飼い主さんが保護した子猫は、新しい環境にドキドキしている様子。飼い主さんも、先住猫との相性が悪かったらどうしようと、これからのことを心配していました。
そして迎えた初対面の日。先住猫の「ヤンマー」くんが見せた驚きの優しさとは・・・?
YouTubeチャンネル「毛玉たちの物語」に投稿された心温まる猫同士の交流風景を映したこちらの動画は、YouTubeで151万回以上再生され、650件以上のコメントが寄せられています!
先住猫は子猫を受け入れる?初対面の反応とは
母猫を亡くし、独りぼっちで鳴いていた生後約2週間ほどの小さな子猫を、飼い主さんが保護しました。
ミルクをよく飲み、元気な様子ではあるものの、初めて見るお家の中の環境になんだか戸惑っているようです。
そして、飼い主さん自身もまた、子猫を保護したことである心配ごとを抱えていました。それは、先住の茶白猫「ヤンマー」くんと、保護した子猫の相性です。
ヤンマーくんが子猫を受け入れられず、「もしも喧嘩してしまったら・・・」という不安は尽きませんでした。
いよいよ迎えた初顔合わせの日。飼い主さんが子猫を抱っこして、ヤンマーくんの目の前に差し出してみます。
不安そうに鳴く小さな子猫に、ヤンマーくんは鼻先を近づけて匂いをクンクン。
子猫に対してどんな反応をするかドキドキしていた飼い主さんをよそに、ヤンマーくんは子猫をぎゅっと抱きしめ、ペロペロと毛づくろいを始めてくれました!
2匹並んで横になり、まるで宝物を大事にするかのように子猫を舐めているヤンマーくんに、飼い主さんも「良かった!受け入れてくれた!」とほっと一安心です。
まるで本当の親子のようにお世話を開始
首元から胸元を丁寧に毛づくろいしてもらい、子猫もとても気持ちよさそうな表情をしています。不安そうだった様子も、ヤンマーくんのおかげですっかりなくなりました。
2匹を優しく穏やかな空気が包み、なんだかまるで本当の親子のよう。初めて会ったにも関わらず、子猫のお世話をするヤンマーくんの包容力には驚かされます。
子猫がぐぐっと前足を伸ばして伸びをすると、その肉球も含めて丁寧に舐めてあげるヤンマーくん。これからの様子はよく見ていく必要がありますが、ひとまず家族として迎え入れても問題なさそうです。
子猫への愛情が時折あふれすぎるのか、とっさに甘噛みもしてしまいますが、子猫が「やめて!」と鳴くとすぐに止めてくれています。ヤンマーくんは、お詫びをするように再び体を毛づくろい。
飼い主さんのそばで一緒に並んで寝ていても、子猫を目の前にするとお世話したい気持ちが爆発するのか、わざわざ起きてでも毛づくろいを再開する面倒見の良さです。
子猫は、ヤンマーくんに体の後ろ側を任せて、自分の前足をペロペロ。
ヤンマーくんは子猫を実の子どものように感じているのでしょうか。すっかり親モードで、子猫のお尻も舐めていました。
お世話されている子猫も、ヤンマーくんに身をゆだね、甘えています。
子猫をあやすのが上手すぎる兄猫
ヤンマーくんの面倒見の良さは、子猫をあやす時にも発揮されました。
子猫がヤンマーくんのしっぽにじゃれつき、つかんだり、蹴ったり、噛んでみたりしても、泰然自若な様子でまったく動じていません。
飼い主さんがヤンマーくんの顔を見ると、穏やかでなんだか眠そうにも感じるほど。子猫が何をしても、叱ったりすることもなく自由に遊ばせています。
ヤンマーくんのしっぽというお気に入りのおもちゃを見つけた子猫は、ぎゅっと抱え込んで満足そうな表情です。
ヤンマーくんは、ゴロリと横になってくつろいでいる時に子猫がしっぽで遊んでも、嫌がる様子すらありません。
むしろ、しっぽだけを上手に動かして、遊びたい盛りの子猫を見事にあやしています。
そんな優しすぎるヤンマーくんを、子猫は大好きになったようです。ヤンマーくんが寝ている時にはそばに寄り添い、一緒に寝るようになりました。
飼い主さんのお家に来たばかりの頃の不安そうな様子もなく、頼りになる兄猫もでき、すっかり安心しています。
仰向けになってぐっすり眠るヤンマーくんに、いつものお返しとばかりに子猫が毛づくろい。ただもしかしたら、大好きな兄猫に起きて構ってほしいという合図なだけかもしれません!
その後、この子猫は「モナカ」くんと名付けられ、無事に家族の仲間入りを果たしました。
こちらの投稿には、『受け入れるどころじゃない!実のお母さん並みに愛情注いでますね』『威嚇一つもせずに、延々と毛繕いをしてあげて…こんな優しい猫ちゃん、まず居ない』『先住猫が受け入れてくれて、いっぱい毛繕いしてくれてる姿を見たら泣くしかないだろ』といった称賛や感動の声が多く集まっています。
ヤンマーくんとモナカくんが、親子のように、兄弟のように仲良く暮らす日常風景は、他の投稿からもご覧いただけます!その後の日々をぜひチェックしてみてくださいね。
ヤンマーくん、モナカくん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!