「ご挨拶したいんでちょっとお時間いいですか!」大胆な子猫の態度と先住猫の対応に『可愛い本性』『先住猫さんも優しい』と大絶賛の声

「ご挨拶したいんでちょっとお時間いいですか!」大胆な子猫の態度と先住猫の対応に『可愛い本性』『先住猫さんも優しい』と大絶賛の声

新しい生活環境に慣れてくると、保護子猫はだんだんと度胸が据わった様子で先住猫たちと接するようになりました!子猫が見せ始めた可愛い本性と、先住猫の対応は?

子猫を保護してから9日が経ち、だんだんと大胆な行動も取り始めるようになった子猫。先住猫にも遠慮なく接する姿を映した動画が、YouTubeチャンネル『毛玉たちの物語』に投稿されました!

こちらの投稿は、YouTubeで220万回以上再生され、500件以上のコメントも寄せられています。

子猫は自由気まま!優しく接してくれる先住猫に感謝

地域のNPO団体さんと協力しながら保護猫活動を行っていた保護主さんの元に、ご近所さんからの依頼で、生後1ヶ月に満たない新たな元野良の子猫がやって来ました。

はじめのうちこそ見知らぬ環境で人と暮らすことに緊張していた子猫も、保護してから9日も経つと、すっかりお家に馴染んでいます。

また、子猫に対してそわそわしていた先住猫たち、茶白の「ヤンマー」くんと「モナカ」くんも、少しずつ子猫に慣れてきたようです。

この日、子猫は窓際に並んで外を眺める先住猫たちの元へ。

先輩!何してるんですか?

先輩!何してるんですか?

子猫はヤンマーくんのしっぽを踏んづけ気味に乗り越え、体をくっつけています。

ヤンマーくんとモナカくんは、子猫が2匹の間を大胆に割って入るようにやって来ても、怒ったり、追い払う様子もなく受け入れてくれました。

先住猫たちと並んで窓から外を眺めるために来たのかと思いきや、子猫が外をチェックしていたのはほんの一瞬のみ。

すぐに飽きた様子で、外を見るヤンマーくんのしっぽの先端がフリフリと動いているのを見つけると、元気に「ミー!」と鳴き、「こっちを見て!」と言うかのようにじゃれつき始めました。

一緒に外を見るの?

一緒に外を見るの?

外を見る先輩の邪魔をする子猫

外を見る先輩の邪魔をする子猫

そんな子猫に対し、ヤンマーくんは体を子猫に向け、「どうしたの?」と聞いてあげることにしたようです。

ヤンマーくんの視線をひとりじめできた子猫は、そのままヤンマーくんを見つめ、先輩猫に「挨拶をしたい!」と訴えかけているようにも見えます。

すると、ヤンマーくんは子猫の意図を察したのか、鼻先を優しく近づけてくれました!

何か用かい?

何か用かい?

先輩、こんにちは!

先輩、こんにちは!

挨拶が終わるとヤンマーくんは再び外に視線を向け始めましたが、子猫は満足したようで、再びじゃれつくこともなく、その場を立ち去ります。

その後、保護主さんが子猫を見つけたのは、先住猫たちのトイレの中。

実は、先住猫がまだ慣れない新入り子猫の臭いを嫌がってトイレを我慢することがないようにと、子猫には専用のトイレを別に用意してあるのですが、子猫は保護主さんのそんな意図も無視して、さっそくトイレを使い始めます。

先住猫たちのトイレを大胆に使用

先住猫たちのトイレを大胆に使用

子猫自身、自分以外の成猫たちの臭いがついたトイレに対し、多少警戒心や遠慮する気持ちを持っても不思議ではないのですが、どうやら気にしていなさそうです。

保護主さんは、トイレの場所をすぐに理解してくれる子猫のおりこうさは褒めつつも、先住猫たちのトイレでも遠慮なくしっかりとうんちをした子猫に対し、「度胸が据わっている…」と実感した様子。

ヤンマーくんが保護主さんの膝の上でくつろいでいる時も、子猫は気にせず一緒に膝に乗り、なおかつヤンマーくんのしっぽをおもちゃ代わりに遊んでいます。

しっぽで子猫と遊んであげるヤンマーくん

しっぽで子猫と遊んであげるヤンマーくん

やや眠そうではありますが、ヤンマーくん自身がしっぽを上手に動かして子猫を遊びに誘ってくれているおかげで、子猫も楽しそうです。

子猫としっぽで遊びつつ、のどを鳴らしてご機嫌な様子であったヤンマーくんでしたが、子猫はつい夢中になりすぎてしまったようで、ヤンマーくんのお尻に体当たり!

これにはまったりしていたヤンマーくんも、「こら!」と子猫を叱ります。

それはやっちゃダメ!

それはやっちゃダメ!

膝にヤンマーくんと子猫を乗せていた保護主さんも、若干「マズイ…」と感じた様子で、2匹の間に手で仕切りを作りますが、ヤンマーくんはそれ以上怒ることなく許してくれました。

やりすぎたら怒られるよ…

やりすぎたら怒られるよ…

子猫もヤンマーくんのしっぽから離れて反省するか…と思われましたが、またすぐにしっぽの動きに夢中になって遊び始めます。

ヤンマーくんは、子猫の遊びにもう少しだけ付き合ってあげるようです。

子猫を保護した当初に比べると、子猫とヤンマーくんの距離が近づいたことに、保護主さんは嬉しそうな様子。「猫同士の関係は時間が解決してくれる」と、ほっと一安心しました。

少しすると、子猫が再び強めに噛んでしまったことから、ヤンマーくんは遊びの時間を終わりにすると決めたようです。膝の上で眠る体勢を整えながら、しっぽをくるりとお腹に向けて巻き付けました。

子猫はまだ遊びたそうでしたが、ヤンマーくんの様子を見た保護主さんに捕まり、強制終了。やんちゃで大胆な子猫と先住猫の関係が悪くならないよう、きちんとタイミングを見定めてあげました。

もうおしまい!

もうおしまい!

保護された子猫が先住猫と大胆に距離を縮めていく様子を映したこちらの投稿には、『子猫ちゃん、なかなか神経強いですな』『先輩猫に可愛がられているようで良かったね』『お兄ちゃん、ちゃんと面倒見てくれててスゴいですね!』など、子猫と先住猫のどちらにも絶賛の声が多く寄せられています。

その後、この子猫と恐らくきょうだい猫と思われる2匹の子猫も一緒に保護されることになり、しばらく生活を共にした後、みんなそれぞれ新しいお家に迎え入れられました!

今回登場した子猫が保護されてから旅立つまでの日々は、他の投稿でもご覧いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。

子猫ちゃん、ヤンマーくん、保護主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!


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