ネコヅメのよるはどんな絵本?猫好きが夢中になる理由やあらすじ

ネコヅメのよるはどんな絵本?猫好きが夢中になる理由やあらすじ

大人気の絵本「ネコヅメのよる」とはいったいどのような内容でしょうか?手に取っていただければ、どなたかにおすすめしたくなる「ネコヅメのよる」をご紹介いたします。

ネコヅメのよるとはどんな絵本?

作家 町田尚子氏著作の絵本

作家である町田尚子氏の飼い猫「白木(しらき)」を主人公にした、猫達が主役である町田氏著作の絵本です。
個性的に猫の表情を捉えた、生き生きとした色使いも魅力的な大人も楽しめる絵本です。

ネコヅメのよるのモデル猫「白木」

絵本「ネコヅメのよる」の主役猫であるモデル猫「白木」は2009年6月28日、白木が8歳の時に町田氏の家族になりました。白木は町田氏いわく「おっさん猫」です。
白木は当時、町田氏が表紙を担当していた雑誌の編集長の飼い猫3匹の1匹でした。お会いするたびに、白木が他の2匹からいじめられている様子を町田氏は聞いていたそうです。ある日、編集長へ白木を引き取りたいと申し出たそうです。
白木は他の二匹に噛まれたり殴られたりしていたようですが、我慢強かったのかいじけていたのか、飼い主に助けを求める事ができなかったようです。

ネコヅメのよるが人気な理由

ネコヅメのよるの主人公「白木」の魅力

  • インパクトのある表紙通りの「白木」に迫力を感じる
  • 子猫の可愛さの魅力ではなく、大人の猫「白木」の不機嫌さの魅力
  • 大人の猫である「白木」の落ち着いた様子に感心する

ネコヅメのよるの主人公、白木は決して可愛いという雰囲気では描かれてはいません。しかし、大人の猫の魅力に溢れ出会ってみたいと思わせてくれます。

ネコヅメのよるの原作者「町田尚子」の魅力

  • 8歳のいじめを受けていた「白木」を引き取った町田氏の優しさ
  • 猫の譲渡会をすすめる町田氏の温かさ
  • 白木への愛情と良好な関係を、無駄の無い文章と絵で描ききる町田氏の表現力

絵本の裏には町田氏によるコメントが書いてあります。
子猫ではない大人の猫の魅力についてだったり、家族を待っている猫達に出会うために譲渡会に行ってほしいという願いだったり、愛情に溢れた素晴らしいメッセージが書かれ共感できます。

ネコヅメのよるの絵本「全体」の魅力

  • 主人公「白木」と同じく、全体的な色彩が落ち着いている
  • 表紙の印象に違わない意外性のある絵本の内容
  • 登場する全ての猫達の生き生きとした表情
  • 大集合した猫達の迫力

絵本は子供だけではなく、大人も楽しめる事が大切です。この「ネコヅメのよる」は親子で考えられる内容になっています。様々な想像をしながらご覧になれる素晴らしい絵本です。

ネコヅメのよるの大まかなあらすじ

主人公の猫「白木(しらき)」を始めとする猫達が、猫にしか分からない大切な一夜を一緒に過ごします。
猫達は、あちらこちらから一カ所に集まってきます。
そこで猫達が見た物は?

いったい何に見入られて集まるのでしょうか、猫の秘密をご一緒にこっそりのぞいてみませんか?

ネコヅメのよるを読みたい!

「白木」とカレンダー

ネコヅメのよる 町田 尚子著作

絵本は、一度手に取っていただくのが一番だと思います。そして1ページ楽しみながらめくっていただき、様々にご想像いただくのが楽しいと思います。ご家族で感想をお話になるのも良いのではないでしょうか。

まとめ

「ネコヅメのよる」という大変評価の高い絵本について様々お話をさせていただきました。
一冊の絵本の力は大変に偉大だと実感致しました。

インパクトの強い表紙に描かれている白木の姿からワクワクしてページをめくっていきますと、知らず知らずのうちに「ネコヅメのよる」の世界にはまり込んでしまいます。
絵本全体の雰囲気を味わった後の気持ちは、直接読んでいただかないと伝わらないかもしれません。
猫好き作家さんの絵本には、飼い主や愛猫への沢山の愛情深いメッセージが込められているような気が致します。読み終わった後の充足感に幸せを感じます。

これからも、愛猫や世の中の猫達を同じように大切にして暮らしていきたいと切に思います。

投稿者

40代 女性 まや

ネコヅメのよるという、絵本ぜひ読んでみたいです。
白木という猫ちゃんはいじめられていたのですね。でも、拾われていまは幸せに暮らしていて安心いたしました。
我が家の猫ちゃんの絵本を書いたりしましたが、なかなか上手くまとめられません。いつか、作品にできたらと思っています。

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