猫の爪が剥がれるのは大丈夫?
猫の爪が剥がれるのは大丈夫なのでしょうか。
猫の爪は、爪とぎの上や床にポツンとお米の粒のように落ちていることがよくありますよね。
爪の抜け殻は薄くて白っぽい爪で、まるごと剥がれて落ちているかのように見えるので「猫の爪が剥がれた!」と心配になってしまうこともあると思います。
では、猫の爪が剥がれるのは大丈夫なのでしょうか。
結論として猫の爪が剥がれるのは「通常のこと」です。
猫の爪は、何重もの層になっています。中側の爪は新しく、外側にある爪の層は「古い爪」なのです。猫は爪が古くなったところは、脱皮のように剥がれるのが普通なのです。
猫の爪が剥がれる理由
猫の爪が剥がれる理由はどのようなことが考えられるのでしょうか。
猫の爪が剥がれることは問題ないとしても
- 何のために
- どうして
猫の爪が剥がれるのか理由が気になりますよね。そこでここでは、猫の爪が剥がれる理由についてご紹介させていただきます。
猫の爪が剥がれる理由は猫が爪を噛むから
猫の爪が剥がれる理由は「猫が爪を噛むから」ということが考えられます。猫は器用に爪を噛むことがありますよね。
爪が痒いのかな?と考えてしまいがちですが、猫の古くなった爪は割れるのです。そんな古くなった爪は猫は鬱陶しいので噛んでうまく剥がしているのです。
また、それだけでなく歩いているときに猫の爪がマットや絨毯などに引っかかってポロッと剥がれることもあります。
猫の爪が剥がれる理由は猫が爪を研ぐから
猫の爪が剥がれる理由は「猫が爪を研ぐから」ということが考えられます。
猫は本能的に爪を研ぎます。これは「自分はここにいる」というアピールや縄張り意識によって爪を研ぐのです。
しかし、猫は爪を研ぐうちに古い爪が剥がれてしまいます。猫の爪は、自然に剥がれることはほぼなく、猫が爪を研いで噛むことによって剥がれるのです。
猫の爪が剥がれる理由は猫が爪を鋭くしておきたいから
猫の爪が剥がれる理由は「猫が爪を鋭くしておきたいから」です。
猫の爪は層のようになっており、古くなった上の部分は噛んだり研いだりして剥がしておきたいと猫は考えています。これは爪を鋭くしておきたいことが理由です。
猫は昔、獲物を捕まえて生活をしていました。そんなときの猫の武器は「鋭い爪」です。いつでも鋭い爪で獲物を捕まえれるように、そして襲われても鋭い爪で戦えるように、と猫は爪を剥がすのです。
猫の爪が剥がれて出血していたら
猫の爪が剥がれて出血していたらどのように対処をすれば良いのでしょうか。
猫の
- 手を触ろうとすると怒る
- 爪を切ろうとさせてくれない
などというときに猫の爪をふと見ると「出血している」ことがあります。
猫の爪が剥がれて出血していると心配になってしまいますが、どのように対処をすれば良いのでしょうか。
ここでは、猫の爪が剥がれて出血しているときの原因と出血をするときの対処法についてご紹介させていただきます。
猫の爪が剥がれて出血しているときの考えられる原因
猫の爪が剥がれて出血しているときの考えられる原因はどのようなことが考えられるのでしょうか。
猫の爪は古くなった上の層から剥がれて落ちますよね。通常そのように剥がれた場合には、猫の爪からは出血しません。
しかしどこかに引っかかってしまい「根本から折れた場合」などに爪の付根出血をしてしまいます。猫はカーテンや布生地製品などに引っかかってしまうと慌てて引っ張ってしまうので剥がれて出血してしまうのです。
またその他にも「深爪」をしてしまった場合に、猫の爪の根本から出血をすることがあります。
猫の爪には神経や血管がたくさん通っています。猫の爪切りをするときには十分に注意をしてあげましょう。
猫の爪が剥がれて出血しているときの対処法
猫の爪が剥がれて出血しているときの対処法はどのようにすれば良いのでしょうか。
猫の爪が何らかの原因で出血し、
- 出血が止まらない
- 大量に出血している
などの症状があれば、自分で対処せずにすぐに病院へ連れて行くようにしてください。
出血も少なく、猫も痛そうでないときは飼い主が対処をしてあげます。出血をしている指先を「ぬるま湯」で洗い、患部を確認します。
爪の有無を確認し、無くなってしまっていたとしても血が止まって歩ける様であればそのままにしておいて問題ないでしょう。
化膿をしている場合などには病院へ連れて行ってあげてくださいね。
まとめ
猫は爪を鋭くしておきたいために、爪研ぎをして爪を噛んで剥がすことがあります。
猫の爪は古い層の部分が剥がれるので特に異常なことではありません。
しかし、出血をしているときや痛がっているときなどには飼い主が確認してあげ、病院へ連れて行くようにしてくださいね。