オホサスレスの特徴
オホサスレスの青い目
オホサスレスの一番の特徴はライトブルーからタークブルーの青い目です。猫の青い目は毛色が白色、もしくは足先や尻尾の先などが濃い色になるポインテッドの場合にしかならないとされています。
オホサスレスの青い目と遺伝子
これは毛色の関する遺伝子が目の色にも関係しているからなのですが、オホサスレスの場合、毛色と目の色の遺伝子は関係していません。また、毛色と目の色の遺伝子が関係していると、聴覚障害や斜視がみられることがあるのですが、オホサスレスはそういった障害がないという特徴があります。
青い目のオホサスレスが産まれる確率
しかし、青い目のオホサスレス同士を交配させると頭蓋骨の形成不全などが起こるため、繁殖は計画的に行わなければなりません。そのために青い目のオホサスレスが産まれる確率は、1/2となっています。
オホサスレスの体重
オホサスレスの体重は3kg~6kgです。一般的な猫の平均体重が3.5kg~4.5kgなので、それよりも若干体は大きくなる可能性があります。
オホサスレスの被毛
短毛と長毛がいますが、短毛の方が多いようです。毛色はすべての色が認められていますが、他の猫の品種と区別するために、口元、手足、尻尾の先は白色の方が好まれます。
オホサスレスの歴史
オホサスレスの歴史は、1984年アメリカのニューメキシコ州にいたメスの野良猫から始まります。トータスシェル柄で青い目をしていたそのメスの猫が産んだ子猫も青い目だったのです。
1991年に登録されたまだ新しい品種で、日本での知名度は低く、とても希少なため、どのような猫なのかはっきりしていないこともあるようです。オホサスレスはスペイン語で「青い瞳」という意味で、「オホースアズーレス」と表記されることもあります
オホサスレスの性格
- オホサスレスは人懐こい性格
- オホサスレスは活発な性格
- オホサスレスは運動が好きな性格
- オホサスレスは愛情深い性格
- オホサスレスは賢い
- オホサスレスは感受性が強い
とても飼いやすい性格のオホサスレスですが、感受性が強い部分があります。感受性が強い猫は「どのような人間か、近づいても大丈夫なのか」など良く観察しています。
そのため、オホサスレス自身がが嫌だと感じるような行動をとれば嫌われてしまう可能性が高いです。また、猫に対する振る舞い以外のことでも、飼い主さんの何かを感じ取ることがあります。
「相性が悪い」と言ってしまえばそれまでですが、猫目線になって対応を変えていくことで距離を縮められるかもしれません。
オホサスレスの飼い方
オホサスレスの運動
活発で運動が好きなため、キャットタワーなど運動ができる環境を用意する必要があります。
オホサスレスがかかりやすい病気など
遺伝的にかかりやすい病気などは、頭数が少ないため、はっきりしていないようです。しかし青い目のオホサスレス同士の交配では、頭蓋骨の形成不全や命に関わる問題があるということが分かっています。
オホサスレスのお手入れ
短毛のオホサスレスであれば週に1回か2回のブラッシングと比較的簡単です。長毛のオホサスレスはそれ以上のブラッシングが必要となります。
オホサスレスを手に入れる方法
オホサスレスは希少な猫で、1992年には10頭いたようです。ペットショップやブリーダーなど日本国内で販売しているという情報はないため、手に入れるには海外からお迎えする形となります。
しかし、青い目の子猫が産まれる確率が1/2であることなどから、ブリーダーは多くないようです。オホサスレスを手に入れるのはとても難しいといえます。
オホサスレス以外の青い目の猫種
オホサスレス以外の青い目を持つ猫の一部をご紹介します。
シャム系
シャムは顔、耳、尻尾、手足の先が濃い色の被毛となる特徴があります。合わせて目が青くなる特徴もある品種です。そして、シャムを交配させて生み出された品種には目が青い猫が多いのです。
シャムの他には、ラグドール、トンキニーズ、バーミーズ、バーマン、ヒマラヤンなどの種類がいます。また、これらの登録された品種以外のシャム系のミックスも青い目の猫が多くいます。
カオマニー
シャムと同じくタイで大切にされてきた猫です。目の色は青の他にイエローやグリーンがあり、片方が青、もう一方がイエローなどのオッドアイになることもあります。
青い目の場合、聴覚障害があらわれることがあります。賢く、遊び好きで家族や他のペットとも仲良くすることができる性格です。
ノルウェージャンフォレストキャット
青い目のノルウェージャンフォレストキャットは多くはありませんが存在します。毛色が白一色だと聴覚障害があらわれることがあります。体は大きめで、性格は賢く穏やかですが、遊びが好きです。
まとめ
オホサスレスという猫の特徴などをご紹介しました。青い目の猫は高貴なイメージやミステリアスなイメージなどがありますよね。オホサスレスの青い目は、目の色に関する遺伝子が一般的な青い目を持つ猫と違うことがポイントとなります。そのため斜視や聴覚障害は見られませんが、計画的に交配する必要はあります。
オホサスレスは歴史が浅く、認知度が低いことで日本で手に入れるのは難しく、さらに海外でもブリーダーが多くないため、とても希少な猫なのです。
40代 女性 こまめ
40代 女性 のりちゃん
賢くて人懐っこいみたいです。ご飯は、プレミアムフードが理想的だそうです。アレルギーを持っていることもあるので、注意をしましょう。先住猫とも仲良くしてくれるみたいなので、飼いやすいですね。珍しい猫種なので手に入れるのが大変なようです。キャッテリーを探す方がいいみたいですよ。
遊びは、キャットタワーがあれば充分で、登り降りでちょうどいい運動になるそうです。
こんな珍しい猫ちゃんを飼うことができたら、毎日が発見の連続でしょうね。小さなものに興味を持ったりするので口に入れたりしないように、掃除を頑張らなければいけませんね。
40代 女性 匿名