猫があまり構って欲しくないときに見せるサインとは?

猫があまり構って欲しくないときに見せるサインとは?

猫は性格によって甘えるのが好きなタイプもいれば、できる限り自分だけでいることを好む猫もいます。また普段は飼い主に対して甘えて来る猫であっても、時には自分だけの時間を持ちたいと考えることもあるでしょう。猫が自分だけの時間を謳歌したいという気分の場合、飼い主が構うのは逆効果になってしまうため、その態度を慎重に見極める必要があります。

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猫は気分屋?

大きく口を開けてあくびをする猫

猫というとわがままで自分勝手、人にはあまりなつかないという印象を持っている人は多くいますが、実際の猫はどうでしょうか?
猫は犬のように誰から見ても甘えたいんだな、と分かりやすいような行動をあまりしないため、猫はクールで薄情な動物だというイメージを強く持たれがちです。

しかし、猫にも感情があり、犬に次いで愛情表現を示してくれる動物であるのは間違いありません。ただ一つの気持ちをずっと持ち続けることが苦手で、すぐに別の行動に移ってしまうために、冷めていると見られがちです。

気分屋であるのは否定できませんが、一度でも猫と一緒に暮らせばすぐにわかりますが、甘えず、愛情を持たないというのは違います。

猫が甘えたくないときにする仕草とは?

キャットタワーの上から下を見る猫

飼い主と離れた場所で毛繕いをしている

猫が毛繕いをしているのはリラックスしている表れであり、その毛繕いを飼い主の近くで行っていないということは、今は飼い主との関わり合いをあまり必要としていないというサインでもあります。
毛繕いはどこででもすることができますが、その状態でありながら離れた場所でくつろいでいるということは、今は自分だけの時間を堪能しているという意味になります。

飼い主よりも高い場所にいる

猫は高いところに上るのが好きな動物ですが、飼い主を見つけて近くに行きたいと考えればすぐに降りてきます。
しかし、猫がいつまでも高い場所にいて、そこで座ったり寝ていたりすれば、今は飼い主にあまり体を触ってほしくないという意思表示でもあります。

猫が高いところに行くのは、自分が相手よりも優位な立場にいるという自己満足であり、そのような気持ちを持っているときには、相手に近寄って甘えたいという気持ちは持たないものです。
そのため、無理に降ろそうとすると不快感を露わにする場合もあるので、猫が自然に降りてくるのを待っていた方がいいでしょう。

座っていて尻尾をゆっくりと動かしている

猫は自分感情をしっぽで表現することがよくあります。
犬の場合は機嫌がいいと尻尾を横に振りますが、猫が尻尾を左右に動かすのはイライラしたときで、ストレスを溜めている状態の場合が多いのです。

猫の機嫌がいいときには、尻尾をピーンと上に向けて立てているケースが多く、尻尾の振り方が大きくなるほど機嫌が悪くなっています。
猫がそのような状態にあるときは、甘えたいという感情ではないので、尻尾の動きが止まるまで待ってみてください。

猫が甘えたくないときに飼い主が行うべき行動は?

テーブルの上で寝転ぶ猫とパソコンをしている女性

人間でも不機嫌な状態のときには、他の人に接したくないように、猫も同じように放っておいてほしいと考えています。そのような場合に飼い主が行うべき行動とは、どのようなものでしょうか。

離れて自分の好きなことをしている

猫は飼い主と距離を置きたいと考えていても、気持ちの変化が多いため、心のどこかに飼い主のところに行きたいという気持ちも持っています。

しかし、無理に飼い主から近寄れば邪魔だと思われてしまうため、まずは猫自身に飼い主の傍にいたいという気持ちを持ってもらうことが大切になります。
そのため、近寄らずに飼い主の方は自分のしたいことをしていてください。
自分に関心を持っていないと猫が察すると、次第に「寂しいな」「構ってほしいな」という気持ちが芽生えます。

自然に猫が寄ってくるようになりますので、飼い主さんは辛抱して待つというのがベストな対応といえるでしょう。

猫に飼い主の姿を確認させた後で姿を隠す

猫が甘えたくない気分なときに飼い主が現れても、猫にとってはいい感情は抱きません。
それは自分の気持ちに反して、飼い主が触りに来ると考えてしまうからです。

そこで何もせずに姿を消すと、猫は「あれ?」という気持ちを持ちます。
ふだんであれば自分を触りに来る飼い主が、何もせずに姿を隠すと、猫には不安感が生じてきます。

姿を見せない時間が長くなるほど、猫には不安感が強くなっていくので、そこで飼い主が現れると嬉しさが込み上げて飼い主に自分から近寄ってきます。
猫には、このような焦らすという行動を取るのが有効です。

まとめ

寝転んで飼い主の手にタッチする猫

猫は単独行動をする動物なので、何もなければ自分だけで生息することができます。
しかし、人間と一緒に生活をすると人がいるのが当たり前という感覚が生じてきて、単独で生きていくという本能は低下していくでしょう。
しかし感情を持つことができるのですから、時には感情が勝つ場合もあります。

そのような状態になると、飼い主も猫の気持ちを尊重することが大切であり、そのようにお互いを配慮することでいい関係が構築できるでしょう。