ブリティッシュロングヘアとは
ブリティッシュロングヘアはまず、ブリティッシュショートヘアから始まります。古代ローマがイギリスを侵略した時に、エジプトより輸入された猫が元だと言われています。数世紀に渡りあまり猫種に変化はありませんでしたが、交配技術が発展するに従い1914年から1918年の間にペルシャとかけあわされ、ロングヘアーの猫が産まれました。
その後、2度の世界大戦を経てブリティッシュショートヘアーの数は減ってしまいましたが、それでも交配を続けていきました。その間にロングヘアーの子猫もたまに産まれたのですが、独立した猫種としては確立されませんでした。今ではブリティッシュショートヘアの仲間として、ブリティッシュロングヘア1つの独立した猫種と認められています。
ブリティッシュロングヘアの特徴
ブリティッシュロングヘアは、どんな体の特徴を持っているのでしょうか?
顔
笑ったような顔が特徴的なブリティッシュロングヘア。大きく丸い目は、金色からカッパーが多いです。ポイントカラーのブリティッシュロングヘアでは、目はブルーから深い緑をしています。ちょこんと付いた小さめの耳が、可愛らしさを演出しています☆
体格
がっしりとした体格のブリティッシュロングヘアは、短くて強い四肢、厚くて幅広い尻尾など、全体的に力強い体をしています。体重は4kg~8kg程度の中型です。ブリティッシュロングヘアは食欲が旺盛なので、食べさせ過ぎには注意が必要です。油断すると体重が増えやすいので、日頃から食事の量を管理するのと、充分な運動をさせると良いでしょう。
被毛
ブリティッシュロングヘアは長い被毛がもつれないよう、毎日ブラッシングをしてあげると良いでしょう。換毛期にはお風呂に入れると抜け毛を取り除くことができます。できれば子猫の頃からお風呂に慣れさせてとくと良いのですが、どうしても難しい場合はお風呂以外のケアをきちんと行ってあげましょう。
ブリティッシュロングヘアの性格
ブリティッシュロングヘアは友好的で優しく、あまり要求が強くありません。オスは楽天的、メスは少々真面目です。膝乗り猫にはなりにくいようですが、飼い主さんの側で昼寝をするのは好きなようです。
ブリティッシュロングヘアはとても活発な猫とは言えませんが、遊ぶのは好きなのでおもちゃなどで一緒に遊んで、コミュニケーションをはかりましょう。抱っこをして運ばれるのは好みませんので、子供には床に降ろしたまま可愛がるようにさせた方が良いようです。
ブリティッシュロングヘアは留守番は割と得意ですので、1匹でも飼い主さんの帰りをじっと待つことができます。もちろん個体差がありますので、愛猫の様子を見つつ、留守番させてくださいね。
ブリティッシュロングヘアを手に入れる方法
ブリティッシュロングヘアは、日本でも比較的手に入れやすい猫種です。ペットショップやブリーダーで探してみましょう。
ブリティッシュロングヘアの値段
相場価格は20万~30万円ですが、月齢によってもう少し安くなることがあります。ブリティッシュロングヘアの里親募集はかなり少ないです。もし見つけた場合は即座に問い合わせをしましょう。
まとめ
ブリティッシュショートヘアーも厚めの被毛でもふもふしていますが、ブリティッシュロングヘアは更にもふもふ度合いが高いので、まるでクッションのようです!愛猫にもふっとして癒されたい方には、ブリティッシュロングヘアは非常にオススメの猫種となっています。被毛のお手入れをきちんと行ってあげれば、いつでもふわっふわの、もっふもふが楽しめますよ♪
女性 ケロキ
