YouTubeチャンネル「ワビサビちゃんねる」に投稿されたのは、保護された子猫が2匹の先住猫たちに受け入れられるまでの様子。
猫たちも飼い主さんにも多くの苦労があったようで…?愛情にあふれて心温まる動画は43万7000回再生を突破し、「みんなで幸せにね」「うれしくて涙が出そう」といった声が寄せられています。
ボロボロの子猫を保護
7年前に譲渡会で出会いおうちに来た子猫の兄弟「ワビ」と「サビ」。時は過ぎ立派な成猫に成長した2匹でしたが、ある日事件が起こります。飼い主さんによると庭から普通ではない鳴き声がしたとのこと。翌朝見てみると、白い子猫が庭に迷い込んでいました。
夜の寒さは堪えるだろうと何とか保護し、飼い主さんは家族として子猫を迎え入れることに。活発でよく遊ぶ子猫、名前は「雪見」に決まりました。雪見は隔離されていたので、先住猫のワビとサビの様子は特に変わりなかったんだとか。
先住猫たちと初対面
数週間後、ノミ駆除が完了した雪見は先住猫たちと柵越しでの初対面をすることに。まずはサビから対面しますが、お互い緊張している様子。興味はあるようですが、サビは逃げていってしまいます。続いてのワビは一旦すぐに逃げてから、「シャー!!」と威嚇していたんだとか。
柵越しでの対面を何日か繰り返しますが、先住猫たちと雪見の間には心の壁が立ちはだかります。一緒の部屋で食事をしてみたりと飼い主さんは様々な趣向を凝らしていたんだそう。対面3日目、4日目と日が経つにつれ、本当に少しずつ距離が縮まっていきます。
だんだんと距離が近くなる3匹
対面5日目にして、ついに直接対面してみることに。接し方が分からない雪見は、サビに突進していきます。威嚇してくるワビにも、果敢に向かっていく雪見。ちょっかいを出しては返り討ちにあい、怪我するほどではないものの時には激しい喧嘩もしていたんだとか。
さらに数日後、遊んだりお昼寝したりと一緒の時間を過ごすうち、本当にいつの間にか3匹は仲良くなったんだそう。喧嘩していたワビと雪見も、お尻をくっつけられるまでの仲になります。心の壁もなくなり、先住猫たちに家族として受け入れてもらえた雪見なのでした。
投稿には「おてんば雪見可愛すぎるっ」「やんちゃでめげない雪見が愛おしい」「もう本当に家族ですね」「何度観ても感動の一言」「みんなで幸せにね」「うれしくて涙がでそう」といったコメントが寄せられています。
YouTubeチャンネル「ワビサビちゃんねる」には、3匹の猫たちのほっこりできる日常の動画が投稿されています。大きな愛情を受けながらのびのびと過ごす猫たちの姿を見ることができます。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「ワビサビちゃんねる」さま
執筆:伊藤 紀子
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。