アメリカンボブテイルは尻尾が短い!画像で解説
尻尾が短いアメリカンボブテイル
アメリカンボブテイルは、アメリカ原産の中毛~長毛の猫です。筋肉質で、大きさは大型に分類されます。猫のタイプ別にいうと、ロング&サブスタンシャルです。
ボブテイルというのは、折れ曲がったり短い尻尾のことで、このような猫は古くからアメリカで存在していました。ただ、ボブテイルの数は少なく、珍しい猫だったようです。
下の写真は、アメリカンボブテイルの画像です。尻尾が短いのがわかる画像ですね。
アメリカンボブテイルの尻尾の形は色々ある
アメリカンボブテイルは、1989年にTICAの公認を受けたばかりの新しい品種です。メインクーンとの交配が認められており、短尾のメインクーンと呼ばれることも。
その名の通り、尻尾が短いのが特徴です。この短い尻尾は、常染色体優性遺伝によるものです。尻尾はまっすぐなものばかりでなく、結んだような尻尾や、巻いた尻尾があります。尻尾の形に優劣はありませんが、キャットショーでは極端に短いものは好まれないようです。尻尾には、長い毛が生えています。
こちらはメインクーンの画像です。尻尾以外はアメリカンボブテイルとよく似ていますね。
アメリカンボブテイル以外にも尻尾の短い猫がいる
日本でも、尻尾の短いボブテイルの猫を見かけることがあります。アメリカンボブテイルが優性遺伝であるのに対し、日本原産のジャパニーズボブテイルは、劣性遺伝です。
ジャパニーズボブテイルに似た猫種に、千島列島原産のクリルアイランドボブテイルという猫種がありますが、ジャパニーズボブテイルとは全く異なる猫種です。
画像はジャパニーズボブテイルです。
アメリカンボブテイルの画像集
アメリカンボブテイルの子猫
何かにじゃれようとしているのか、前脚を伸ばしているアメリカンボブテイルの子猫の画像です。とってもかわいらしい仕草ですが、大きな手足は体が大きくなることを予想させますね。
窓辺のアメリカンボブテイル
窓辺に座るアメリカンボブテイルの画像。淡い毛色が優しくかわいらしい印象です。
ケージの中
ケージの画像。中には2匹のアメリカンボブテイルが。ケージの中でも、緊張感ないですね。
見つめるアメリカンボブテイル
白いソファの上からこちらを見ているアメリカンボブテイル。見つめられてキュンとしちゃう画像です。でも、ちょっと眠いのかな。
アメリカンボブテイルの性格
アメリカンボブテイルは、温和でおとなしい性格です。社交的で優しいので、アメリカでは動物介在療法(アニマル・セラピー)に使われることもあるとか。子どもや他の動物がいても飼いやすい猫種といえるでしょう。好奇心旺盛で、遊ぶのが大好きです。
アメリカンボブテイルをお迎えするには?
アメリカンボブテイルは、日本のペットショップではあまり見かけません。アメリカンボブテイルのブリーダーも少ないので、お迎えするのはなかなか困難です。
ブリーダー経由や、仲介業者を利用して輸入することはできますが、輸入にかかる費用が発生するので、高額になってしまします。そのため、アメリカンボブテイルの里親を募集していることも珍しく、募集していても異種交配のミックスの可能性があるそうです。
まとめ
アメリカンボブテイルの特徴は、なんといっても短い尻尾です。画像を見ていただいても、アメリカンボブテイルは、一般的な猫と比べて尻尾が短いのがよくわかると思います。
大型ですが、穏やかで飼いやすい性格のアメリカンボブテイル。日本では入手が困難なのが残念ですね。なかなか実物に会えないアメリカンボブテイルですが、様々な表情の画像を集めてみました。ぜひお気に入りの画像を見つけてみて下さいね。