鳴く
飼い主さんが猫によく話しかけると、猫もおしゃべりになるといわれています。
名前を呼んだり、疑問形で聞かれたりすると返事をする猫がいるのです。猫と仲良くなるには、猫に話しかけることが大切ともいわれています。
やさしく話しかけられると猫も安心したりうれしくなったりするので、マネしておしゃべりをしているのかもしれません。
5.ドアを開ける
教えたわけでもないのに、猫がいつの間にかドアレバーを引いてドアを開けられるようになっていることがあります。
「レバーを下げると開く」ということを、飼い主さんを観察してマネをしているということです。猫の賢さに感心しますが、猫がドアを開けてしまうと困るので、レバーの向きを変えて対策をしている飼い主さんもいます。
まとめ
猫の行動を見ていると、飼い主さんをマネしていると思われる行動を見ることがあります。目があったときの仕草、話しかけたときの反応、日常生活の行動などです。愛猫が飼い主さんのマネをしていることがないか観察してみてはいかがでしょう。