YouTubeチャンネル『僕の名前はデブ』の投稿主さんは元野良猫、地域のボスで人間に心を開かなかった先代の「デブ」さんとの出会いをきっかけに、保護活動を始められたのだそう。
デブさんが虹の橋のふもとへと旅立った後、その意志を継ぎ現在は34匹の犬猫と共に暮らされています。わんにゃん大家族にまたひとり、小さな新入りさんの姿が…。
子猫愛好家だという先住猫さん方とのご対面を捉えた動画は、多くの人々に笑顔と癒やしを与えています。
新入り子猫を先住猫さん方に紹介してみたら…
生後2日、目も開いていない状態で保護された小さな子猫さん。『駐車場でへその緒がついた子猫が鳴いている』という連絡を受け、保護する運びに。『いつから居るのか分からないけれど、元気がない』ということで、すぐさま体を温めてほしいと伝え、その後自宅へと迎え入れられました。
お迎え当時は片手に収まるほど小さくその体重はたったの70gでしたが、飼い主さんの献身的なケアにより、元気いっぱいに成長。
初めてのち乳飲み子の保護、当初は不安もあったそうですが一生懸命ミルクを飲む姿を見て、食べることは生きること、この子はきっとスクスクと育ってくれると確信したと語られています。
離乳食を食べ終えた後、たくさんの先住猫さんが過ごすリビングでフリーにしてみることに。もちろんこれが完全な初対面ではなく、きちんと安全面を考慮されているのでご安心を。
それほど緊張もしていないようで、自由に探検したり先住猫さんの姿を観察したりしながら自由に過ごします。
自分の何倍もある先住猫さんの姿をじっと見つめ、『ボクもあんな風に大きくなれるのかな』とばかりに瞳をキラキラさせる子猫さん。
先住猫さん方もこれまで自分自身が迎えられる側だったり、たくさんの後輩猫を受け入れてきたり…経験豊富なこともあってか、とても落ち着いた様子。
そして何と言っても、子猫愛好家の先住猫さん方は子猫のお世話をしたくてウズウズしている模様。子猫愛好家の会員は18匹、皆さんとにかく子猫を慈しむのだそうでその視線は釘付けに。
とはいえ、相性もあり多少の不安はあったそうですが実際に対面してみればそれらが杞憂だったことは一目瞭然。子猫を驚かせないように、一先ずは見守り体制に入る姿に脱帽です。
一見、各々が自由にのんびり寛いでいるように見えるものの…その視線はしっかりと子猫のほうへ。それはとても確実なもので、先住猫さん方の視線を追えば必ずそこに子猫の姿が。
遊びたい盛り、わんぱく盛りの子猫さんはとにかくみんなに飛びついて行きます。そのため愛の込もった教育的指導、猫パンチが飛んでくることもあるものの、気にも止めていないご様子。こうして猫社会の、家族とのルールを学んでいくのでしょう。
とはいえ、想像以上の過保護っぷり。先住猫さんたちは構いたくて仕方がないようですが、まだ距離感を掴みかねている雰囲気も。きっともうすぐたくさんのお兄さん、お姉さんに毛づくろいしてもらえるようになることでしょう。
全方位を囲み、全力で子猫を見守る先住猫さんの姿には思わずクスッと笑ってしまうほど。これだけたくさんの先輩方が居れば安心、もう二度とひとりぼっちになることはありません。
『子猫には優しくするのよ』先住猫さん同士のやり取りにも頬が緩みっぱなし。子猫さんがどのように成長するのか、先住さんとの関係がどのように変化するのか…楽しみが尽きません。
この投稿には「優しすぎる先住さんたち」「子猫ちゃんもう安心だね」「心強いですね、たくさんの保護者が居て」「グルーミングしたくでウズウズしてるの好き」など多くのコメントが寄せられています。
たくさんの猫さんが暮らすご自宅での日常や保護の様子は、YouTubeの他の投稿からもチェックすることができます!
お猫さま方、飼い主さん、この度はご協力誠にありがとうございました!