猫に『絶対禁止の食材』6つ!ジャンル別に危険な理由を徹底解説

猫に『絶対禁止の食材』6つ!ジャンル別に危険な理由を徹底解説

人間が口にする食材の中には、猫が食べると命に関わるほど危険なものがあります。今回は、絶対にNGな食べ物をジャンル別に詳しく解説いたします!!

2492view

SupervisorImage

記事の監修

日本では獣医師。世界では旅人。”旅する獣医師”として世界各国を巡り、海外で見てきた”動物と人との共生の様子”を、執筆や写真展を通して皆さんと共有する活動をしています。

絶対NGな食べ物【野菜編】

猫と野菜

猫に絶対食べさせてはいけない食べ物。まずは野菜編を紹介いたします。

1.ネギ類

ネギ

猫にとってネギ類は、大変危険です。ネギ類には、玉ねぎ・長ねぎ・ニンニク・ニラなどが属しています。どれも身近な食材ですよね。

危険な理由や、食べてしまった場合にどのような症状が現れるのかを解説いたします。

赤血球を破壊する成分が含まれている

ネギ類に含まれている「有機チオ硫酸化合物」が猫の赤血球を破壊してしまいます。

具体的には「溶血性貧血」という病気を引き起こし、中毒症状が現れます。

食べてから数日後に症状が出ることも

症状は以下の通りです。軽度から重度の順に紹介いたします。

  • 元気がなくなる
  • 食欲不振
  • 消化器症状(下痢や嘔吐)
  • 心拍数の増加
  • 血尿
  • 黄疸
  • 意識障害など

ネギ類で厄介なのは、食べてしまってから数日後に症状が現れることがあるということです。

2.ユリ根

ユリ根

食感の良いユリ根ですが、ネギ類同様に大変危険な食材です。

ユリ科全般にNG

中毒症状を呈する成分の正体は不明ですが、猫がユリ科の植物に触れることは禁忌です。ユリ根だけでなく、葉も花も間違っても口にしないよう気をつけましょう。

精神状態にも悪影響を及ぼす

ユリ科の植物による中毒症状を紹介いたします。

  • 急性腎不全
  • 食欲不振
  • 運動失調
  • 無気力
  • 抑うつなど

臓器だけではなく、精神・神経系にも悪影響を及ぼします。花瓶の水を飲んだだけでも命を落とす可能性があります。

絶対NGな食べ物【魚介編】

遊ぶ猫

猫は魚介類を好むイメージがあるかもしれませんが、危険な食材もあるので紹介いたします。

3.甲殻類

魚介類

エビや蟹などの甲殻類はNGです。

ビタミンを分解する成分が含まれている

甲殻類には「チアミナーゼ」という成分が含まれています。これがビタミンを分解し、ビタミンB1欠乏症を引き起こします。

意識障害を起こすことも

軽度の症状では、足に力が入りにくくなります。歩行に違和感が出てくるでしょう。重症になると意識障害を起こす恐れがあります。

4.貝類

アワビ

貝類も甲殻類と同様の理由から、絶対に食べさせてはいけません。

アワビに至っては「日光過敏症」を引き起こす可能性があります。最悪の場合、耳がただれて失ってしまうことさえあります。

「アワビを食べると耳が落ちる」は単なる噂ではなく、本当に落ちる危険性があるのです。

絶対NGな食べ物【スイーツ・飲み物編】

猫とスイーツ

疲れた心を癒してくれるスイーツや飲み物にも、危険なものがあります。

5.チョコレート系のスイーツ

チョコスイーツ

チョコレートを含むスイーツを食べる際は、愛猫につまみ食いされないように気をつけてください。

カフェインを分解することが苦手

チョコレートにもカフェインが含まれています。猫の体はカフェインの分解速度が遅く、中毒症状を引き起こす可能性があります。

カカオの含有量が多いものほど危険性が高まります。ちなみに、テオブロミンという成分も中毒の原因となる物質です。

脳神経系にダメージを与えてしまう

チョコレートによる中毒は、脳や心臓などの重要な器官にダメージを与えてしまいます。最悪の場合、死に至ることもあるので本当に危険です。

6.牛乳

牛乳

意外に思うかもしれませんが、牛乳も猫にとっては要注意な飲み物です。

乳糖を分解することができない

牛乳には乳糖という成分が含まれています。猫の体では乳糖を分解することができません。

乳糖を分解できない体質では、牛乳が引き金でお腹を下してしまいます。

猫に人間用の牛乳はNGです。どうしてもという場合は、必ず猫用の牛乳を飲ませてください。

まとめ

猫と食べ物

雑食である人間と、肉食動物である猫では体質が異なります。今回紹介した食材も、体質の違いが危険性に結びついています。

どの食材も身近なもので、食べる機会も多いでしょう。食材の管理を徹底し、盗み食いに遭わないように気をつけましょう。

スポンサーリンク