飼い主さん夫婦と暮らしていた猫のこなつくんに、妹ができました。毎日一緒に過ごす中で、どんどん兄としての優しさを発揮してくれています。
この日も、こなつくんは隣に寄り添いながら妹を見守っていました。
YouTubeで210万回以上再生され、260件以上のコメントが寄せられた、仲良し兄妹の姿をご覧ください。
苦手なことをされても妹への優しさを発揮する猫
投稿動画に登場するのは、立ち耳スコティッシュフォールドのこなつくん。飼い主さんご夫婦に迎え入れられた後、まだ子猫だった頃に赤ちゃんが生まれ、兄となりました。
初めて赤ちゃんと出会った日から、赤ちゃんを妹として優しく受け入れてくれていたこなつくんは、この日も元気な妹を穏やかな様子で見守ります。
赤ちゃんはうつ伏せができるようになり、動きもどんどん活発になってきたころ。たっぷり動いて満足した後は、のんびりする時間に突入したようです。
赤ちゃんが仰向けでお昼寝に向けて一休みしていたところに登場したのは、こなつくんでした。
赤ちゃんの隣に座り、毛づくろいが一通り終わると、赤ちゃんにぴったり寄り添うように伏せてくつろぎ始めます。
赤ちゃんが手を口元へ持っていくために上げた腕が、ちょうど良い枕だと感じたのか、こなつくんもは妹の腕にあごを乗せてのんびりモード。
赤ちゃんも、ひじの辺りにこなつくんのあごが乗せられても違和感がないようです。
しかし、赤ちゃんが手をずっと動かさずにじっとしているのも難しいもの。こなつくんが枕にしていた方の手を赤ちゃんが動かし始めると、こなつくんのちょうど良いあご下枕も外れてしまいました。
うとうとし始めていたところを起こされた格好になってしまいましたが、こなつくんは妹である赤ちゃんを優しく見つめてから、位置が移動した赤ちゃんの腕に再びあごをぽすんと乗せて、まったりとしています。
その様子からは、こなつくんが妹である赤ちゃんを「大事な見守るべき存在」だと思っているのがよくわかります。
実は、こなつくんと赤ちゃんのこのお昼寝時間が毎日確保できる日もあと少し。もうすぐ保育園に通う予定の妹とこなつくんがお昼寝できるのは、どうやら週末だけになりそうです。
あえて妹の隣にやってきて、体をぴったりくっつけてくつろぐこなつくんを見て、飼い主であるパパも「寂しがるかな~…」と少し心配そう。
また、在宅勤務でこのふたりのお昼寝タイムを見守ってきたパパ自身も、癒しの光景が見られる時間が減ってしまうことが少し寂しいようです。
お昼寝後は、またたっぷり遊んだ赤ちゃん。一休みする隣には、やはりこなつくんがいます。
しかし、先ほどとは少し違う状況も!
こなつくんに触りたい赤ちゃんと、眠りたいこなつくんの静かな攻防戦の証として、こなつくんが片手で赤ちゃんの腕をぐぐっと押し返しています。
これに気づいた視聴者も、『赤ちゃんの手押し返してるのめちゃくちゃ可愛い(笑)』と、思わずクスッと笑ってしまったようです。
最初は少し妹に抵抗を見せていた兄のこなつくんでしたが、赤ちゃんがこなつくんの顔を触り始めても、逃げたり、怒ったりもせず許してあげています。
「ステキな兄力!」といったところでしたが、さすがにヒゲを引っ張られたのには、こなつくんも困ってしまったよう。
妹からの遠慮のないアプローチに対し、こなつくんはヒゲの違和感を解消するために思わずあくび。
「ヒゲつかんじゃった(笑)」と、そばでふたりを見守っていたパパが、赤ちゃんの手がこなつくんのあくびに巻き込まれないよう優しくフォローします。
遠慮なく触られてしまったこなつくんでしたが、その後も赤ちゃんにぴったりと寄り添ったまま、赤ちゃんがこなつくんのモフモフとした感触を楽しむのを受け入れてあげていました。
本来、猫は苦手なところを触られると、相手から逃げてしまったり、「そばに近寄らないようにしよう…」と思っても不思議ではありません。
しかし、こなつくんが妹に対して自分の意思で寄り添い続ける兄っぷりには、『猫ちゃんもただ堪えてる感じじゃなくて、愛情を持って接してる感じがして、なんて優しい空間』『赤ちゃんを赤ちゃんと認識して優しく接したりしてくれるから愛しいんだよなぁ』と、絶賛のコメントがあふれました。
また、ふたりの仲良しぶりには、『気持ちが温かくなる』『幸せのお裾分けありがとう』など、癒しをもらったという人も多くいたようです。
『いつかきっと大きくなった時に、こんな素敵な映像が残っていることをすごく喜ぶと思う』という声もありましたが、まさにその通りかもしれませんね。
妹の成長を優しく見守るこなつくんの、赤ちゃんとの「はじめまして」から現在までの様子は、他の投稿でもご覧いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
こなつくん、赤ちゃん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!