ブリテッシュロングヘアーを見たことはなく、小さいイメージがあったのですが、体重が4kg以上なので実際に見たら大きいと感じると思いました。抱っこされるのが好きではないということで、機嫌を損ねてしまわないようにしたいですね。我が家の猫も抱っこされるのがあまり好きではなく、そのせいでキャットタワーの高い場所へ逃げてしまうことがあります。遊びに誘っても見向きもしてくれないです。ブリテッシュロングヘアーは長毛なので毎日のブラッシングでスキンシップに慣れてもらうようにするのもいいかもしれませんね。フワフワな体は抱っこしたくなりますね。
30代 女性 wata
最近では、ペットショップはもちろん、SNS上等でもブリティッシュロングヘアーの愛猫ちゃん達をよく見かけるようになりました。インスタグラムで大人気のスムージーちゃんも、ブリティッシュロングヘアーですよね。ブリティッシュロングヘアーの愛猫ちゃん達は、まるでモデルさんのように上手にポーズをとって撮影してもらっている子が多いような気がします。上品な容姿がそうさせているのかもしれませんね。表情も豊かでとっても魅力的な猫種ですし、猫カフェ等でも会える事が出来るので、是非モフモフさせてもらいましょう♪
30代 男性 雪
最近になって長毛種の猫に人気が集り始めましたが、昔は需要が少なかったのでしょうか。と言うのも、ブリティッシュロングヘア同様、長くに渡って存在していたものの、品種として認められなかった品種が他にもあります。それは、シャムの長毛種「バリニーズ」です。バリニーズは長毛であった為、シャムの出来損ないとまで言われ、安価でやり取りされていたようです。そんなバリニーズも、今ではとても人気のある品種ですよね。
ブリティッシュロングヘアの人気が高まると同時に、日本国内でもブリティッシュロングヘアのブリーダーが増えつつあります。他の品種に比べればまだまだそう多くはないものの、ブリティッシュロングヘアをお迎えする事に不自由はしないでしょう。価格についても、被毛の色や柄、顔つき等により前後はありますが20万円前後とそう高価ではありません。
日本ではまだまだブリーダーの数も少ないブリティッシュロングヘアですが、残念ながら既に里親募集されている子猫を見かけた事があります。先天性横隔膜ヘルニアを持っている事が発覚した事から、子猫を手放したいという人も居ました。命を迎えるという事は、先天性の疾患に関してのリスクも考慮してお迎えするべきですね。
女性 飼ってます(⋈◍>◡<◍)。✧♡
我が家は、実家・兄妹・従弟・親戚と、とにかく猫好きで、全部合わせると歴代数十匹は飼ってます(笑)
野良~血統書付きまで、色んな猫ちゃんを飼ったり触れ合ったりしてきましたが、ブリティッシュロングヘアの最大の特徴はどの子も「物凄い表情豊か」な所だと思います。
色んな猫種を見てきましたが、ブリティッシュロングヘア以上に豊かな表情の猫種はいないと思います。
写真だと分かりずらいんですが、ビックリするほど表情が変わります。
人間みたいに考えてる事が分かりやすいというか…
個体差ではなく、この猫種の骨格と表情筋の付き具合や毛並みなどが絶妙で、あの豊かな表情を生み出してるんだと思います。
1度飼うとハマります。
ただし、愛嬌抜群なのに、撫で回されるのは苦手。
猫種的に抱っこや膝乗り等は得意ではなく一人遊びが得意。
自立心旺盛なので、自己中心的な行動を取りますが、
飼い主に対して愛情深いので、ほっとくと自分見てアピールが凄いです。
べったりさせてくれないのに、表情や行動は、かまってちゃん、というなんとも我儘な可愛さで、メロメロにしてきます。
べったりせずに、飼い主の触れるか触れないかの距離感が好きな、何とも生殺しの小悪魔です。
最初は個体差や性格かと思ったんですが、ブリティッシュロングヘア4頭飼いの従弟曰く、どうもこの小悪魔状態が猫種のデフォルトらしいとの事。
猫と意思疎通してるかのようなコミュニケーションと愛情表現をお求めの方にオススメです。