猫が突然興奮する気持ち
猫を飼っている人なら、猫が突然興奮して家の中を走り回るのは、何度か目撃されていることでしょう。猫のどこかのスイッチが、突然入って興奮してしまう気持ちをあげてみましょう。
1 エネルギー満タン!
猫が興奮しやすいのは、特に夜です。
夜と言っても、深夜から朝方は猫が活動する時間なので、元気になるのも仕方ありません。
深夜になると、昼間休めていた体も、エネルギー満タンになっています。
「よっしゃー!!」と鼻息を荒くして、家の中で狩りの練習でも始めているのでしょう。
猫が突然興奮したかのように見える行動は、溜まったエネルギーを発散させたくて仕方ないのでしょう。
2 トイレが無事に終わった!
猫のトイレハイという言葉があり、トイレ後にテンションが上がり、興奮する模様です。
うんちをした後に起こるのですが、トイレが終わるやいなや猛スピードで走って逃げていきます。
これには理由があり、トイレをする間も、常に敵が来ないか警戒心と緊張をしています。
そして、自分のうんちの臭さから早く逃げ出したい!という気持ちもあります。
なので猫が興奮する理由には「無事にトイレができた、けど臭い!」と言う気持ちなのでしょう。
3 なんかストレス気味!
猫はストレスから突然興奮することもあるようです。
人間でも、ストレスが溜まり限界が来ると、叫びたくなるような衝動になったり、何もかもから逃げ出したい!という気持ちになったりしてしまうものでしょう。
猫もストレスを日に日に溜め続けたら、急に興奮状態になってしまうのです。
興奮すると、物を壊したり傷つけたりする猫もいれば、紙やビニールなどをひたすら噛み噛みしてしまう猫もいます。
4 知り合いの顔を忘れてしまう
猫の行動には、見ていて「ぷっ」と笑ってしまう光景があります。
どうしてか、飼い主や同居猫の顔を忘れてしまうことがあるのです。顔を見て「誰!?」と思ったのでしょう、少し飛び上がり尻尾を太くして走って逃げてしまいます。
一人で興奮していったり来たりするのがおかしく、笑ってしまいます。結局、何事もなかったように平常心に戻るのです。
5 相手の動きが読めない!
猫は常に、相手の動きを把握していると思い込んでいます。
「きっとこのルートを通るだろう」と予測しているのに、違うルートから来たりすると、「何で?」と思ってしまうのです。
例えば、待ち構えてた場所の後ろから来た場合、キッチンに行くと予測したのにトイレに行ってしまう場合などです。
猫も悔しさと驚きから、興奮して物に当たってしまうなんて事があります。
6 なんか血が騒ぐ!
ご飯を食べた後に、猫が突然興奮する場合があります。
いつも食べているのはドライフードですが、この日は新鮮な生肉を食べて興奮気味になってしまったようです。
野生の猫は、獲物を食べて暮らすことから、懐かしい生肉を食べて野生心が芽生えてしまったのでしょう。
体が熱くなり、血が騒いで突然走回ったり、カーテンによじ登ったりして、興奮してしまう場合があります。
7 楽しくて訳が分からん!
一緒に遊んでいて、猫のスイッチが急に入る場合があります。
飼い主にはただのおもちゃ、しかし猫にはされどおもちゃなのです。
おもちゃに興奮してしまい、見たことない華麗なジャンプでキャッチしたり、凄いスピードでおもちゃをかっさらってしまったり、周りにぶつかりながらも遊んだり、飼い主を驚かせます。
おもちゃに興奮すると、どうにかして手に入れたくなるようです。
まとめ
猫が突然興奮することについて紹介しました。
猫が突然興奮してしまうのは、本能が目覚めたり、習性だったり、ストレスからくるようです。
私の猫は、ちょっとマヌケな一面があるので、無意味な行動を見せることもありますが。
猫が突然興奮したときに、猫の興奮具合では、止めようとして手を出すと危険になる場合もあります。猫の興奮がおさまるまで待つのが良いでしょう。
飼い主も猫もケガのないようにしましょう。