オッドアイの姉妹猫「シロ」ちゃんと「テン」ちゃんの綺麗な瞳の色の変化を、幼い頃からの日々と一緒にたどってみた飼い主さん。
毎日一緒に暮らしていると気づかなかった、色がはっきりと変化してきた時期や、何気ない姉妹の違いも思い出とともに明らかになったようです。
YouTubeチャンネル「猫のアントニオ Antonio the cat」に投稿されたこちらの動画は、YouTubeで22万回以上再生され、幸せに育った美猫姉妹に多くの称賛の声が集まっています!
保護してすぐの頃はまだわからなかった目の色
猛暑の中、段ボールに入れて捨てられていた4匹の子猫姉妹は、飼い主さんの元ですくすくと育っていました。
そのうちの2匹、シロちゃんとテンちゃんは、白猫でオッドアイという同じ特徴を持っています。
そんな2匹の綺麗な目を見た視聴者から、「どのように変化していったのか見てみたい」という言葉かけがあったのをきっかけに、飼い主さんは子猫時代の思い出とともに、目の色の変化を振り返ってみることにしました。
保護したばかりの頃は、4匹ともまだ幼く、いわゆる「キトンブルー」と呼ばれる青みがかった色がほとんどだったそうです。
当時のシロちゃんの目を見てみても、左右で少し違いは出ていたものの、左目はグレー、右目はブルーグレーと、今ほどの色合いの差はありませんでした。テンちゃんもほぼ同じに見えます。
生後2ヶ月前後になると、少しずつ青と黄色という左右の色の違いがわかりやすくなってきましたが、黄色がかった左目は、今よりも少しくすんだような色合いです。
シロちゃんもテンちゃんも、ここからしばらくはあまり色味の変化はありませんでした。
現在の色に近づいてきたのはいつ?
生後4~6ヶ月頃の動画や写真を見直してみると、この頃からゆっくりと今の目の色に近づいていったような印象だったそうです。
右目の青色、左目の黄色ともに薄明るくなっていっている様子が記録されています。
保護したばかりの頃よりもさらに目はぱっちりとし、顔立ちもはっきりとしてきました。この頃には、シロちゃんとテンちゃんが仲良く2匹並ぶとまさに美猫姉妹といった雰囲気です!
生後8ヶ月頃になると、日に日に成猫になった時とほぼ同じくらいの明るい目の色になっていきました。成長後の目の色と比べても、その違いはほとんどありません。
シロちゃんの目の色は、左目が明るい黄色、右目は薄い青色です。
テンちゃんも、生後8ヶ月頃から徐々に今の色にどんどん近づいてきたようです。
右目はシロちゃんと同じく青色ですが、シロちゃんよりも少し濃いめの色合い。左目は黄色がかってはいますが、他の姉妹猫の誰とも似ていません。
暗いところだとシロちゃんとの違いがわかりにくいですが、テンちゃんの左目は少しくすんだ黄色に、わずかにブルーも差し色で入っている不思議な色味です。
こうして比較してみると、2匹はそっくりに見えますが、実は違いもたくさんあることに気付きます。
こんなふうに思い出を振り返ることができるのは、飼い主さんが子猫たちを大切に育て上げ、たくさんの思い出を撮りためてきたからこそと言えるでしょう。
姉妹猫の目の色はみんな唯一無二のもの!
飼い主さんは、オッドアイのシロちゃん、テンちゃんだけでなく、マロちゃんとクロちゃんの目の色も確認してみました。
生後5ヶ月頃のマロちゃんの写真を見てみると、緑がかった色をしています。その後、生後9ヶ月頃のおもちゃで遊ぶマロちゃんの動画では、成猫になった頃に近い目の色に。
シロちゃんやテンちゃんと同じく、生後8ヶ月を超えてから、明るい目の色に変化していったようです。そんなマロちゃんの目の色は、黄緑色。
そして、姉妹で唯一の白黒ハチワレ猫のクロちゃんは、生後4ヶ月頃にははっきりと黄色い目の色に変化していました。
生後7ヶ月を迎える頃には、成猫期の目の色により近い、鮮明な明るい黄色に。
このように、同時に保護された4匹の子猫たちは、それぞれの個性や特徴を大事にしてもらいながら育てあげられました。みんなは今日ものびのびと、飼い主さんのお家で仲良く暮らしています。
こちらの投稿には、『ほんといつ見てもお美しい猫様たちです。惚れ惚れ〜』『本当に綺麗…見てるだけで幸せ感じる』『4姉妹みんな美猫さんねッ♡』『主さんのかけた愛情がそのまま姿に現れてるんでしょうねえ』など、たくさんの称賛の声が寄せられました。
4匹の姉妹猫たちが保護された経緯や、そっくり姉妹の見分け方は、他の投稿からもご覧いただけます!ぜひチェックしてみてくださいね。
シロちゃん、テンちゃん、マロちゃん、クロちゃん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!