YouTubeチャンネル『スマホサイズの保護ねこ』に投稿されたのは、保護されて間もない子猫の「ももちゃん」が、初めて雷の音を聞いた時の様子です。大きな音に眠りを邪魔されて、びっくりしてしまったももちゃんの可愛すぎる反応とは…?
こちらの投稿はYouTubeで57万回以上再生され、180件を超えるコメントも寄せられています。
雷の音にびっくりした子猫の可愛すぎるリアクション
記録的大雨の日に母猫やきょうだい猫たちとはぐれ、ひとりぼっちで保護された子猫のももちゃん。まだよちよち歩きの赤ちゃんで、この日は初めての雷の音に眠りを邪魔されてしまったようです。
ケージでぐっすり眠っていた最中に聞く見知らぬ雷の音に、ももちゃんは不思議そうな様子。
「もう~、いったい何なの?」と少し不満そうにモゾモゾと姿勢を整えてから、もうひと眠りしたいのか目を閉じてウトウトし始めました。
ところが、外の天気は変わらず雨風が強い大荒れ模様で、雷の音も鳴りやみません。ももちゃんも眠れず、起きてケージの中を歩き回ることにしたようです。
鳴きながらよちよちと歩くその足取りには、いつもは聞こえない雷の音に緊張しているのか、なんだかそわそわとした雰囲気も漂っています。
やっと毛糸で編まれたももちゃん専用のベッドスペースに腰を落ち着けたかと思った瞬間、小さなももちゃんを驚かせる事態が発生してしまいました。
なんと、特大の雷が落ちる「バーン!」「ゴロゴロ…」という音が室内に響き渡ったのです!
これにはももちゃんもかなりびっくりしたようで、座っていた姿勢からコロンと後ろにひっくり返ってしまいました。
初めての雷に「大丈夫かな?」と近くで見守っていた飼い主さんも大慌て。「ひめー!(笑)」と、小さなお姫様をすぐさま助け起こすことになりました。
ももちゃんは、雷の音と、後ろにひっくり返ってしまったことの両方に「いったい何が起きたの?」と混乱した様子で、プチパニックに陥ってしまったようです。
差し出してくれた飼い主さんの手に小さな体でしがみつき、「助けて~」とあたふたしています。
しかし、親代わりの飼い主さんの手の匂いや温かさに触れ、少しすると落ち着きを取り戻すことができました。
パニックになったことで疲れてしまったのか、ももちゃんは爆睡。
その後しばらくして起きたももちゃんは、少し寝ぼけていたのかもしれません。飼い主さんが指でちょんちょんとももちゃんの体に触れると、「また雷か!」「飼い主さん助けて!」とニャーニャーと鳴き、バタバタと慌てた足取りで歩き始めました。
再び飼い主さんが「大丈夫だよ」と伝えるかのように指を差し出してあげると、ももちゃんの寝起きのびっくりはすぐに落ち着きます。
どうやら、雷の音から逃げて、転んで、慌ただしい時間を過ごしたためにお腹も空いてしまい、先ほどは飼い主さんへの「ごはん」アピールも含めて鳴いていたようです。
ミルクを飲み終わったももちゃんは、飼い主さんの指をチュパチュパと吸って、リラックスしている様子。
飼い主さんに心から安心して甘えています。
指吸いタイムに満足したのか、今度は飼い主さんの手のひらに乗ったまま体を預けて、すやすやと眠り始めました。
ももちゃんは、ここが1番安全で、自分のことを守ってくれる人だときっとわかっているのでしょう。
雷の音に初めて遭遇したももちゃんを映したこちらの投稿には、『カゴから転げ落ちたり、手のひらで眠りにつき頭がコテンと落ちたり、あまりの可愛さに癒されました』『姫様めちゃくちゃかわえ~』『姫、申し訳ございませぬ。声を出して笑ってしまいました』などの絶賛するコメントが多く寄せられました。
ももちゃんのその後の成長は、他の投稿やブログ「スマホサイズの保護ねこ」からもご覧いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
ももちゃん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!