人気YouTubeチャンネル「さもじとほたねの日常」に投稿されたのは子猫のレスキュー動画です。緊迫の一部始終を捉えた動画は本記事執筆時点で34万再生を記録しており、コメント欄には「子猫を救ってくれてありがとう」「良い出会いが子猫ちゃんに訪れますように」といった声が寄せられています。
鳴き声は雨音とともに
キジトラの男の子「さもじ」くん・黒猫の女の子「ほたね」ちゃんと暮らす動画投稿主さんに新たな出会いが訪れたのは2023年のこと。雨の午後、猫ちゃんの鳴き声を耳にした投稿者さんは、すぐにお外へ向かったそう。
鳴き声を頼りに進んだ先、柵の内側には、キジトラ柄の子猫が。母猫やきょうだい猫を求めてか、ひとりぼっちで鳴き続けていたそう。投稿者さんは突然の出来事に混乱しつつも、保護の用意のため、一度ご自宅へ帰ったといいます。
強力な助っ人と共に成し遂げた保護
キャリーとおやつを持参して現場に戻ったとき、近隣の駐輪場へ移動していたという子猫。柵から脱していたことでスムーズな保護を確信できたのもつかの間、子猫はとても警戒心が強く、おやつを見せても近寄ってくれなかったようです。
保護を困難に感じた投稿者さんは、猫ちゃんの保護活動を行われている知人に助けを求めたそう。子猫は助っ人到着後間もなくに捕獲機に入り、動物病院で初期医療を受けたといいます。
その後は子猫をご自宅へ連れ帰るとともに、フードをはじめとするお世話グッズを買い揃えたという投稿者さん。先住猫のさもじくん・ほたねちゃんと生活空間を分けるため、家具の大移動もされたようです。
次なる課題は里親さん探し!
無事の保護に安堵できたのも束の間。動画後半で明かされたのは、投稿者さんのお宅ではこれ以上の猫ちゃんを迎えることができないという事実でした。懸命に里親さんを探すも、すぐにはご縁を繋げることができなかったといいますが……。
里親さん探しに難航したものの、その後、素晴らしいご家族との出会いに恵まれ、元気に巣立っていったという子猫。新たなお宅では「マロン」ちゃんという素敵なお名前を授かったそうです。
先住猫のさもじくん・ほたねちゃんへの影響を危惧しながらも、鳴き声が聞こえた途端いても立っても居られなくなり、確認に向かったと語った投稿主さん。即断即決の緊急保護の様子を記録した動画には、「さも主さんが気付かなかったらこの子猫ちゃんの命は途絶えてたかもしれません。お疲れさまでした。」「さも主さんのおかげで仔猫ちゃんの命が繋がりましたね。仔猫ちゃん、助かって良かった」等、投稿者さんの行動を賞賛する声が寄せられています。
人気YouTubeチャンネル「さもじとほたねの日常」では、巣立ちまでの子猫を記録した動画のほか、先住猫さもじくんとほたねちゃんのキュートな日常が公開されています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「さもじとほたねの日常」さま
執筆:2525
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。