『ふるさとのねこ』写真集のコンセプトや写真展

『ふるさとのねこ』写真集のコンセプトや写真展

『ふるさとのねこ』という写真集をご存知ですか?ページを開くとどことなく懐かしさを感じる写真集、ふるさとのねこ。写真集としてはもちろん、素晴らしいふるさとのねこ写真集なのですが、それだけで終わらないのがこの写真集です。写真集「ふるさとのねこ」とは、一体どんな写真集なのでしょう?そのコンセプトやミニ写真館、撮影秘話などを一緒に見て行きましょう!

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写真集「ふるさとのねこ」について

写真集「ふるさとのねこ」は、動物写真家である岩合光明氏著作の、猫の写真集です。ふるさとのねこは青森県津軽地方をロケ地として、母猫であるコトラとその子猫たちがすくすくと育つ様子やそこに住む猫たちの日常を、1年間かけて撮影しています。

1年間ということは当然、そこには「四季」があるわけで・・・。子猫たちが生まれた春から始まり成長期の夏、だいぶ大きくなった秋、厳しい寒さの中をたくましく生きる冬と、子猫たちの様々な姿を写真集「ふるさとのねこ」では見ることができます。

写真集「ふるさとのねこ」はただ可愛いだけの、猫の写真集ではありません。雄大な自然の中で強く、たまに(いつも?)お茶目に生きる猫たちの生き様が、感じられます。

写真集「ふるさとのねこ」のロケ地に津軽を選んだのは、「日本の原風景を感じたから。」だそうです。津軽の風景には、日本人の心の中にある「ふるさと」が映し出されていると思ったのだとか。津軽に住んだことはなくても何となく懐かしさを感じるのは、だからなのでしょうか。

ふるさとのねこは、2017年度版のカレンダーも発売されていました。実は筆者も、持っています。

ふるさとのねこミニ写真館

写真集「ふるさとのねこ」に掲載されている写真の一部を、ご紹介しましょう。

小さな子猫たちが、皆で連れ立ってお出かけです。ドコへ行くのでしょうか?小さいながらもしっかりとした足取りなのが、伝わってきます。自然のままで暮らす様が、ふるさとのねこっぽいですね!

これでようやく、生後1ヶ月だそうです。しっかりとした顔付きのように見えますが、まだまだ甘えん坊。淡いキトンブルー(生後間もない頃のブルーの目の色。成長と共に、本来の色に変化する)が、美しいです。あなたのふるさとのねこも、こんなお顔、していましたか?

誰もが思わず吹き出してしまいそうな、おもろ可愛い1枚。上を見上げて、何を考えているのでしょうか?お空の雲でも、数えているかのように見えます。「だってりんごの上、気持ちが良かったにゃ!」そんな言い訳が、ふるさとのねこから聞こえてきそうです。

木から降りる時、足を滑らせる一歩手前の、緊迫した場面。明らかに「ヤバイ!」という目を、しています。運動神経抜群の猫でも、失敗することはあります。

きっと地面へ降りた後は、滑ったことなどおくびにも出さず、何事もなかったかのように立ち去るのでしょうね。猫のプライドは、そんなところに落ちていました。

子猫たちが木の上で、勢揃いしています。競って我先にと、木登りしたのでしょうか?どの子が1番だったのかな。みな、「自分が1番!」と言いたげな顔をしています(笑)。

ふるさとのねこ写真展とは?

ふるさとのねこは、2015年7月から2108年5月まで、日本各地の百貨店で写真展を行なっていました。ふるさとのねこ写真展は春、夏、秋、冬の4部構成になっており、津軽に住む猫たちが日々どのように過ごしているのかや四季の移り変わりを感じることができます。

岩合氏の写真展はふるさとのねこ以外にも、色々と行われていますので、ご近所で開催される時は、足を運んで見ると良いですね。筆者も一度、岩合氏の写真展に行ったことがありますが、その時に見たイタリアの猫がトマトパスタを食べる姿を、なぜか忘れることができません。

「猫ってパスタ食べるんだ!」と驚いたからかもしれません。普段中々見ることのできない猫たちの姿が、岩合氏の写真展にはあります。素晴らしい写真を見に行くのはもちろん、猫のことをもっと知りたい方にも、おすすめです。

ふるさとのねこ撮影秘話

ふるさとのねこの撮影は、5月1日から始まりました。ちょうどその時、作業小屋でコトラというメス猫が、出産をしていたそうです。出産後の母猫は、子猫を守るため非常に神経質になっています。

岩合氏は撮影スタッフに作業小屋の外に出るようにお願いし、コトラに一人で話しかけたそう。そうこうしているうち、30分くらい経った頃、岩合氏を信用したコトラは、生まれたばかりの子猫たちを見せてくれたのだとか。

さすがは岩合氏です。猫の撮影歴は40年以上というベテラン中のベテランですから、猫の気持ちを知り尽くしているのでしょうね。

そして、印象的だったのはロケ最終日のこと。はなちゃんという猫に向かってカメラを構えていると、はなちゃんが岩合氏の元に近づいてきました。すると、岩合氏の頰をペロペロと舐めてくれたそうです。今までそんな事は、1度もなかったのに・・・。

そこで岩合氏は、思わず込み上げてきてしまい、津軽から羽田空港に着いた時も、体が動かなくなるほど離れがたいものを感じたと、ふるさとのねこ写真展の紹介動画で、話されていました。

ふるさとのねこの撮影時、岩合氏がいかに猫たちの暮らしに馴染んでいたか、また愛情の深さを感じるコメントです。岩合氏のこみ上げる猫への愛情は、留まることを知りません。

ふるさとのねこ

ふるさとのねこ
1,599円(税込)

2017岩合光昭ねこカレンダー ふるさとのねこ週めくりカレンダー

2017岩合光昭ねこカレンダー ふるさとのねこ週めくりカレンダー
円(税込)

まとめ

津軽の猫たちの日常が、ぎゅっと凝縮された「ふるさとのねこ」。生き生きと、そしてたくましく生きる猫たちの姿が、印象的です。

完全室内飼いが推奨される昨今、自然と共に生きる猫の姿を見る機会は減ってしまいましたが、岩合氏のふるさとのねこでは、その魅力が余すところなく引き出されています。ナチュラルな猫本来の生き様を、見届けましょう。

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