『懐の大きなジェントルメン』!どうしても子猫と触れ合いたい元ボス猫の行動に『優しさがあふれていて素敵だ』と称賛の声

『懐の大きなジェントルメン』!どうしても子猫と触れ合いたい元ボス猫の行動に『優しさがあふれていて素敵だ』と称賛の声

元野良猫のほたてくんと5匹の保護子猫たちの初対面!怖がられ、威嚇されるほたてくんでしたが、どうしても子猫たちと触れ合いたいようで…。ほたてくんの願いは叶うのでしょうか?

YouTubeチャンネル『猫ですけどなにか?』に投稿されたのは、飼い主さんが旅行先で保護した5匹の子猫たちと、元・野良のボス猫で現・家猫の「ほたてくん」が初対面した時の様子です。

「子猫たちと触れ合いたい…でも怖がらせたくない」「どうする!?」と考えたほたてくんの優しさとおちゃめさがよくわかる行動を映したこちらの投稿は、YouTubeで117万回以上再生され、780件を超えるコメントも寄せられています!

元ボス猫のコミュニケーション能力が高すぎる!

外で暮らしていた頃は最強のボス猫、家猫になった現在はほぼぬいぐるみとなった「ほたてくん」はこの日、飼い主さんが保護した子猫たちと初対面することになりました。

この子猫たちは、飼い主さんが旅行で訪れた先のホテルで厄介者扱いされていたところを、母猫の「しらすちゃん」とともに6匹で保護された元野良猫で、他の猫や人間との接し方をまだまだ勉強中です。

飼い主さんはさっそく、ベッドの上でのんびりくつろいでいるほたてくんの前に1匹を連れて来てみました。すると…。

なんだこの大きな猫は…!

なんだこの大きな猫は…!

ほたてくんは何もしていないのですが、母猫よりも大きな猫に子猫はびっくりしたのか、すぐに「やんのかポーズ」で威嚇開始。背中やしっぽの毛も激しく逆立っています。

一方、元は地域のボス猫として活躍していたほたてくんは、そんな子猫を前にコミュニケーション能力の高さを発揮していきます。

まずは子猫からそっと目をそらし、「見ていないふり」。目を合わせると喧嘩を売っている証となりやすい猫界のルールにのっとり、敵意がないことを示してあげました。

わかりやすく目をそらすほたてくん

わかりやすく目をそらすほたてくん

しかし、子猫の緊張はそう簡単にはおさまりません。続いてほたてくんが取った行動は「寝たふり」。「自分はくつろいでいるので、君もどうぞのんびりして~」という無言のアピールです。

ところが、寝たふりでもこの子猫の警戒心は解けず、子猫が後ろを向いた隙にこっそり匂いをクンクンと嗅ぐのみに留まりました。(匂いを嗅いだのはバレたので寝たふりでごまかし…)

次に飼い主さんが連れて来たのは、5匹の子猫の中でもおっとりとした性格の男の子。ほたてくんが匂いを嗅いだりしても問題なさそうです。

そこで試しに、飼い主さんは寝そべるほたてくんの上にこの子猫を乗せてみました。

子猫、かわいい!

子猫、かわいい!

触れ合いチャンスを突然ゲットできたほたてくんは、すぐさま子猫を自分の前足でがっちりホールド!子猫の毛づくろいをし始めました。

どの子猫にも優しいと知っているからこそ、飼い主さんはそのままほたてくんに子猫をお任せしています。いきなり何が起こったのかと子猫はキョトン顔ですが、さほど嫌そうな様子はありません。

子猫たちに優しく対応してくれるほたてくんには、飼い主さんが頭を優しくなでて褒めてあげています。

さすがほたてくん!

さすがほたてくん!

今度は3匹でほたてくんとご対面。子猫たちのほたてくんへの反応はさまざまですが、みんな一様に緊張気味。「大きな岩」にも見えるからか、ほたてくんはまたも威嚇されてしまいました。

けれどもほたてくんは、そんな時も焦らず、やり返さず、とりあえず目をそらして寝たふり。

まだダメか…寝とこ…

まだダメか…寝とこ…

そのうち、ずっとドキドキして疲れた子猫は、どうやら眠くなってきてしまったようです。

ベッドの上で眠り始めた1匹の子猫のすぐ隣には、伏せて寄り添うほたてくんの姿がありました。

子猫を守るかのように寄り添うほたてくん

子猫を守るかのように寄り添うほたてくん

すると、すやすやと寝ている子猫に対し「今がチャンスだ」と思ったのでしょうか。子猫と触れ合いたい気持ちでいっぱいのほたてくんは、ゴロンと横向きに姿勢を変え、子猫の体にそーっと手を伸ばし始めます。

寝たふりをしながらも、ちょこちょこと手を動かしているほたてくんに、飼い主さんはすぐ気づきました。

子猫に…触りたい…

子猫に…触りたい…

子猫をできるだけ怖がらせずに触れ合おうとするほたてくんのワザなのでしょうが、飼い主さんにとっては「それ痴漢の手口だからやめろ!(笑)」と思わず笑いがこぼれる光景となります。

そして、触られた子猫は目を覚ましてしまい、ほたてくんが出来心で子猫の顔をちょっとなめてあげようとしたのも良くなかったようで、残念ながら再び「シャーッ」とお怒りに。

なめるのはダメだったか…

なめるのはダメだったか…

やりすぎてしまったほたてくんは、子猫が落ち着くまでもう一度ひたすら寝たふりをすることに決めたようです。

けれども、ちょっとだけでも触れないかと手を近づけ、ぴくぴくと動かすのは止められない様子。「子猫に触りたい」「でも怒らせちゃう…」という葛藤からか、目が泳いでいます。

そんな中で、威嚇していた子猫はほたてくんが何も嫌なことをしてこないとわかったからか、ほたてくんのぽよぽよのお腹が心地良かったからか、次第に寄りかかってくつろぎ始めました。

しかし、せっかく待ち望んだ子猫との触れ合いタイムのスタートも、寝たふりを続けるうちに本当に眠くなってしまったほたてくんは、まさかの爆睡!

お腹にくっつくと快適~!

お腹にくっつくと快適~!

起きると3匹の子猫に囲まれていたほたてくん。起きて早々に、見守っていた飼い主さんに「お腹をなでて~」とアピールしています。

周りの子猫たちに比べると、ほたてくんはとっても大きな甘えん坊の赤ちゃんですが、今日は立派な先輩猫として子猫たち相手によく頑張ってくれました!

しかし、飼い主さんにアピールしている最中で、ほたてくんは再び眠くなってきてしまったよう。その手の先を見てみると…。

やはり隣で眠る子猫にこっそりと触れて、夢の中でもさりげない触れ合いタイムを継続しているようです。

ほたてくんのさりげない接触ワザ

ほたてくんのさりげない接触ワザ

元ボス猫のほたてくんが見せた子猫たちへの対応力には、『威嚇されるとすぐ寝たふりするところに優しさがあふれていて素敵だ。紳士だなぁ』『子猫が威嚇してるのに、動じないほたてくんかっこよすぎる』『酸いも甘いも噛み分けたほたて氏は、ステキな大人の男ですね〜』など、称賛の声が集まりました!

ほたてくんが家族になるまでの記録や最新の近況、保護された子猫たちのその後は、他の投稿からもご覧いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。

ほたてくん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!


スポンサーリンク