ジャングルキャットはどんな生き物?特徴や会いに行ける動物園まで

ジャングルキャットはどんな生き物?特徴や会いに行ける動物園まで

ジャングルキャットというネコ科の動物をご存知ですか?体の大きさは一般的な猫よりは大きいですが、見た目は普通の猫に近いです。そんなジャングルキャットの特徴やペットにできるのかどうか、ジャングルキャットがいる動物園などをまとめました。

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ジャングルキャットの特徴

ジャングルキャットの体の大きさ

Jungle cat portrait

ジャングルキャットはネコ科の動物です。体長は50~75cm、体重は5~16kgで、ネコ科の中では小型です。一般的な猫(イエネコ)と比べるとジャングルキャットの方が大きく、また、イエネコの起源とされるリビアヤマネコと比べてもジャングルキャットの方が大型です。しっぽの長さは、体の大きさの割にやや短いです。

ジャングルキャットの手足

ジャングルキャットは手足が長い特徴があります。それは、水辺や湿地などの生活に適応するためとされています。

ジャングルキャットの耳、目

ジャングルキャットの耳は大きいです。乾燥した砂漠で体温調整に役立てるのが理由のようです。耳の先端に長くないですが、黒色の房毛が生えています。
ジャングルキャットの目の色は黄色です。

ジャングルキャットの被毛

Walking jungle cat

ジャングルキャットは美しい毛並みが特徴です。毛色は、黄褐色や灰黄色などで、亜種によって様々です。子猫時代は、全体的に縞模様が見えますが、大人になると頭、手足、しっぽに黒い縞模様が見られます。しっぽの先端は黒色です。また、被毛に斑点がない個体が多いですが、はっきりとしない斑点の模様がある個体もいます。

ジャングルキャットの生息地

ジャングルキャットは中近東からインド、パキスタン、アフガニスタンにかけて生息しています。森や湖、町の近くなど様々な場所に生息しますが、熱帯雨林には住みません。昼間に行動することが多く、ネズミやノウサギ、トカゲ、鳥などの小動物を食べています。亜種が10種類あり、水に潜って魚を捕まえる個体や、木登りができる個体がいます。


こちらの動画ではジャングルキャットの鳴き声が聞けます。

ジャングルキャットはペットにできる?

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ジャングルキャットをペットにするのは難しい

ジャングルキャットは、地域によって減少しています。生息している地域が広いためすぐに絶滅する状況ではないものの、国際自然保護連合が絶滅の危機に瀕している世界の野生生物のリスト「レッドリスト」の「軽度懸念」のカテゴリにジャングルキャットが指定されています。

また、ワシントン条約にジャングルキャットが載っているため、輸出国の政府が発行する許可書が必要なことから、ペットにするのはとても難しいでしょう。

仮にジャングルキャットを日本に輸入できたとしても、動物愛護管理法で、ジャングルキャットは「特定動物」のリストに入っています。

「特定動物」とは危険な動物のことで、人に危害を加える恐れのある危険な動物を飼う場合は、都道府県知事又は政令市の長の許可が必要です。檻の設置や、マイクロチップの装着など厳しい管理のもと飼育する必要があります。

さらに、ジャングルキャットを飼育しても、飼い主さんを完全に信用することはない性格のようです。ロシアにジャングルキャットを飼育している方がいますが、気に入らないことがあれば、物を破壊したり、襲ってくることもあるそうです。

ジャングルキャットとイエネコのハイブリット種ならペットにできる

チャウシー

ジャングルキャットをペットにするのは難しいですが、ジャングルキャットとイエネコとの交配よって誕生した「チャウシー」という種類の猫ならペットにすることができます。

チャウシーは、体重3.5~7kgのロング&サブスタンシャルタイプに分類される大型の猫です。活発で運動能力が高く、賢くて人と過ごすのが好きな性格です。

ただし、チャウシーとして登録できるのは、ジャングルキャットとイエネコの交配で第四世代以降です。第一世代から第三世代までは気性が荒いため、国によっては飼育禁止や、許可が必要となっています。

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  • 猫の種類
  • チャウシー

チャウシーを迎え入れるには、海外からの輸入が確実です。

ジャングルキャットがいる動物園

東山動植物園

東山動植物園正門
GFDL, Link

ジャングルキャットは日本で唯一、名古屋市東山動植物園で会えることができます。2匹のジャングルキャット、3歳のオスのカイリヤ、2歳のメスのキリーが、スリランカ国立動物園からやって来ました。2019年3月から展示を行っています。イエネコにはない手足の長さや美しい毛並み、ワイルドな雰囲気などを近くで感じられるはずです!

まとめ

Jungle Cat

ジャングルキャットについてご紹介しました。ジャングルキャットはレッドリスト、ワシントン条約に載るネコ科の動物です。体は一般的な猫よりも大きく、手足の長さや美しい毛並みなどの特徴がありますが、見た目は普通の猫に近いと感じるでしょう。生息地域は広いのですが、熱帯雨林に生息しない動物です。そのため動物が擬人化した人気作品「けものフレンズ」では、「ジャングルキャットという名前なのにジャングルのイメージがある熱帯雨林に住んでいないなら「ただのキャット」になってしまう」ということを打ち明けられないキャラクターになっているんです。ジャングルキャットに会いたいという方はぜひ東山動植物園を訪れてみてください!