猫が『スキンシップ』を取りたがっているときの仕草や行動5つ

猫が『スキンシップ』を取りたがっているときの仕草や行動5つ

猫が飼い主さんにアプローチする時の方法は、十にゃん十色。性格によって、飼い主さんとの付き合いの長さによって、あるいは同居猫との力関係によって様々です。しかし、猫からのお誘いは、人間には分かりにくいこともしばしば。上手く気持ちがつながるよう、猫がスキンシップをとりたがっているときの典型的な仕草や行動を5つのタイプに分けてご紹介します。

1.じっと待つ派

車のそばに座ってジッとこちらを見つめる猫

目立つことはあまりせず、物陰から見つめて、飼い主さんが気がついてくれるのをじっと待つタイプです。うんと勇気を出したところで、部屋の出入口や通路に姿を現して座っている程度。

しかし、甘えたい気持ちはすごくあるのです。他の積極的な猫が飼い主さんに甘えているときには、後ろに並んでその子が退くのをじっと待つような、そんな健気な猫たちです。

2.座ると寄ってくる派

読書する人の膝の上で眠っている猫

食卓に家族が揃うとき、あるいは椅子に座って休憩を始めたとき、どこからともなくやって来て、そばに座るタイプです。彼らにとっては、飼い主さんが決まった場所(ソファならソファ)に座るのがナデナデタイムのスタート合図。

「さあ撫でさせてあげる」とばかりに、膝に乗ったり背中を向けて座ったり、少し高飛車な雰囲気すら感じる猫たちの甘えん坊タイムの始まりです。

3.道具を使う派

ブラシを握ってニオイをかぐ猫

例えばブラッシングをしてほしいとき、コームが置いてある場所に行って入れ物をトントン叩いたり、わざと落として注意を引いたりするタイプです。また、甘えたいときカーテンに登るなど、間違った条件付けで甘える合図を覚えてしまった困ったちゃんもいます。

4.指図したい派

キッチンのテーブルの上に座る白猫

もっと積極的に、鳴きながら飼い主さんにつきまとい、抱っこやナデナデを強要するタイプです。また、お風呂場や台所など決まった場所に誘導し、飼い主さんと二人きりになれる場所で心ゆくまで撫でてもらいたがる子もいます。なぜか出かける直前に、外出を阻止するかのように甘え出すのもこのタイプ。なかなかの知能犯と言えるでしょう。

5.何が何でもな強行派

キジトラに舐められる青いTシャツの男性

自分の愛を表明したいときにはお構いなしに飼い主さんによじ登り、登れないときは文句を言う。誰にはばかることなく飼い主さんへの愛を語り、遠慮の二文字を知らないタイプです。

手で顔を引き寄せようとしたり、顔を何度もすりつけたり、彼らの愛はとても熱烈です。それはとても嬉しいのですが、多少痛みを伴うので辞退したくなるのが欠点です。

まとめ

れもん

猫がスキンシップをとりたがっている、つまり甘えたがっているときの仕草や行動を5通りに分けてみました。分かりやすいこともあれば、分かりにくいこともありますが、猫は一生懸命飼い主さんが大好きな気持ちを伝えようとしているだけです。実際のスキンシップが伴わなくても、それは同じ。今1度普段の行動を見直し、猫たちの愛を確かめてみてくださいね。

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