アメリカンボブテイルの毛色!種類や模様、長毛・短毛の違いについて解説

アメリカンボブテイルの毛色!種類や模様、長毛・短毛の違いについて解説

アメリカンボブテイルは毛色と模様の種類が豊富で、毛色のパターンが個性的なことが魅力の猫です。日本では馴染みが浅いですが、野性味溢れるワイルドな見た目から、アメリカでは人気のある猫種のひとつです。今回はアメリカンボブテイルの毛色の種類や模様についてご紹介します。

アメリカンボブテイルの毛色

上を見つめて立っているアメリカンボブテイル
  • ブルー
  • レッド
  • クリーム
  • チョコレート

アメリカンボブテイルの毛色の種類はとても豊富です。さまざまな種類の猫と交配されてきた経緯から、全ての毛色が認められています。中でもブルー、白、黒、クリーム、レッドが代表的な毛色です。珍しい毛色としては、ライラック、フォーン、シナモンなどが挙げられます。

アメリカンボブテイルの毛色と模様

綺麗な縞模様のアメリカンボブテイル

タビー(縞模様)

アメリカンボブテイルに見られる模様の中でも、タビー(縞模様)は代表的な模様です。ブラウンやシルバー、レッドといった毛色がベースとなっており、そこに黒い縞模様が入っています。日本では、キジトラ、サバトラ、茶トラといった呼び方の方が一般的かもしれません。

原産国であるアメリカ国内では、アメリカンボブテイルのワイルドな風貌に調和する「ブラウンタビー」や「シルバータビー」などが人気があるようです。

キャリコ&バイカラー(3色/2色模様)

アメリカンボブテイルには、キャリコやバイカラーといった模様も見られます。キャリコはいわゆる三毛のことで、黒とレッドの毛色に白斑が入った模様です。バイカラーは、ベースとなる毛色の割合が40~60%の状態で、背中や腹部に濃い毛色が入った模様です。白と黒の組み合わせが多いのですが、白とクリーム、白とレッドなどの組み合わせも表れます。

ポインテッド

ポインテッドという模様も、アメリカンボブテイルに見られる模様の一つです。白やクリームなどベースとなる薄い毛色に、顔や耳、尻尾、足などの体の一部分に濃い色がついている模様を指します。ポイントカラーとなる毛色には、縞模様が表れたり、2種類の色が入ったりすることもあるようです。

トータスシェル

アメリカンボブテイルはトータスシェルという模様も表れます。トータスシェルはレッド系の被毛がまだらに散らばっている、亀の甲羅にも似た模様です。トータスシェル柄はワイルドな印象がより強調されるため、人気が高いとされています。ベースとなる毛色により、ブラックトーティーやブルートーティーなどと呼ばれます。

アメリカンボブテイルの長毛と短毛の毛色について

長毛と短毛のアメリカンボブテイル

長毛アメリカンボブテイルの特徴

アメリカンボブテイルは毛の長さによって現れる毛色や模様には変化がなく、あらゆるパターンが確認されています。長毛種の被毛の長さはセミロング程度で、やや硬めでもつれにくい毛質です。長毛種でありながら、ブラッシングは1日に1回程度で十分とされています。全身をマッサージしながら被毛を整えてあげるとよいでしょう。

短毛アメリカンボブテイルの特徴

短毛種の場合は、アメリカンボブテイルショートヘアとも呼ばれています。やや長めなミディアムショートで、毛は密集しておりベルベットのような触り心地が特徴的です。短毛種のアメリカンボブテイルにも、さまざまな毛色や模様が表れます。

アメリカンボブテイルの毛色別の性格

活発なアメリカンボブテイルの子猫

アメリカンボブテイルの性格は、毛色によって違いがあるのかどうか気になりますよね。アメリカンボブテイルも含め、猫は一般的に「毛色によって性格に影響を与える根拠はない」とされていますが、人間が持つ色の印象を元にアメリカンボブテイルの毛色ごとの性格をイメージしてみましょう。

レッド系の毛色が持つ性格イメージ

レッドと言えば、明るく活発な様子をイメージする方が多いのではないでしょうか。レッド系のアメリカンボブテイルは、好奇心旺盛で遊び好きなイメージです。動き回るおもちゃや家の中に入ってきた虫を追いかける姿が想像できるでしょう。

ブルー系の毛色が持つ性格イメージ

ブルーは、知的でスタイリッシュなイメージがあります。ブルーの毛色を持ったアメリカンボブテイルの性格は、賢いイメージです。飼い主の言うことをきちんと理解する猫が想像できます。

クリーム系の毛色が持つ性格イメージ

クリーム色は柔らかい色味で優しいイメージを持ちます。クリーム系の毛色のアメリカンボブテイルの性格は、穏やかで友好的なイメージです。小さな子ども相手でも穏やかに対応でき、他の猫とでも仲良くなれるのではないでしょうか。

黒系の毛色が持つ性格イメージ

黒猫のキャラクターは多く存在しますが、気まぐれな猫が多いため、黒系の毛色を持つアメリカンボブテイルも、自由奔放なイメージがあります。飼い主に擦り寄ってきたかと思えば、急にそっぽを向くようなことがあるかもしれませんね。

まとめ

こちらを振り返るアメリカンボブテイル

アメリカンボブテイルは毛色の種類も模様のパターンも豊富なため、個体差が顕著であるという特徴があります。珍しい毛色や模様のアメリカンボブテイルが存在することから、原産国であるアメリカではファンが多く存在するようです。日本ではなかなかお目にかかれない珍しい猫ですが、ワイルドな風貌に魅了され、人気が高まるかもしれませんね。

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